未来に羽ばたく生徒たちの活躍の様子をご覧ください。

久しぶりの対面朝礼

壇上から見ていても朝礼の時の集中力は「さすがフナキボ生」というレベルです【菅野】

全校朝礼での校長の話

 令和5年もいよいよ12月、師走です。あと3週間で終業式。インフルエンザも流行っていますが、睡眠とバランスの良い食事をとって病気に負けない体を作ってください。
さて今日12月4日から一週間は「人権週間」です。これは1948年12月10日にフランスのパリで採択された「世界人権宣言」から続いているものです。人間はオギャ〜と生まれた瞬間、誰にでも基本的人権がある、という考え方を世界中に広めることを決めたものですが、それから75年も経っている今でも世界中いたるところに人権を踏みにじる行為が無くならないためにこの人権週間を設定しました。ウクライナやガザ地区での戦争で多くの子どもの命が日々奪われたことや、障害者や外国人への差別などの人権侵害はニュースで話題になります。しかし、ニュースにならなくても、インターネット上の誹謗中傷やいじめはみなさんの身近なところでたくさん起きています。もちろんこの船橋希望中学校も例外ではなく悩んだり苦しんだりしている人がいます。
 みなさんが使っているSNSは世界人権宣言が出された75年前には陰も形もありませんでした。当時は、何人かの人が言い争いをして、傷つく言葉を投げかけたとしても、直接「今の言葉傷ついた」といえば「そうだったのか。ごめん」と解決できることが多かったのです。しかし現代は、「こんなこと言われた」とSNSでつぶやくと、当事者がまったく知らないところで見ず知らずの人たちに「そんな発言するなんてひどいやつだ」「許さねえ」「みんなであいつの発言拡散しようぜ」と本当は謝ろうと思っていたかもしれない人を取り囲んで言葉の暴力でいじめることができてしまいます。ここにSNSでのいじめ問題解決の難しさがあります。
 いじめなど人権問題を解決する上でな大事ポイントを2つあげます。
 1つ目は、人ごととして捉えず自分のこととして考えること。法務省のホームページに人権を扱ったショートストーリーYouTubeが載っています。是非見てみてください。
「法務省 誰かのことじゃない」と入力してみましょう。
 2つ目は寛容な心を育てること。「やった行為は許されないことだけど、その人そのものは許そう」と考えられるようになることです。昔からのことわざ「罪を憎んで人を憎まず」はまさにこの精神をあらわしています。
 以上で話を終わります。



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