先生!これっ!これこれ!!お友だちです。 「これめっちゃうまい!!最高!」 「これ」じゃなくて、「きな粉芋」って いうんだよ。名前を覚えてね。 そんな自分の言葉は届かず、必死で美味 しいことを表現してくれるみんな。 嬉しいな〜と心から思えます。 美味しいと意見を寄せてくれたのは5− 3のお友だちだけではありませんでした。 4−3のお友だちも、私を遠くで見つけ るや否や、 「先生、きな粉のやつ美味しかった〜!」 と大きな声で感想を伝えてくれました。 美味しいといって食べてくれてありがと う!作り手にとってこれほど嬉しいこと はありません。 ただ裏話を一つ紹介させてください。 初めて作る料理はその作る際に調理員に 具体的な作り方の説明やこの料理を作っ た理由を共通で理解出来ていることが求 められます。 きな粉芋は今回初めて作る献立です。 調理員さんに、作る時のイメージや完成 図、この料理ができるまでに巡らされた 思考や献立に対する思いを伝えることが 必要でした。 しかし、それが調理員に上手く伝わって いなかったため、給食を作り終わった後、 良かったと胸をなでおろしている調理員 の姿を見て、きっと不安な思いにさせて しまったんだなと反省しました。 給食は栄養士だけでは出来ません。 献立を考える栄養士と、それを形にする 調理員が意思疎通出来て初めてできるも のです。 今回の経験を通して、献立を作る際だけ でなく、それを調理員に正確に伝えるこ とにも力を注いで行って行こうと思いま した。 |
|