1学期の終業式にて
7月20日(水)に、平成23年度1学期の「終業式」を行いました。
「終業式での校長の話」 1年生が、入学してもう4ヶ月近く経としています。1年生は、だいぶ学校に慣れ、元気に登校している様子を見てうれしく思っていますよ。先生のお話をしっかり聞いて勉強できましたね。お友達もできました。 2年生は、すっかり学校に慣れて、1年生にやさしく学校案内をしてあげましたね。すっかりお兄さんお姉さんになりました。姿勢もよくしっかり先生と勉強できました。皆さんが収穫したジャガイモはとてもおいしかったですよ。 3年生は、自分たちで学区域の安全マップ作りに取り組みましたね。安全なところ、危険なところを自分たちで調べ、まとめることができました。それをまた、2年生の前で発表でき良かったです。世田谷警察の方にもたくさん賞めてもらい、とてもよい活動でしたね。 4年生は、いつも学校1番の元気な挨拶をしてくれました。校長先生は、とてもうれしかったですよ。お友達をたくさん作り、誰とでも仲良く遊べる4年生になってほしいと思っています。明るい4年生ならきっとお友達の輪を広げてくれると思っています。期待していますよ。 5年生は、よく外で遊んでいましたね。お友達同士のトラブルも少なく、仲がいいですね。やはり、キャンプファイアーがみんなの絆を深めてくれたのですね。担任の先生方も一生懸命盛り上げてくれましたね。学習意欲もあるのでどんどん勉強も吸収していますね。これからが楽しみです。 6年生は、朝も休み時間も1番で校庭に出てくる活発な子たちが多いですね。校長先生が、1番好きな外で元気に遊ぶ子、運動が大好きな子がいっぱいいるのかなと思っています。男子も女子も一緒に遊んでいる学級もありましたね。そういうところがとてもいいなあと思って見てましたよ。校長先生も男の子とよく遊びましたよ。もちろん勉強にもいつも真剣に取り組んでいましたね。もう少し手を挙げて発言する子が増えるといいなあと思っています。それができる6年生だと思っていますよ。 これから皆さんは、教室に戻り、あゆみをもらいます。校長先生は539人すべての子のあゆみを読みました。先生たちは、一生懸命皆さんのことを考え、夜遅くまで学校に残り作っていましたよ。先生方が、皆さん一人一人をとても大切にしていることが、今日のあゆみから伝わってきました。もっともっと素敵な子にしたいと先生たちは思っているのですね。先生からあゆみをいただくときは、礼をして手のひらを上にして両手でいただくのですよ。大切なものをいただきくときは、いつも両手でもらいます。そして家に帰っておとうさんやお母さんに見せるときは、両手で渡しましょう。 さあ、いよいよ夏休みが始まりますね。うきうきして事故や事件に合わないように気をつけましょう。9月1日また、元気に会えることを楽しみにしています。 これで1学期終業式の私の話を終わります。 児童による安全マップ作りこの学習は、文部科学省が、安全教育としてどの学校でも取り組むことを提言しています。児童が、自分で地域の危険場所を調べ、危険を回避し安全に過ごすことをねらいとしています。自分の命は、自分で守れる力を付けていくことが大切です。 「ガードレールは、車から自分を守ってくれるだけでなく、車で連れ去られることからも守ってくれて、安全です。」「この公園のトイレは、汚くて暗いので、危険なこともありそうです。一人で入らないほうがいいです。」など、子供自身の目線で調べてきたことをまとめ、発表していました。 2年生の教室に行って発表したり、世田谷警察のスクールサポーターの方をお招きして学年発表会を行ったりして、総合の学習をまとめることができました。 学校便り特別号
7月19日(水)に、「学校便り特別号」を発行しました。
厳しい暑さが続いておりますが、子どもたちは、1学期のまとめの学習に落ち着いて取り組んでいます。無事1学期を終えることができることを、大変うれしく思っています。保護者の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。 さて、7月号の学校便りで、3つの「あ」についての取組で、間違いがありましたので訂正致します。 本校で取り組んでいる3つの「あ」は、「あいさつ」「あんぜん」「あとかたづけ」です。「ありがとう」は、あいさつの中に含まれます。 「あんぜん」は学校のきまりを守り、安全に過ごすことを意味します。 きちんと確認せず、掲載してしまいました。申し訳ありませんでした。 「規範意識の高い子を育てます」 校長の経営計画の一番に挙げました「安全・安心な学校」作りと本校の目標である「強く 正しく 朗らかに」の「正しく」を受けて、早速1学期、中丸小のルールブック作りに取り組みました。子どもたちに、学校のルールやマナーを身に付けさせ、規範意識の高い子を育てていきたいと考えています。生活指導主任を中心に、生活指導部や給食部で内容を話し合い作成してもらいました。 規範意識の高い子の育成については、平成18年に改定された教育基本法の教育の目的にも明記されております。また、東京都の教育目標の1番に「人格の尊重と思いやりと規範意識のある人間の育成」が取り上げられるほど、思いやりの心と社会生活の基本的ルールを身に付け、社会に貢献しようとする精神をはぐくむことが、今強く求められています。権利と義務、自由と責任について考えさせ、公共心をもち自立した個人を育てる教育を推進していきたいと考えています。 皆でルールを守ることで、気持ちよく生活していけることを実感させていきます。 1学期終業式にあゆみと一緒に持ち帰りますので、ご覧ください。ご家庭でも一緒に取り組んでいただけるところを、お子さんと話し合い実行していただけましたら、さらに効果が上がることでしょう。ご協力に期待しております。 着衣水泳学習のねらい *服を着たままで泳ぐことの難しさを体験する。 *長時間浮かぶ方法を知ることで、海や河川など水中での自分の命の守り方を学習する。 3年生から6年生の児童が、初めて着衣水泳に取り組みました。着衣した状態で、海や川に落ちた時、泳ごうとせず、ペットボトルや服の中の気泡を利用して、静かに浮いて救助を待つことが重要です。良い体験学習が、できたと思います。 7月11日(月) 児童朝会
「遊びについて」
先週、縦割り遊びがありましたね。皆さんが、ボールを落とさないように次の人に渡すというルールをしっかり守り、楽しくゲームをしていたことに感心しました。 特に5・6年生は、一生懸命に走っていましたね。低学年の子たちを楽しませてあげようとする素敵な高学年の子たちだと思いましたよ。 どんなゲームでも、ルールを守り、一生懸命やると楽しくなりますね。 今日は、遊びについての校長先生の考えをお話します。 6月に、5年生と一緒に川場移動教室に行った時のお話です。キャンプファイヤーというのを皆さんは、知っていますか。火を囲んでその周りでゲームをしたり、歌を歌ったりします。校長先生は、火の神様をやりました。本当の神様になりきってやっていたら、とても楽しくなりました。また、来年もやりたいと思いました。5年生の子たちは、火の周りで、歌を歌ったり、ゲームをしたり、踊ったりしました。男の子と女の子と手を組んで、フォークダンスもしました。相手は次々代わっていきますが、どの子も「えー」とか言わずに、誰と組んでも楽しく踊っていましたよ。みんなとっても楽しんでいましたね。最後には、先生方も一緒になってみんなで肩を組んで歌い、友情の絆を深めることができました。帰ってからの5年生の様子を見ているとみんな仲良く、休み時間は大勢の友達と遊んでいますね。みんなが仲良くなり、友情を深めたことをとてもうれしく思います。 1年生や2年生は、まだ小さいので少ない人数で遊ぶことが好きですね。でも3年生4年生となってくると3・4人で遊ぶより、大人数で遊ぶほうが楽しくなりますね。遊びを通して色々な人と関わり、友達が増えていきます。みんなで声を掛け合って、たくさんの人たちと遊べるといいですね。そうすると休み時間が、とても楽しく満足できる時間になりますよ。 さあ、梅雨も明けて、本格的な夏が始まります。今週は、まとめの週ですね。1学期の復習をしっかり行い、楽しい夏休みを迎えましょう。 水泳指導の様子今日は、3年生の水泳を見に行きました。 授業の初めの水慣れとして、軽快な音楽に合わせ水中ダンスをしていました。 とても楽しそうに踊っていました。 意欲を高めるため、先生方は色々工夫していることをうれしく思いました。 6月27日(月) 児童朝会
「人の喜びを自分の喜びとし、人の悲しみを自分の悲しみとすることができる子」
今日は、のび太君としずかちゃんのお話をします。 のび太君としずかちゃんはやがて大人になって結婚します。 のび太君は本当にしずかちゃんと結婚できるのか心配で、 ドラエもんにお願いしてタイムマシンで未来に見に行きます。 そして、こっそり見たのは、結婚式の前の日、 しずかちゃんがお父さん「結婚してうまくやっていけるか心配だわ。」と話しているところでした。その時、しずかちゃんのお父さんはこう言いました。 「大丈夫だ、あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことが出来る人だ。人間にとって一番大事なことなんだ。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると、僕は信じているよ。」しずかちゃんのお父さんは、のび太君のことをそう話したんですね。 校長先生は、皆さんにのび太君のように「人の喜びを自分の喜びとし、人の悲しみを自分の悲しみとすることのできる子」になってほしいと思っています。一人ぼっちの子がいたら一緒に遊ぼうと言ってあげられる子、泣いている子がいたら、どうしたのと声をかけてあげられる子になってください。どこかの学級で、仲間はずれがあったと聞きました。悲しいことです。間違っても人が悲しむことを喜ぶ子だけにはなってほしくないと思っています。 友達の笑顔を見ると、自分も笑顔になり、みんなで笑顔があふれる中丸小にしていきたいですね。 今週は、雨も多く、安全に気を付けて過ごしましょう。 6月18日(土) 児童朝会皆さん、学校で靴箱に靴を入れるとき、そろえていますか。 校長先生は、毎日皆さんの靴箱を見て回っています。 きちんとそろっているかな。乱れている子はいないかな。 乱れている子がいると、あわてて来たのかな。家で何かあったのかな。と思います。 履物をそろえるということについて、長野市の円福寺の住職さんの詩を紹介します。 「はきものをそろえる」 はきものを そろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう 3月11日の大震災から数日後、新聞にのせられた1枚の写真がありました。 避難所の玄関の履物が、きちんとそろっている写真です。 一人一人がきちんとそろえて脱いだのか、誰かがきちんと揃えたのか分かりません。 あんなに大変な時に、きちんと靴がそろえて脱いであるのを素晴らしいと思いました。 外国の記者が、「日本の強さに驚いた。津波は被災地の建物を破壊したが、日本の文化、社会道徳、品行方正さは、失われなかった。」と報じたそうです。 はきものをそろえるという行いは、自分の行いを振り返り、 1歩立ち止まって整えるということです。 やりっ放しにせず、自分を振り返り、乱れを整えるということです。 もう一つ心をそろえるということもありますね。 運動会で皆さんは心をそろえるということを学びました。 心をそろえて演技したから、美しく人を感動させることができたのですね。 その他学級では、列をそろえる、声をそろえるということを学んでいると思います。 日本人が大事にしてきた「そろえる」という行いをしっかり身につけてほしいと思っています。 さあ、学校公開が始まっていますね。 たくさんの保護者の方がいらっしゃいます。 くつをそろえ、気持ちのよいあいさつを心がけましょう。 5月30日(月) 児童朝会
「本当の学力とは」
皆さん、よく 「あの子は、頭がいいね。」 と 友だち同士で話していることがありますね。 頭がいいとはどんなことなのでしょうか。 今日は、学力ということについて私の考えを話します。 皆さんが、頭がいいというのは、国語や算数のテストの点数がよい子だと思っていませんか。もちろん国語や・社会・算数・理科の学習がしっかりできて、テストの点数がよいことは大切なことですね。 でも、それだけで学力が高いとは言えません。それは、学力の一部であって、全てではないのです。他にもたくさん身につけなければならない力があります。 それでは、他にどんな力が必要なのでしょう。 まず、学習の中で、「不思議だな。」「おもしろいな。」「もっと調べてみたいな。」など興味をもち、自分で問題を見つける力です。それがあるから、人はいろいろな物を発明してきたのですね。 また、本や新聞、インターネットからのたくさんの情報を集めたり、選んだりして自分の考えに役立てる力です。 そして、これから最も皆さんにとって重要になっていく力は、自分の考えをもち、それを言葉にしてしっかり伝えたり、友達の話を聞いて自分の考えを深めたりすることができる会話力です。 その他にも物事を判断する判断力、大切なことを決めていく決断力、いろいろなことを創造(想像)していく創造力(想像力)、物事をよく見ることができる観察力などがあります。それらは、どれも点数で図ることはできません。これらの点数で図ることができない力が、年齢が上がるに従って、大変重要になってくるのです。 今日は、学力が高いということは、テストの点数がよいだけでなく、今は話した力を身につけることが大切だということを話しました。 さあ、皆さん。中丸小で様々な力を身につけ、自分の考えを持ち、周りの人と関わり合いながら成長していける人になってほしいと思います。 そのためには、一つ一つのことを努力して取り組んでいきましょう。皆さんのために先生方や私も頑張りますよ。 今週は、水曜日から5年生の移動教室があり、私も一緒に行きます。雨の多い季節になってきました。安全に気を付けて生活してください。 5月2日(月) 児童朝会
「安全・安心な学校作り」
皆さん、前回は目標をもって取り組むことが大切だとお話しましたね。 自分の目標も大事ですが学級の目標をもつこともとても大事です。 校長先生の目標の安全・安心な学校作りで、今日は安心な学校についてお話します。 安心というのはどういうことでしょう。安心は、心が安らぐと書きます。小さい子ならお父さんやお母さんのそばにいると安心な気もちになりますね。皆さんもきっと家に帰るとほっとすると思います。そして自分の居場所がありますね。安心とは、そうことですね。校長先生は、学校がそういう安心なところにしたいのです。 まず皆さんの安全は、先生方が必ず守ります。困ったことがあったら担任の先生だけでなく他の先生も主事さんも皆助けてあげますので言ってください。学校全ての先生が皆さんを大切にしています。安心して学校に来てください。学級ではどうでしょうか。困っている人がいたら助けてあげたり、悲しんでいる人がいたら励ましてあげたりしているでしょうか。勉強で間違えをしたとき笑う人はいないでしょうか。 お友達にやさしく思いやりをもって接することはとても大切なことですね。一人一人がそれらを心がけることでいい学級になります。 一番悲しいこことは、いじめや不登校が出ることです。いじめは、けんかとは違います。喧嘩は仲直りでき、喧嘩する前よりもっと仲良くなれますね。でもいじめは一方的で、一人でなく何人もで一人の子を仲間外れにしたり、悪口をいったり、嫌がらせをしたりします。それを一日でなく毎日のように長く繰り返されます。いじめられた子は、つらくて学校に来られなくなることもありますね。どんな理由があろうともいじめは、してはいけないことなのです。 もし、悲しいことにいじめが起こったら、いじめている子、いじめられている子の両方のお話を聞きます。ご両親もお呼びすることになります。いじめは重大なことと校長先生は考えています。先生方もそのように指導していきます。 安心な学校は、先生方だけでできません。皆さん一人一人の心のもち方で決まるのです。 さあ皆さん今週は、お休みが多く短いですが、一人一人がしっかり取り組める学級の目標を決め、みんなで力を合わせて頑張りましょう。 |
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