全校朝会以下、全文です。 「先週の始業式と入学式、そして対面式を終え、今日からいよいよ本格的に平成29年度の船橋希望中学校の学校生活が始まります。新しいクラス、新しい先生、特に1年生にとっては初めての中学校生活。4月の最初は、誰もが不安定な気持ちになる時。だからこそ、大切にしてほしいものが「あいさつ」です。 「あいさつ」とは、人間社会において、人と人とが気持ちよく生活するのに欠かせないものです。例えば、社会科の授業のチャイムがなったとたん、先生が教室にはいり、挨拶なしに、いきなり歴史の教科書を読み始めたら…と考えてみてください。授業を始める前の挨拶は、これから50分間の授業をする先生と授業を受ける生徒がお互いの存在を確認するという大切な行動です。 ただしすべての挨拶が「おはようございます」というような言葉かけだけではありません。お辞儀という腰をかがめる動作も挨拶なら、小学校低学年がよくやっているハイタッチも挨拶。世界を見渡すと、ニュージーランドのマオリ族では鼻と鼻を合わせる、というものもあります。これらに共通しているのは、相手との信頼関係を高めるためのものである、ということです。 さて、それぞれ進級したみなさんは、どんな場所で、どんな挨拶をすることで、相手と距離を縮め、信頼関係を築いていけるようになるか、対人関係の大切な学習をしていってください。 でも、船橋希望中の生徒なら大丈夫だと確信しています。入学式で一年生の背中から、すばらしい合唱曲で出迎えてくれましたし、対面式では、少しでもスムースにスタートが切れるよう、パワーボイントや画像、そして笑いをとるパフォーマンをしたりして、ものすごく分かりやすく中学校生活の紹介をしてくれました。これらも全て立派な挨拶です。私は、今後一年間、君たちがどこまで成長するか楽しみにしています。 では、私の朝の挨拶をおわります。」 気持ちのよい学校生活はまず挨拶からですね。 かけられた側が笑顔になるような笑顔の挨拶を心がけてほしいと思います。 経営支援部 松本 |
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