平成27年度 同窓会総会が開催されました平成27年度 同窓会総会が開催されました 5月17(日)に約50名程に集まり頂き、同窓会総会が開催されました。 第一部(総会):会議室 前年度の活動報告、会計報告、役員改選が行われ、承認されました。 第二部(懇親会):ランチルーム 卒業生である湯山賢一氏(昭和33年卒)に「正倉院展と奈良の魅力」をテーマに講演をして頂きました。 湯山氏は小学校時代から歴史が好きで、大学、大学院と日本中世史を専攻され、文化庁、国立博物館で活躍され、平成16年に奈良国立博物館長に就任され現在に至っています。 講演は正倉院の歴史、造り方、奉納品と多岐にわたり、解り易くお話し頂きました。 以下、ポイントを上げて見ますと、 ・正倉院に献納された光明皇后(こうめいこうごう)は日本で 最初に民間(藤原家)から嫁いだ皇后 ・東大寺の大仏は2回の火事に遭い消失したにも関わらず、 正倉院は焼け残った ・正倉院は北倉(ほくそう)・中倉(ちゅうそう)・南倉(なん そう)という3室に分かれていて「校倉造(あぜくらづくり) 」になっている ・宝物は唐櫃(からびつ)という容器に納められており、 湿度の変化が2%以内となっている為、非常に保存状態 が良い ・東大寺献物帳という目録には600点以上書かれており、 14メートルの長さがある ・現在の宝物は約9000点保存されている ・8世紀の文化がこんなに沢山残ったのは、古き物を敬う 日本ならではの気質であろう などなど、色々のエピソードをユーモアを交えながら伺う ことができました。 そして、集合写真を撮り、和やかなうちに会は閉会しました。 来年も5月に総会を開きますので、是非、御参加下さい。 |
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