☆12月23日(金)の給食・ココアパン ・フライドチキン ・ポトフ ・カルピスゼリー 【 産 地 】 鶏もも肉:北海道 生姜:高知 にんにく:青森 鶏ガラ:国産 ウインナー:東京都 豚肩ロース:神奈川 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 キャベツ:愛知 マッシュルーム水煮:インドネシア産 みかん缶:国産 【 今日 の 一言 】 本日が2学期最後の給食となります。クリスマス前ということで、少しでも生徒に冬休みのワクワク感と、2学期が終わった達成感を味わってもらえればと思い、フライドチキンとデザートを作りました。 フライドチキンは、肉屋さんにそぎ切りしてもらった鶏もも肉に生姜・にんにく・白ワイン・醤油で下味を漬けた後、塩・黒こしょう・オールスパイス・小麦粉・片栗粉を混ぜた物をまぶして揚げています。1回ごとに5分間揚げているのですが、その間、調理員さんは揚げ釜のそばを離れず、肉同士がくっつかないよう網で時々混ぜながら、さっとすくって肉を空気に触れさせて「二度揚げ」のようにするなど、丁寧に仕上げてくれています。そのおかげで、すごくカリッと仕上がりました! デザートはカルピスゼリーです。今日は揚げ物があるので、あまり手の込んだ物が作れないこと、また生クリームなど加熱できない物は給食では使えないことで、給食ではゼリーや焼き菓子などのデザートに限定されます。今日の食べ合わせを考えて、すっきりした美味しさとフルーツも入った「カルピスゼリー」にしました。 ポトフは、ウインナーとやわらかい豚肩ロース肉、人参、玉ねぎ、じゃが芋、マッシュルーム、キャベツ、そして最後にかぶを入れました。入れる順番を調理員さんはいつもしっかり考えてくれるので、人参もじゃが芋もやわらかく、かぶは煮崩れしたり溶けたりせずに作ることができました。味付けはシンプルな塩・こしょうなので、肉と野菜のうま味が引き立ってとても美味しかったです。 次の給食は新年を迎えた後です。2023年最初の給食は、カツカレーを予定しています。来年も美味しくて安全、安心な給食を目指して!みなさん、良いお年をお過ごしください。 ☆ 12月22日(木)の給食・ご飯 ・カミカミサラダ ・牛すき焼き煮 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 大根:世田谷区 人参:千葉 ごぼう:青森 きゅうり:宮崎 ホールコーン:アメリカ産 ハム:埼玉 にんにく:青森 レモン:愛媛 白ごま:スーダン・パラグアイ産 牛肩肉:岩手・福島 玉ねぎ:北海道 えのき:長野 白菜:茨城 白滝:群馬 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:世田谷区 うずら卵:愛知 【 今日 の 一言 】 前日の「ほうとう」は、ホームーページでも綴らせてもらったとおり、反省点だらけでした。しかし、麺の残菜は10%未満でした。給食を大切に食べてくれた生徒と先生に感謝です。キャンディポテトは9%と、前回よりも多めでした。ほうとうのカボチャの味と似通ってしまったのかもしれません。エネルギー的には、さつまいもかお好み焼き系のような「高カロリーのおかず」を必ず入れないと、献立として成り立たなくなってしまうので、できれば組み合わせを考えたいと思います。ただ、うどんは作業量が多いので、もし同じになってしまったらすみません。この日、1番残りが少なかったのは和風しらすサラダでした。しらすの塩気がたまりません!他の野菜と一緒に食が進みました。 さて、この日はおそらく砧中で初めてかと思われます。牛肉を使った「すき焼き煮」です。しょうゆ、砂糖、酒、みりん、水で割下を作り、そこに牛肉、人参、玉ねぎ、えのき、白菜、豆腐、白滝、長ネギ、うずら卵を入れて煮ました。 しかし、残念ながらこの日は娘が発熱のため、私は給食を食べることができませんでした。とても残念です!せめて、生徒たちが美味しく食べてくれていたらいいなと願うばかりです。調理のチーフから話を伺ったところ、牛肉の脂が、もしかしたら全体を脂っこくしていたかもしれないとのことでした。なので、次回は牛肉は別に調味料で煮て、味を染み込ませつつ余分な脂を落とした後で、すき焼きの中に入れようと思います。そうすれば、生徒たちのお腹への負担も少なくしつつ、よりたくさん食べてくれるのではないでしょうか? 牛肉は毎年必ず使えるわけではなく、「野菜の高騰が続いている」など予算の問題が起きていないときでないと使えません。今年は世界情勢の関係で食材の値上がりが問題視されていますが、去年から続いていた玉ねぎ、人参、じゃが芋の高騰が今年に入って治まったので、給食は安定して運営ができています。場合によっては、牛ではなく豚を使うことになりますが、豚肉なら今日のように野菜と一緒に煮る方法で問題ないでしょう。食材の種類によって、調理法を考えて、どうすればより美味しくなるか模索する。調理の醍醐味ですね。これからも、砧中学校の給食をよろしくお願いします。 ☆12月21日(水)の給食・ほうとう ・キャンディポテト ・和風しらすサラダ 【 産 地 】 豚肩肉:青森 人参:千葉 大根:世田谷区 しめじ:長野 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 赤みそ:国産 ねぎ:世田谷区 カボチャ:鹿児島 ほうれん草:群馬 さつま芋:千葉 キャベツ:愛知 もやし:栃木 しらす干し:茨城 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日は12月22日冬至の前日ということで、かぼちゃを使った山梨県名物「ほうとう」を給食で作りました!ただ、反省点だらけです。食べ終わってみて、いくつも改善点が見つかりました。次回の実施はおそらく来年の冬至なので、忘れないように調理員さんと先ほど対策を練ったところです。 まず、今日のほうとうの味付けは、味噌が控えめ、しょうゆを多く使っています。「ほうとう」は味噌を味付けのメインとして使いますが、今回の味噌と醤油の割合は4:6です。これは、味噌の味を強くすると残菜が出やすいという経験に基づいたものでした。今までの小学校では、しょうゆの味を強くした方が子供たちも食べてくれたのですが、中学生ならもっと本場の味に近づけるべきでした。 さらに平べったい「ほうとう麺」についてですが、給食では麺を茹でた後、麺同士がくっつかないように冷水でしめているのですが、これを平べったい「ほうとう麺」で行ってしまうと「麺と汁が全然からまずに、麺を食べても味がしない」「麺によって汁もすぐ冷たくなってしまう」などの問題が起こりました。確かに、「冷やしうどん」はあるけど、「冷やしほうとう」は聞いたことがないです。元々、麺自体が、うちの学校のやり方に合っていなかったのだと思います。 最後に、かぼちゃはやわらかく仕上がったのですが、汁にほとんど溶けませんでした。そのため、「かぼちゃ色」の汁にならず、いつもの「うどんつゆ」と同じような見た目になってしまいました。 これらの悔しい思いは決して忘れず、来年実施するときは「味噌を増やす」「麺は必ず冷水でしめないといけないので、普通の細いうどん麺に戻して汁とからまりやすいようにする」『かぼちゃはスチコンでやわらかく蒸しておいて、「半溶け」から「汁に完全に溶けた」状態にする』ということを目指して作りたいと思います。 サラダとキャンディポテトは美味しかったです。サラダは「しらす」の食感と塩気、キャンディポテトはさつま芋とバター・砂糖のシロップの甘味で、それぞれの料理の良さが出ていました。 また、昨日のチャーハンといかチリソース、わかめスープはよく食べてくれていました。作り慣れている料理は、安定した美味しさが出るだけでなく、子供たちも食べ慣れているので、とても安心感があります。今日の「ほうとう」で、日常的な料理のありがたさを強く感じました。しかし、安定感のあるメニューを取り揃えていくためには、新しいことにチャレンジしなくてはなりません。明日は牛肉を使った「すき焼き煮」です。これも砧中初チャレンジです。大丈夫です。きっとうまくいきます! ☆12月20日(火)の給食・チャーハン ・いかチリソース ・わかめスープ 【 産 地 】 生姜:高知 ねぎ:世田谷区 ハム:埼玉 卵:栃木 万能ねぎ:福岡 いか:ペルー産 鶏ガラ:国産 鶏肉:北海道 人参:千葉 たけのこ水煮:熊本・福岡 えのき:長野 もやし:栃木 わかめ:三陸産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は中華です!チャーハン、いかチリソース、わかめスープです。 チャーハンは今日も美味しい!ラードとしょうゆ、塩でご飯を炊いて、溶き卵・ねぎ・ハムなどの具を混ぜながら釜でご飯を炒めます。まるで巨大なフライパンのように、調理員さんは力いっぱい炒めてくれます。給食は、おかずと一緒に合わせて食べるので、強く味付けはしていませんが、ほんのり感じるラードの中華風味、醤油と生姜の香りが食欲をそそってくれます。この後でいかチリを食べて、スープで喉を潤したら、もう最高でした。 いかチリソースは、いかの切り身35gと小さめのサイズを使っています。1人2個ずつです。これまで、「いかとじゃが芋のチリソース」というメニューで手作りチリソースをからめた料理を何回か出してきました。このメニューは元々、私がこれまで勤めてきた小学校で「いか」を子供たちが噛み切るのが大変だったため「じゃが芋」と合わせて作った自慢のレシピでした。しかし今日食べてみて、中学生なら「いか」だけの方が美味しく食べられるかもしれないと思いました。いかは弾力を感じつつも、噛み切れやすい、食べやすい物が届きました。業者さんありがとうございます。チリソースは前回チャーハンと合わせて食べてみると、「油っこい、くどい」と感じる部分もあったので、今回はごま油の量を減らして、生姜とねぎの量を増やしてみました。チャーハンと一緒に美味しく食べることができたので、今後はこの分量でいこうと思います。 わかめスープはちょっと味が薄かったので、塩をたしました。それでもある程度冷めた状態で食べるとやっぱり薄め。チャーハンといかチリの人気に押されて、ちょっと残菜が出てしまうかもしれません。砧中ではスープが残りやすい傾向にあるので、1月からは水分の量を減らしてみたいと思います。そうすると、具沢山になりやすいですが、今の塩分量のままでしっかりめの味付けができます。どちらの方が砧中向きか、試してみたいと思います。 昨日の給食では、コロッケがほぼ完食でした。お休みが多くても、人気は相変わらずです。今日の給食もそうですが、調理員さんが大変な作業でもいつもていねいに作ってくれているおかげで、私たちは美味しく食べることができています。子供たちにもそのことが伝わってきているのか、1番の悩みだった牛乳の残りが最近減ってきています。とても嬉しいです。 ☆12月19日(月)の給食・ご飯 ・コロッケ ・ほうれん草のごま和え ・豆腐とわかめのみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 ポテトフレーク:北海道 もやし:栃木 ほうれん草:群馬 赤みそ・白みそ:国産 えのき:長野 豆腐:愛知・佐賀 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 わかめ:三陸産 ねぎ:千葉 【 今日 の 一言 】 今日は中はやわらかくてクリーミー、外はサクサク、とっても美味しい手作りコロッケです!中がやわらかいのは、玉ねぎのみじん切りが多めに入っているから!玉ねぎの水分が、まろやかクリーミーな食感にしてくれます!豚ひき肉、レバーミンチ、人参、大豆のみじん切りも入っていて栄養満点です! ごま和えは、今日もしょうゆ、みそ、ごまの味がちょうどよく調和しています。やわらかく茹でたほうれん草にからんで、とっても美味しいです! みそ汁は、今日は珍しく強めにみその味が付きました!いつもは予定使用量を全部使い、場合によっては塩を足すのですが、今日は逆にみそを少し残しました。いつもと赤みそ・白みその量は変わらないのですが、おそらく中の具と野菜の水分が多い少ないなどの状態による変化だと思います。同じレシピでも、違う味に仕上がる、どう出来上がるかわからないのが、料理の魅力の1つですね。 今日はとっても寒いです。ぜひ、サクサクコロッケを食べながらご飯を食べて、野菜のさっぱり感を味わって、みそ汁を飲んであったまってほしいです。 ☆12月16日(金)の給食・えびクリームライス ・ポテトとブロッコリーのサラダ ・りんご 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ(国産) 玉ねぎ:北海道 人参:千葉 鶏ガラ:国産 マッシュルーム水煮:インドネシア産 えび:インド産 調理用牛乳:東京牛乳 生クリーム:北海道 粉チーズ:ニュージーランド産 パセリ:千葉 じゃが芋:北海道 ブロッコリー:世田谷区 レモン:愛媛 りんご:青森 【 今日 の 一言 】 今日は手作りホワイトソースにエビを加えた「えびクリームライス」です。ホワイトソースは、醤油やケチャップなどが使えないため、塩、こしょうでの味付けとなります。しかし、味が薄いと感じた場合、いくら塩を足しても塩味が強くなるだけなので、いかにして料理にコクを出させるかが勝負となります。ご飯にかけて食べるのなら、なおさらです。そのため、肉は全体に広がりやすい豚ひき肉を使い、最後に粉チーズを入れました。肉と乳製品によって、旨味とコクが強まります。 前回、10月にこの料理を作ったときは、1人分でご飯が197g、ソースが226gで、ソースの方が多くでき上がりました。ソースが多い方が子供も食べやすいだろうと思っていたら、ご飯の残りは少なく、ソースの残りが多いという結果になってしまいました。 そこで今回は、ソースの全体量を0.85倍に減らしました。結果、1人分180gの減量に成功したのですが、全体的にサラサラな「スープカレー」のような仕上がりになってしまいました。ルウの比率は確認したのですが、やはり大量調理は一筋縄ではいかないようです。 次回はルウの量だけを少し増やそうと思ったのですが、いつも校長先生と副校長先生が一足先に食べる検食で、副校長先生から「美味しい。エビの風味を強く感じる」という嬉しい感想をもらいました。私自身、ホワイトソースはねっとりコッテリよりもサラサラな方が食べやすいと思っているので、もしかしたら生徒もそうかもしれません。今日の残菜率を見ながら、しっかりと検証したいと思います。 サラダは、今日は世田谷区産のブロッコリーを使っています。実は私は、子供の頃ブロッコリーが食べられませんでした。今でも、味を想像すると苦手なイメージが出てきてしまいます。しかし、苦手な人でも食べられるように、ドレッシングの配合に力を注ぎました!今日のドレッシングは、オリーブオイル、マヨネーズ、しょうゆ、酢、砂糖、塩、おろしにんにく、レモン汁から作りました。これがじゃが芋とブロッコリーにピッタリ合います!苦手な人も勇気をもって、ぜひひと口食べてほしい! りんごは、今日も青森県のサンフジが届きました。前回よりも甘さと食感が良くなったように感じます。この品種は、これから先が美味しさのピークを迎えます。みなさんも楽しみにしていてください! ☆12月15日(木)の給食今日は世田谷区自慢の「大蔵大根」を使った「おでん」です。大蔵大根は煮崩れしにくく、味が染み込みやすいので、煮物やおでんに最適だと料理人の間で評判だそうです。食べてみて、私自身「なるほどその通りだ!」と納得しました。 今日のおでんは、大蔵大根、じゃが芋、こんにゃく、昆布、ちくわ、さつま揚げ、そしてウインナーとうずら卵を使っています。私自身が子供の頃、野菜もおでんも苦手だったので、そんな子でも食べやすいおでんを目指して作ったレシピで、小学校では好評でした。果たして砧中学校ではどうか!? 炊き込みおこわは、米ともち米を半分ずつ使って酒、しょうゆ、塩で炊き込みました。後混ぜの具はやわらかい豚肩ロースの細切りと、千切りしたたけのこ、人参、油揚げとえのきです。それらを塩、しょうゆ、みりん、だし汁で炒め煮しました。食べてみるとこれが美味しい!和風だしベースの優しい味を感じつつ、時折くる豚肉と油揚げの濃厚な味がたまりませんでした。 辛子醤油和えは、もう少し粉辛子を増やそうかなと思いました。和食メニューの中で、食べると気分が一気に変わる、さらに美味しい辛子和えになるかもしれません。 結果は、おでんの残菜がかなり多く出ました。おこわと辛子和えはそこまでではなかったです。これは私の責任です。私自身、1人分食べてみると満足感が大きくて、食べ終わってみて「おかわりしたいか?」ともし聞かれたら、「いえ、もう大丈夫です。」と言ってしまいそうなくらいでした。原因は、タンパク源の多さです。おこわの豚肉と、おでんのちくわ・さつま揚げ・ウインナー・うずら卵と、肉肉しさを強く感じて重かったです。野菜、特に大根のさっぱり感を強くしてバランスを取るべきでした。そもそも、今日の3品で中学生の栄養量を満たそうと思わずに、デザートにみかんを付ければ、おでんの量をもっと減らせます。次回はそのようにしたいと思います。次回に向けて、さっそく大根の量を増やし、ちくわ・さつま揚げ・うずら卵の量を減らし、特にウインナーは一気に1/3くらいにまで減らしました!今日は、1クラスあたりの人数が多い3年生が、特に影響を受けていました。次は食べやすくするからごめんね…。 それにしても、中学生の栄養を満たしつつ食べきれる量にする、この難しさを改めて感じております。子供たちと同じように、私も毎日勉強です。 ☆12月14日(水)の給食・パインパン ・ポテトミートグラタン ・ABCスープ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:青森 玉ねぎ:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 じゃが芋:北海道 シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ産 パセリ:千葉 ベーコン:千葉 人参:千葉 鶏ガラ:国産 キャベツ:神奈川 ホールコーン:アメリカ産 【 今日 の 一言 】 今日はパン、グラタンと、アルファベットマカロニが入ったABCスープです。今日のように「4時間授業で終了」という忙しそうな日には、この組み合わせにしています。 グラタンは、肉、野菜などいろんな食材がたくさん使えて栄養豊富で、生徒も好きな味の料理です。ですが、調理にはオーブンを使うので、主食は調理しない普通のパンになります。そうすると、スープが欲しくなるのですが、ここで数合わせのために適当な具材を入れたスープを出すと、残菜が一気に増えます。グラタンとパンで、ボリュームも取られてしまうので、グラタンに負けないような、生徒が食べたくなる人気のスープが必要です。それが「ABCスープ」です!他にも、ABCミネストローネや、リボンの形をしたマカロニの入ったスープなど、派生メニューもあって、それぞれ活躍してもらっています。 グラタンはお皿などを使わず片付けがしやすいので、生徒や先生が急いで片付けをしなくていいように、忙しそうな日に作るようにしています。「今日はグラタンなら、やっぱりABCスープだ!」と組み合わせを見抜いた生徒もいたらしいですが、ちゃんと理由があるんです(笑) ポテトミートグラタンは4月以来の登場になります。いつものホワイトソースとは違って、ひき肉と玉ねぎなどのみじん切りを炒めて、塩、こしょう、ケチャップ、バジルなどで味付けをしながら、たくさんのトマト缶と蒸しておいたじゃが芋を加えます。最後に小麦粉とみじん切りの大豆を加えたら、グラタン皿に1人分ずつ盛り付けて、上にチーズを乗せてオーブンで焼き上げます。食べてみると、けっこう夏向けの味付けだと思いました。暑くて食欲がないときは、ホワイトソースよりもこちらの方がいいかもしれません。 昨日の給食では味が薄くて「しまった!」と思った「わかめサラダ」ですが、けっこう食べてくれているクラスもありました。しかし、残ってしまったクラスもあったので、反省したとおりに「わかめ」の量を減らして、次回チャレンジするつもりです。昨日1番残菜が少なかったのは「ししゃもフライ」!砧中の生徒は、「ししゃも」もたくさん食べてくれるんです! ☆ 12月13日(火)の 給食・ご飯 ・ししゃもフライ ・わかめサラダ ・カレー肉じゃが 【 産 地 】 米:山形(つや姫) ししゃも:北欧産→国内加工 もやし:栃木 きゅうり:宮崎 人参:千葉 わかめ:三陸産 生姜:高知 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豚肩ロース:青森 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 糸こんにゃく:群馬 さやいんげん:沖縄 【 今日 の 一言 】 今日はカレー粉を入れた肉じゃがです。酒、みりん、そして醤油と砂糖で甘辛く煮込む肉じゃがに、カレー粉を少し入れてカレーの風味を加えています。白ごはんと一緒に美味しく食べ進めることができます! じゃが芋は煮崩れがほとんどなかったのに、やわらかく仕上がっています。調理員さんすごい!ジューシーな豚肩ロース肉も美味しい!考えてみると、けっこう豪華な肉じゃがですね。生徒たちにも、そうやって喜んでもらえるといいなぁ。 ししゃもフライは、今日もサクサクで美味しく揚がっております。外はサクサク、中は卵でやわらかい食感と、コクのある味がたまらない!ししゃもフライは、もう残菜も少なくなりました。それだけたくさんの生徒たちが、骨ごと食べることができて、カルシウムをしっかりとれているということなので、安心します。 わかめサラダは、少しドレッシングの味が薄く感じました。おそらく、わかめの水分で予想以上に薄まってしまったものと思われます。ドレッシングの味を強くするか、わかめを減らすかの対策が考えられますが、1人分の量がサラダにしては多かったので、わかめを減らして対応しようと思います。 わかめなどの海藻は、鉄分やカルシウムを含んでいるので、意外にも栄養素で分類すると、肉・魚・卵・牛乳などと同じく、「体を作るもとになる」赤の食品になります。様々な食品から、バランスよく栄養をとることが、給食の目的の1つです。給食を食べることで、いろんな食品にふれて、将来自分の食の幅が広がることにつながります。これからも、好き嫌いせずに食べましょう!調理員さん、今日も美味しく作ってくれてありがとうございます! ☆ 12月12日(月)の 給食・わかめご飯 ・五目卵焼き ・和風ドレッシングサラダ ・呉汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 豚ひき肉:青森 豚レバーミンチ:国産 人参:千葉 たけのこ水煮:熊本・福岡 玉ねぎ:北海道 干し椎茸:岩手 しらす干し:茨城 卵:栃木 糸みつば:埼玉 もやし:栃木 きゅうり:宮崎 ホールコーン:アメリカ産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏もも肉:北海道 大根:千葉 ごぼう:青森 じゃが芋:北海道 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 大豆:北海道 赤みそ・白みそ:国産 ねぎ:千葉 【 今日 の 一言 】 今日はわかめご飯、具材たっぷりの卵焼き、もやしにきゅうり、人参、コーンを混ぜた和風ドレッシングサラダ、豆乳と大豆を味噌汁に混ぜた「呉汁」です。 わかめご飯は今日も美味しい!ご飯を蒸すときにわかめを入れるので、食べる頃にはわかめとご飯が馴染んでちょうどいいやわらかさになります。わかめの塩気が「おにぎり」のような美味しい味わいを出してくれます。 卵焼きは10月にも作りました。食べた感じ、固めの具を減らして、中をもっとジューシーな感じにしたかったので、今回は人参を減らし、椎茸を少し増やしました。クラスによっては半分近く残ってしまったようで、そんな悲しい状況もありましたが、全体の残菜率は5.5%。前回よりも減りました。 この料理は、作り方の動画を以前にロイロノートで配信をしました。もしかしたら、その動画を見て興味をもって食べてくれた生徒がいたかもしれませんね。 和風ドレッシングサラダは、これまで残菜はサラダの中では決して少なくはなかったです。もやしの水分によってドレッシングが薄味に感じてしまったのかもしれないと思い、今回は酢と醤油を増やしました。すると、残菜はたったの2.2%!こんなに食べてくれるとは、とても嬉しいです。 呉汁は、今では全国に広まっている郷土料理です。元は、大豆をすりつぶした「呉(ご)」と呼ばれる物をみそ汁に入れる料理です。給食では豆乳とみじん切りの大豆で代用しています。みその味と豆乳の風味が合わさって、とても美味しいです。原料が同じ大豆なので、相性がいいのかもしれません。豆乳を使うことによって、より積極的に大豆製品の栄養をとることができます。豆腐を増やすと、ただでさえ多い中学生の給食の量がさらに増えてしまうので、豆乳も給食で有効活用していきたいです。残菜は7.5%でした。砧中の汁物としては少ない方に入ります。調理員さんが美味しく作ってくれたので、生徒たちも味わいながら食べて、体もあったまったのではないでしょうか? 先週金曜日のビーフカレーですが、どのクラスもほぼ完食でした。牛肉のパワーはすごい…。1番嬉しかったのは、今まで20%近く残っていた牛乳が12%にまで減ったことと、みかんの残りが少なかったことです。デザートの果物が多く残ると悲しいですが、たくさん食べてもらえると、私たちも笑顔で働けます! ☆ 12月8日8日(木)の 給食 ☆・五目あんかけそば ・大豆とじゃこの甘唐揚げ ・りんご 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚肩ロース:岩手 玉ねぎ:北海道 人参:千葉 たけのこ水煮:福岡・熊本 鶏ガラ:国産 白菜:茨城 もやし:栃木 小松菜:埼玉 いか:ペルー産 うずら卵水煮:愛知 大豆:北海道 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 りんご:長野 【 今日 の 一言 】 今日は野菜たっぷり、柔らかい豚肩ロース肉と短冊イカとうずら卵も入ったあんかけ焼きそばです!蒸した中華麺の上に、とろりとしたあんかけをかけて、食べるともう最高でした!最後の味付けに、酢とごま油も入れるのですが、これも味のアクセントになっています。小松菜の緑色も、きれいです。 大豆とじゃこの甘唐揚げは、今年初挑戦!私が小学校で栄養士をしていた時も、小さい子には「食べづらいメニュー」ということもあり、コロナ禍になって以来、給食では作っていませんでした。ここ砧中学校で、給食として数年ぶりに挑戦です。レシピで見て予想するのと、実際に味わってみるのとではやはり全然違いますね。大豆は片栗粉をまぶして揚げて、ちりめんじゃこは素揚げしています。じゃこのパリパリ感がたまりません!その後にからめるタレも絶品!調理員さんが醤油と三温糖、みりんに白ごまを入れて煮詰めて作ってくれました。これなら、もう少し量を増やしてもいいかもしれません。次回はじゃこの量を中心に増やして見ようかな? りんごは前回と同じ、サンフジです。まだまだ、これから先になるともっと甘くなる予感がする味でした。果物は時期と品種によって味が全然違うので、食べてみないとわからないのが、また楽しいです。子供たちもそう思ってくれるといいな。 昨日のご飯、鮭の塩焼き、金平炒め、かきたま汁は残菜がとても少なかったです!最近多かった白ごはんも5%、1学期の頃は10%以上残った金平炒めも4%、鮭に関しては8枚しか残らずにたった1.2%でした。汁物も7%と、久しぶりに全て10%未満におさまりました。やっぱり、よく食べてくれるのを見ると、ものすごく嬉しいですね。 ☆ 12月7日(水)の 給食 ☆・ご飯 ・鮭の塩焼き ・じゃが芋の金平炒め ・かきたま汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 鮭:チリ産 豚肩肉:青森 人参:千葉 ごぼう:青森 糸こんにゃく:群馬 じゃが芋:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏もも肉:北海道 豆腐:愛知・佐賀 ほうれん草:埼玉 ねぎ:千葉 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は和食です!そして、私が1番好きな組み合わせです! 白ごはんと鮭の塩焼きは、ベストコンビです!これ以上の食べ合わせは思いつきません!そもそも、日本で最初の学校給食といわれている明治時代の山形県、忠愛小学校のメニューも「白むすび」と「鮭の塩焼き」です。もしかしたら、日本人の舌の記憶として受け継がれているのかもしれません。今日も脂ののった鮭の味はばつぐん!鮭は残念ながら、9月から1.4倍も値上げしてしまいましたが、身近なメニューであることは変わりないので、給食でしっかりと伝えていきたいです。また、白ご飯も最高の炊き上がり!新米になってから、水の量を1.25倍→1.3倍と変えていきましたが、今の1.27倍が美味しく炊けることに気付いてから、毎日この分量です。 金平炒めは、ただの金平ではなくて、じゃが芋を素揚げしてホクホクにしてあります。金平の野菜と肉と、合わせて食べるともう最高! かきたま汁は、今日もとろりとしたスープにふわふわの溶き卵です。熱い釜の前で、じっくりとていねいに卵を流し入れてくれて、調理員さん今日もありがとうございました! 今、この記事は残菜が返ってくる前に作っています。私自身は大絶賛ですが、昨日の給食の揚げパン、サラダ、シチューでは、シチューが多く返ってきてしまいました。また、牛乳の残りがとんでもなく多かったです。揚げパンとサラダは少なかったのに…。お休みの子が多いクラスもあると思いますが、みんな、バランスよく食べて! ☆ \12月6日(火)の 給食 ☆・セサミ揚げパン ・カラフルサラダ ・冬野菜のクリームシチュー 【 産 地 】 白ごま:スーダン・パラグアイ産 人参:千葉 きゅうり:埼玉 キャベツ:愛知 ホールコーン:アメリカ産 赤・黄ピーマン:茨城 キャベツ10kg分:砧中農業部が学校屋上で育てた物 にんにく:青森 豚肩ロース:宮城 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 マッシュルーム缶:インドネシア産 鶏ガラ:国産 米粉:埼玉 生クリーム:北海道 牛乳:東京牛乳 ブロッコリー:世田谷区 【 今日 の 一言 】 今日は揚げパンの新メニュー、「セサミ揚げパン」です。きな粉のように、炒った白すりごまをグラニュー糖と混ぜて、パンにまぶしています。揚げパンの甘くて美味しい味を楽しみつつ、ごまの栄養もたっぷりとれます。 カラフルサラダは、前回ハロウィンの時に出したら、10%以上残ってきました。イタリアン風のドレッシングがとても美味しかっただけに、とても残念でした。それでも、コーン、赤ピーマン、黄ピーマン、キャベツによる、見た目の彩りがとてもきれいです。前回はドレッシングの材料に「しょうゆ」を使っていましたが、野菜の彩りを邪魔しないよう、今回は「薄口しょうゆ」に変更しました(薄口しょうゆ:普通のしょうゆよりも色が薄い。しかし、塩分は普通のしょうゆよりも高いので注意)。 さらに、キャベツは農業部が屋上庭園で大切に育ててくれた物を使っています。新鮮で、葉も固くなかったので、まさにサラダ向きでした!別の記事として取り上げているので、ぜひご覧ください! 冬野菜のクリームシチューは、今が旬のブロッコリーが入っています。こちらは世田谷区産です。旬の時期になると、地元の野菜が使えるのがうれしいです。しかし、ブロッコリーは調理員さん泣かせの野菜。1個1個小房に切るのには、他の野菜と比べて膨大な手間がかかります。旬の物とはいえ、使う際にはその日の作業量を考えないといけません。調理員さんありがとうございました!おかげで今日も、美味しいクリームシチューになりました!こちらも、ブロッコリーの緑色がきれいです。 ☆給食で農業部が育てたキャベツを使いました(2)元からきれいなキャベツだったので、洗いやすかったです。 調理員さんたちの華麗な手さばきにより、包丁で1個1個ていねいに切られていくキャベツたち。 その後、釜で他の野菜と一緒に茹でていきます。 にんじん、キャベツ、きゅうり、コーン、赤ピーマンと黄ピーマンと入れていき、中心温度80度以上を確認できたら、ザルにあけて真空冷却機にかけます。 野菜が冷えたら、手作りドレッシングで和えて、無事に完成です。今日のドレッシングは、サラダ油と酢、塩、こしょう、砂糖、薄口しょうゆ、粉辛子とパプリカパウダー、バジルを混ぜたイタリアン風のドレッシングです。 農業部のみんなが素晴らしく立派なキャベツを届けてくれたおかげで、彩り豊かなサラダが無事にできあがりました!ありがとう! ☆給食で農業部が育てたキャベツを使いました(1)カラフルサラダで、農業部が育ててくれたキャベツを給食で使いました! おそらく可食部だけで10kg以上あったと思います。 八百屋さんが届けてくれたキャベツとも遜色なく、むしろ採れたての新鮮な美味しさにあふれたキャベツでした。 朝8時ごろ、農業部の生徒がプロの業者さんと同じように、給食室の納品口のインターホンを鳴らし、給食室用のザルに重さをはかりながら移し替えるところまでやってくれました。 後ろ姿、立派でしたよ! 洗っているときも思っていたのですが、とってもきれいなキャベツでした。 きっと農業部の生徒たちが手間暇かけて、一生けんめい育ててくれたんだと思います。 ☆ 12月5日(月)の 給食 ☆・豚キムチ丼 ・サムゲタン風スープ ・白玉フルーツポンチ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 豚肩ロース:青森 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 もやし:栃木 白菜:茨城 キムチ:国産原料 白ごま:スーダン・パラグアイ産 ピーマン:茨城 とり肉:青森 大根:千葉 鶏ガラ:国産 干し椎茸:岩手 チンゲンサイ:茨城 ねぎ:千葉 生姜:高知 黄桃缶:南アフリカ産 みかん缶:国産 パイン缶:タイ産 【 今日 の 一言 】 今日は人気の豚キムチ丼と、新メニューのサムゲタン風スープ、そして白玉フルーツポンチです。 豚キムチ丼は、にんにくと豚肩ロースを炒めて、人参、玉ねぎ、もやしを入れていき、キムチは漬け汁も全部使い、砂糖、醤油、コチュジャン、ごま油で味付けをしています。最後に水溶き片栗粉とピーマンを入れてサッと煮たら完成です。カレーライスよりも残菜は少なく、前回は1kg未満だったので、ほぼ完食でした。今回は、お休みの子が多かったこともあり(特に2年生)、ある程度残菜は出ましたが、それでも多くはありませんでした。野菜もたっぷりとれるメニューなのですが、意外にカロリーはそれほど多くないので、いつも「白玉フルーツポンチ」や「プリン」などと合わせてエネルギーを補ってもらっています。 そして新メニューのサムゲタン風スープです。韓国の薬膳料理「サムゲタン」を参考にして作りました。サムゲタンは、とり肉の中に朝鮮人参やニンニク、生姜、もち米などを詰めて1時間ほど煮て作ります。もち米によりとろみがつき、様々な香味野菜が入ることで食欲をそそる風味が生まれて栄養も取れる、韓国では通年食べられている健康的な料理です。給食では鶏肉を丸ごと使うことはできないので、いつものスープよりも鶏小間肉をちょっと多めに使いました。鶏ガラとニンニクと野菜でダシをとり、人参、大根、椎茸、チンゲンサイを具に使い、最後に生姜汁を入れて香りを出しました。とろみは水溶き片栗粉でしっかり目につけました。これがとても美味しい!また作ってみたいです! お休みが多い中がんばって食べてくれたクラス、完食してくれたクラスなどありましたが、どうしても3年生の残菜が目立ちます。他学年よりも量を減らして配っているのですが、なかなか減りません。何か、いい方法はないかなぁ?と考えてはみるものの、妙案は思い付かず、難しいです。 ☆ 12月2日(金)の 給食 ☆・マーボー豆腐ご飯 ・バンサンスウ ・みかん 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 ねぎ:北海道 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 玉ねぎ:北海道 たけのこ水煮:福岡・熊本 人参:千葉 干し椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 八丁みそ:三河産大豆(愛知) 赤みそ:国産 豆腐:佐賀・愛知 もやし:栃木 きゅうり:宮崎 白ごま:スーダン・パラグアイ みかん:和歌山 【 今日 の 一言 】 今日のマーボー豆腐は、前回よりも豆腐を減らし、肉と豆板醤を増やして作りました。マーボー豆腐はご飯にかけて食べるので、量が多く感じやすいのか前回多く残りました。そのため、レシピを見直して、改めて実施しました。豆腐を減らしたことで、ご飯にかけて食べやすくなったと思います。また、豆板醤も増えたことで、辛味も増して中学生好みの味になったと思います。味見をしても美味しかったので、これでいざ挑戦と思ったのですが… 残念ながら多く残って帰ってきました。気合いを入れていた分、ちょっと心が折れそうです。特に、あるクラスで半分近くマーボー豆腐が残菜として戻ってきたときには、心が折れかけました。あの食缶を持ったときの重さ…衝撃です。たぶん二度と忘れないと思います。私の様子を見て、心配して声をかけてくれた先生がいたので詳しく聞いてみると、どうやらそのクラスでは8人ほど欠席があり、さらに喉の痛みを訴えている生徒も何人かいたそうです。きっと風邪症状で味も感じにくくて、本人たちも辛いんだろうと思います。悪いのはウイルスたちなので、気持ちを切り替えていきましょう!他の先生からも、「マーボー多かったね」という意見があったので、食べる側としてはまだ多く感じるレベルなのは間違いないです。味はいいはずなので、思い切って豆腐の量を10kgほど減らして、次回作ってみたいと思います。 バンサンスウは、バンは「混ぜる」サンは「3種類の野菜」スウは「千切り」を意味する中華料理です。もやし、きゅうり、人参を使っています。前回少し「水っぽい」印象を受けたので、ごま油の量を増やしました。酢と醤油、ごま油の風味がマーボーを食べた後の口の中をさっぱりさせてくれて、野菜もシャキシャキでとても美味しい!今日のおかずとしては最適なのでは? みかんも、1個1個とっても甘く、皮も剥きやすくて美味しかったです!多く残ってきたクラスは、やはりお休みが多かったです。お休みが多いから、残菜も自然と多くなる。牛乳も相変わらず多いです。つらい時期です…。それでも、完食してくれたクラスと、応援メッセージをくれる子どもたち、保護者の方々を励みに、がんばっていきます。 ☆ 12月1日(木)の 給食 ☆・ご飯 ・さばのみぞれがけ ・白菜のおひたし ・にら玉汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) さば:欧州産→一次加工中国→最終加工国内 生姜:高知 大根:世田谷区 玉ねぎ:北海道 ねぎ:世田谷区 白菜:茨城 ほうれん草:埼玉 人参:千葉 とり肉:北海道 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 白ごま:スーダン・パラグアイ産 えのき:長野 にら:栃木 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は魚とおひたし、汁物の和食メニューです。 さばは秋が旬と言われていますが、冬に入り始めてからますます脂がのって美味しくなったと思います。脂っこくて重たいイメージをもつ人もいるかもしれませんが、だからこそ白ごはんと一緒に食べるとお互いの味を引き立て合って、とても美味しくなります!さらに大根おろし、玉ねぎと長ネギのみじん切りを煮詰めて作った「みぞれがけ」によって、さっぱり感も加わってとても美味しかったです。今日のソースは特段に美味しく感じたので調理員さんに聞いてみたところ、「甘さを引き立てるために、じっくりと煮詰めました」とのことでした。火が強すぎると焦げ臭や苦味が加わってしまうこともありますが、調理員さんのていねいな調理によって素晴らしいソースができました。ありがとうございます! 白菜のおひたしは、醤油、砂糖、白ごまとかつお節を和えています。また、それとは別に油揚げを砂糖と醤油で煮詰めており、食べるときつねうどんの「お揚げ」のように中から味がジュワーッと出るようになっています。前回よく食べてくれていたので、今後の副菜の主戦力になってくれる気がします。 にら玉汁は、ニラの強い風味と溶き卵のやわらかい風味がちょうどバランスを取り合ってくれて、今日も美味しくできました。これまで作ってきた経験をふり返って、今回は水溶き片栗粉の量を増やして強めにとろみをつけました。いつもよりトロッとした感じですが、汁物として問題なく飲むことができ、みそ汁やすまし汁、野菜スープなど他の汁物と差別化もできて、ちょうど良さそうです。今後は、この分量でいこうかな? お休みの人数が多いことから、残菜だけで子供たちの反応が推測できなくなってきました。今日も美味しくできたと思いますが、ぜひご家庭でもさばや野菜、汁物などの感想を聞いてみてください!私は、最近「つや姫」の白ご飯としての美味しさに感動しております。調理員さん、今日も絶妙な水加減と炊き上がりでした! |
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