校長講話「限界を決めない」

　先週の水曜日から2泊3日で、5年生と川場移動教室に行ってきました。3日間ずーっと一緒だったので、今まで気づかなかった5年生の良いところをたくさん見つけることが出来ました。同じように5年生自身も自分の知らなかった良さや強さに気付いたのではないでしょうか。

　川場の山登りは、小学生が登る山としては、結構きついです。そこをゆっくりと時間をかけて登ります。宿舎出発から帰ってくるまで、約6時間歩きます。今までそんなに長い時間歩いたことがない人がほとんどです。何度も、「ダメだ！疲れた！」という声を聞きました。でも、励ましあって何とか全員で最後まで登り切りました。終わってみると、よく、あんなに頑張れたなあと、自分の頑張りに関心する人もいたのではないでしょうか。

　もうだめだと思った時、本当に限界なのか、もしかしたらもう少しできるのではないだろうかと、ほんの少し前に進んでみてください。結構できるものです。自分の可能性を決めないで、少し前、少し前を目指して皆さんも頑張っていきましょう。