Gravity〜休校中の君たちへ〜
「なぜ私たちは働くのか?」
「なぜ大人たちは働くのか?」 烏山中学校の先生が働く大人たちにインタビューしました。私たちが生きるこれからの社会は不確実性が高く、予測不可能だと言われています。私たちはこれからの社会をどのように働き、生きていけばいいのでしょうか。時間がある今だからこそ、「働く」「生きる」の大事なことを予習しましょう。 職業:システムエンジニア Wさん Q1:仕事内容は何ですか お客様のオフィスに常駐して技術力を提供しています。仕事内容はお客様の案件ごとに異なりますが、基本的にはITに関わることで、依頼されたことは何でも出来るようにしておく必要があります。従って、現場ごとでニーズが異なるので様々な分野で活躍できるように日々勉強する必要があります。 Q2:なぜ仕事を選んだのですか まず、私が職を選ぶにあたって「長く社会で生きていける可能性の高い職業」を選ぼうと考えていました。まず、この仕事に就く以前は販売業に勤めていました。が、勤めていた販売業では、どんなに頑張ってもその会社の中でしか自分が評価されませんでした。ですが、ITの業界では資格が大変重要視され、自分の努力次第で様々なことに挑戦でき、当然評価も頑張りに比例します。なので今の仕事にとてもやりがいを感じています。 Q3:やりがいや嬉しかったことはありますか やりがいはお客様の期待に応えられた時です。お客様に直接「○○さんにお願いして良かった」と言って頂けた時はとても嬉しく思います。また、案件によっては数百万円を超えるPCサーバを操作することがあり、最先端の技術に触れられ、貴重な体験ができる時の楽しさもやりがいと言えます。 Q4:その仕事に就くための必要な力は何ですか。 私たちに必要な力は「技術力」と「人間力」です。技術力はITやPCに関する知識で、これを養うためには勉強しかありません。人間力は簡単に言うと「良い人だと思ってもらえる力」です。ITの仕事は部屋に籠ってPCを操作して誰にも会わずに出来る仕事だと勘違いされがちですが、お客様や一緒に働く他の会社の人、取引先など多くの人と話さなければなりません。技術力だけではお客様に必要とされません。2つの力がとても必要となります。 Q5:中学校の時にやるべきことは何でしょうか。 何といっても「勉強」です。「また大人は勉強しろとうるさい」と感じるかもしれませんが、そう感じるのは皆さんが勉強の必要な場面に直面していないからだと思います。特に将来の夢が決まっていない人こそ勉強した方がよいです。将来就きたい職業が決まった時にその職業を選択できなかったら悲しくありませんか。私自身、その悔しい思いをし、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔しました。「勉強しなくて後悔はしましが、勉強をして損はありません。」ぜひたくさんのことを学びましょう!」 働くということは、たくさんのスキルを自分から身に付け、活かしていくことが大切だということがわかりましたね。学校での学びも自分から意欲的に掴みに行くことで可能性や力を拓くことができるかもしれないですね。この貴重なお話を糧に、学校が再開したら共に学んでいきましょう! 「今日できることに全力を注げ そうすれば明日は一段の進歩を見るだろう(アイザック・ニュートン)」 |
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