全校朝礼(1・3年)学校長の話
おはようございます。
今日は令和4年度初めての朝会です。 今月初めの新聞に米国の疾病対策センター(CDC)が全米の中高生に行ったアンケート結果を伝えていました。その中で目立ったのは、コロナ禍で学校が長く休校になった地域では精神的な落ち込みや絶望を感じた学生が約半数近くいたこと。人種差別を経験した学生もアジア系の人で6割以上いたことです。 ところが、学校が早く再開した地域やオンラインで学校とつながりを持てた地域では「学校でおとなや友だちから大切にされ、支えられ、学校に居場所がある感覚」を持つことができたので、絶望を感じた割合が大幅に低かったという結果が出ていました。 アメリカの疾病対策センターでは「このような学校とのつながりが青少年の逆境に負けない力の源になる」と強調していました。 令和4年度の船橋希望中では、学校とのつながりはもちろんのこと、先生とのつながり、クラスや学年の友だちとのつながり、そして先輩や後輩とのつながりを濃く意識できる学校生活をめざしていきましょう。 行事も「できる、できない」ではなく「どうしたら心のつながりが持てるか」を考えながら生徒も、そして先生も、もちろん私も含め、みんなの英知を集めて工夫していきましょう。 もちろん、感染対策は引き続き徹底することが求められます。何といっても世田谷区で一番生徒数が多い中学校です。でも、どうせなら心のつながりが感じられる学校としても世田谷区で一番をめざしていきましょう。 |
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