未来に羽ばたく生徒たちの活躍の様子をご覧ください。

始業式2

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本日の始業式での校長先生のお話です。
「おはようございます。転入生が、1年生に1名、3年生に2名入り、全校生徒642名で2学期がスタートします。2学期も人の気持ちに配慮し『人の悲しみを自分の悲しみとし、人の喜びを自分の喜びとできる』ように心掛けてください。
 今年の夏休みも、猛暑日が多く大変だったと思いますが、部活動では、水泳部の3年生男子が、関東大会に出場したのを始め、都大会、ブロック大会に出場できた部も多くあり、良い経験ができました。この積み重ねが、本校の部活動をより充実させることに繋がると思います。実際に、3年生の頑張りを引き継ぎ、2年生を中心に、よりレベルの高い活動をしている様子を多く見ることができました。
 また、学習教室で頑張る姿も見ることができました。校外でも各自が、節度ある生活を心掛けていたようで、地域から中学生の行動を心配する連絡もありませんでした。
 そして、大きな事件や事故の報告もなく、新学期が迎えられることを、嬉しく思います。
 しかしながら、大阪市では、中学1年生が殺害されるという痛ましい事件が起きました。日本は、世界の中でも治安が良い国です。しかし、そこに落とし穴があります。夜間外出だけでなく、どうすれば、自分の大切な命を守れるのか、再度、考えてください。
 さて、今日は戦争の悲惨さについて話をします。今年は、第2次世界大戦が終結して70年ということで、新聞やテレビでも様々な特集が組まれていました。
 特に、6月23日の沖縄戦終結の日、8月6日広島、9日長崎への原爆投下の日、そして8月15日の終戦記念日は日本人として忘れてはならない戦争の悲惨さを体験してきた日です。
 しかし、戦争の悲惨さを味わってきたのは日本だけではありません。日本は戦争によって朝鮮半島や中国、そしてアジアの国々と人々に大変な被害を与えてしまったことも忘れてはいけません。これからの国際化社会を生きていくためには、正しい認識が必要になります。
 皆さんは、実際には戦争を体験していませんが、『戦争を二度と起こしてはいけない』ということは誰でも共通した考えだと思います。しかし、いじめと同様根絶はできていません。そして、戦争を起こさないための方策も様々です。
 今までも、皆さんには、『正しく判断して行動するためには、その根拠となる知識が必要です。』と話してきました。実際に戦争中のことを私たちは、どの程度知っているのでしょうか。知らないことは沢山あります。この機会に正しく判断するための根拠となる知識を広げる努力をしてほしいと思います。そして、平和への貢献への具体的な考えてをもてるようにしてください。
 さて、来週から、学舎あいさつキャンペーンが行われます。登校中に、地域の方が声を掛けてくださるかも知れません。先手を打って気持ちの良いあいさつをお願いします。
 2学期は、修学旅行、職場体験、移動教室、部活動の新人戦、区の陸上大会、合唱コンクール等があります。1学期同様、いずれの行事に本気で取り組み成長してほしいと願っています。
 そのためにも、教室の右前に掲示してある教育目標や学舎スタンダードを意識しながら、1日1日を大切に過ごしてください。以上で終わります。」
もう一度、校長先生のお話を振り返り、何が大切なのか何をすべきなのかをしっかりととらえて、目標をもって過ごしてほしいと思います。(副校長)
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