始業式の様子1「始業式の学校長の話」 おはようございます。 今日から新年度の学校生活が始まります。5月1日から年号が「令和」になりますが、年度の区切りとしては「平成31年度」も使われます。そして明日の入学式では、249人、7クラスの10期生を迎え入れます。船橋希望中学校がスタートしてから最も大きな学年になります。 8期生、9期生は、この学校で2年間、1年間を過ごし、それぞれフナキボの魂とも言える集団の力を身につけてきました。船橋希望中学校の生徒の評判は区内だけでなく、先ほど着任された先生からの話にあったように区外の学校でも有名になっています。全体集合の並び方や、部活動で試合に行った時の立ち振る舞い方、シャワーのようなあいさつなど、よいところを沢山あげることができます。 しかし、自分たちの学年でこの評判を落とさないように、と思うとプレッシャーがかかります。部活動の春の大会で先輩たちが優勝したのに、自分たちの代では予選敗退だったらどうしよう、というプレッシャーと似ています。この重圧をはねのけるにはどうしたらよいか。 そんな時に大切なのは、人間は時には失敗をする存在であるという考え方です。「私、失敗しないので」というテレビ番組がありましたが、一生のうちに1度も失敗をしないなどという人はまずいません。様々な行事の準備などで失敗があっても、そこから立ち直るためにひたむきな努力を続けていくこと。この真摯な姿勢こそが、フナキボ魂の集団力の源だと思っています。 10期生が入学してきたら、先輩としてぜひ励まし、応援してあげてください。朝会の時、1年生を2、3年ではさむフナキボ伝統の並び方には、1年生を先輩たちが大きな器で包み込んであげる、という意味が含まれていることを忘れずに今年度1年間を過ごしてください。 |
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