集団下校訓練(防災)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生徒の皆さんは各地区ごとに数十名のグループに分かれ、それぞれが地区担当の教諭に引率されて集団下校しました。 奇しくも、先月の28日に私は区の研修で防災教育について学んできましたが、勉強になったと感じた内容を、この場をお借りして皆さんとシェアしたいと思います。 (1)集団の中にいると変に安心してしまう心理のはたらき: a:災害時に周囲に他者がいると異変に気付きにくくなり、b:他者が行動しないと緊急事態と解釈しにくくなり、c:他者がいると「自分は助けないてもいいだろう」という気持ちに陥りやすいそうです。 災害対策は訓練の段階から「主体的に」取り組むことが大切だということが、このことからもよく分かると思います。 (2)正常性バイアス: 人間は災害時でも、「今起きていることは異常ではない」と考えてしまう傾向があるそうです。 結果として、同様に考えて何もしない周囲を見て、安心してしまうそうです。 普段から「あやしいと思ったら行動」という考えをもつ必要があります。 (3)普段からのイメトレや訓練の重要性: a:地下鉄で集中豪雨→とにかく地上へ b:海岸で地震→高台へ c:1人の時に大震災→橋や川から離れる など、普段から「○○で地震が起きたら△△」というシミュレーションを行うことは大切です。 いかがでしょうか。 少しでも皆さんの参考になればと思います。(経営支援部) |
|