1月15日(月)の給食ごはん 牛乳 わかめスープ ヤンニョムチキン チャプチェ 【一口メモ】 今日は韓国料理の献立です。 ヤンニョムチキンは鶏のから揚げに、砂糖やはちみつを使った甘辛いタレをからめた料理です。 韓国ではファーストフードやおつまみとして、若者を中心に幅広い世代から人気を集めています。 チャプチェは韓国春雨を使った伝統的な家庭料理で、お祝いの席でもよく食べられます。 色とりどりの野菜を組み合わせて作られるので、華やかな料理になります。 【今日の給食室】 ヤンニョムチキンの鶏肉を揚げています。 この後、バットに配缶して手作りの甘辛いタレをかけました。 1月12日(金)の給食玄米ごはん 牛乳 ひじきふりかけ 塩肉じゃが 小松菜のあえもの 【一口メモ】 ふりかけが誕生したのは約100年ほど前だそうです。 大正の初期に熊本県の薬剤師さんが、当時の日本の食料不足、とりわけカルシウムの摂取量が不足していた状況を克服しようと、小魚を乾燥させて骨ごと砕いてごはんにかけて食べるアイデアを思いついたのが始まりです。 ふりかけを美味しく食べる工夫として、のりやごまを混ぜ、みりんなどの調味料も加えて瓶に詰めて発売したそうです。 【今日の給食室】 塩肉じゃがの鶏肉と野菜を炒めています。 肉じゃがは量が多く、水分が少ないため、炒めるのが大変です。 1月11日(木)の給食ちゃんこうどん 牛乳 かみかみ和え 抹茶小豆マフィン 【一口メモ】 マフィンにはイギリス発祥で円盤形のイングリッシュ・マフィンとアメリカ生まれのアメリカン・マフィンの2種類があります。 イングリッシュ・マフィンは小麦粉・牛乳・塩・酵母をこねた生地にコーングリッツをまぶして焼きます。 アメリカン・マフィンはさらに卵が加わり、カップに入れて焼きます。 同じマフィンでも見た目や風味に違いがあるようです。 【今日の給食室】 抹茶小豆マフィンが焼き上がり、中心温度を測定しています。 オーブンの扉を開けると、抹茶の香りが給食室にひろがります。 1月10日(水)の給食あけぼのごはん 牛乳 白玉雑煮 松風焼き かぶの甘酢かけ 【一口メモ】 新年最初の給食はお正月や1月11日の鏡開きにちなんだ献立です。 鏡開きとはお正月の間に飾っておいた鏡餅をいただく儀式のことです。 鏡開きで刃物を使うのはよくないとされているので、木槌で開きます。 開いたお餅は乾燥して固くなっているため、そのままでは食べることができません。 そのため、お汁粉やお雑煮などにして食べるのが一般的です。 【今日の給食室】 おせち料理の1品である松風焼きを作りました。 松風焼きはタネを鉄板にのばして、ヘラで線をつけてからオーブンで焼きます。 12月21日(木)の給食鶏おこわ 牛乳 かぼちゃほうとう汁 ししゃもの磯辺揚げ りんご 【一口メモ】 明日、12月22日は冬至です。 冬至は日の出から日没までの時間が1年で最も短い日です。 次の日からだんだんと昼の時間が長くなることから、昔の人々は冬至を「太陽がよみがえる日」と信じていました。 この日を境に人々の力も戻ると考え、ゆず湯に入って体を清め、栄養豊富なかぼちゃや、悪いものを払う小豆などを食べて、力をつける習慣ができたそうです。 【今日の給食室】 かぼちゃを使って山梨県の郷土料理である「ほうとう」を作りました。 麺が入っているので、ギザギザのついた柄杓で配缶しています。 12月20日(水)の給食ツナカレーピラフ 牛乳 ミネストローネ フライドチキン チーズ入りフレンチサラダ 【一口メモ】 鶏のから揚げとフライドチキンの違いを知っていますか? 鶏のから揚げは鶏肉に醤油などで下味をつけて、衣をまぶして油で揚げます。 一方、フライドチキンは鶏肉には下味をつけずに、衣にスパイスなどで味付けをして鶏肉にぶして揚げます。 今日はフライドチキンなので、給食室で味付けをした衣を鶏肉にまぶして作りました! 12月19日(火)の給食玄米ごはん 牛乳 ひじきふりかけ 利休汁 切干大根の卵焼き 小松菜のあえもの 【一口メモ】 利休汁はねりごまの入った濃厚なみそ汁です。 名前は茶道で有名な千利休に由来します。 千利休はごまが好きで、よく料理に使っていました。 そのためごまを使った料理に「利休」という名前がつけられるようになり、利休汁以外にも利休揚げ、利休煮、利休焼きなどがあります。 ねりごまをたくさん使っていて、ごまの栄養素を効率よく摂取することができます。 【今日の給食室】 利休汁の配缶をしています。 いつもより少し味噌を少なくしましたが、ねりごまのおかげて濃厚なみそ汁になりました! 12月18日(月)の給食スパゲッティ地中海ソース 牛乳 じゃこサラダ チーズケーキ 【一口メモ】 地中海料理は地中海沿岸のイタリア、ギリシャ、スペインなどの国の人々が食べている伝統的な料理です。 果物や野菜を豊富に使う、肉よりの魚を多く使う、オリーブオイル・ナッツ・豆類・全粒粉をよく使うなどの特徴があります。 特にオリーブオイルが特徴的で、調理に使うほか、調味料として料理にそのままかけるなど、毎日の食卓でオリーブオイルを使うそうです。 【今日の給食室】 チーズケーキを作っています。 とろとろの生地をマドレーヌ皿に丁寧に流しました。 12月15日(金)青菜とじゃこのごはん 牛乳 大蔵大根おでん キャベツのゆかり和え 信玄餅風白玉 【一口メモ】 9月の種まきから3ヶ月、1年生が手塩にかけて育ててきた大蔵大根を使って「おでん」を作りました。 2、3年生も農業体験のことを思い出しながら味わうことができたでしょうか? 大蔵大根は水分が少なく煮崩れしにくいので、煮物によく合います。 【今日の給食室】 美味しそうなおでんが完成しました! 1年生のみなさん、種まきから収穫までおつかれさまでした! 12月14日(木)の給食麦ごはん 牛乳 沢煮椀 白身魚のあずま煮 豚肉と切干大根の炒め物 【一口メモ】 白身魚のあずま煮に使われているのは「メルルーサ」という魚です。 ニュージーランドやアフリカなどに近い太平洋に分布しており、深海を好んで生息しています。 淡白な味わいが特徴的な白身の魚です。 給食では白身魚を揚げるときは1度に60〜70切ずつ揚げるのですが、衣がくっつきやすいため、1切ずつに丁寧にはがした莉、身がやわらかいため割れないように注意して揚げています。 【今日の給食室】 白身魚のあずま煮は揚げた白身魚に手作りのタレをかけて作ります。 タレは1切1切丁寧にかけました。 12月13日(水)の給食ねぎピザトースト 牛乳 ABCマカロニスープ ツナサラダ 抹茶ミルクプリン 【一口メモ】 せたがやそだちのねぎを使って「ねぎピザトースト」を作りました。 せたがやそだちのねぎはスーパーで見かけるねぎよりも、緑色の部分が多いという特徴があります。 また栽培期間は約1年で、成長に合わせて「土寄せ」を行うことで白い部分を長くするなど、大変手間をかけて栽培されています。 今日は刻みのりも使って、和風のピザトーストに仕上げました。 【今日の給食室】 ねぎピザトーストを作っているところです。 刻みのりはチーズと混ぜて、パンにのせました。 12月12日(火)の給食玄米ごはん 牛乳 大豆みそ 肉豆腐 野菜のごまだれかけ 【一口メモ】 肉豆腐は京都発祥の料理と言われています。 牛肉と豆腐、ねぎを煮たシンプルな料理です。 ねぎは京の伝統野菜である「九条ねぎ」がよく使われます。 すき焼きと似てますが、豆腐がメインになっていること、煮物料理として器に盛り付けて提供されることが違いとなっています。 給食では九条ねぎの代わりに春菊を使って作りました。 【今日の給食室】 肉豆腐を作る回転釜に豚肉を入れています。 肉は給食調理の過程では汚染度の高い食材とされているので、肉を扱う人はピンク色のエプロンをつけて目立つようにしています。 12月11日(月)の給食大蔵大根のカレーライス 牛乳 和風サラダ アップルヨーグルト 【一口メモ】 大蔵大根は江戸時代から昭和にかけて、東京の人々の食生活を支えてきた「江戸東京野菜」の1つです。 江戸時代に、現在の杉並区にあたる豊多摩郡の源内という農民が作り出した「源内つまり大根」が原種と言われています。 それが世田谷区の大蔵原に伝わり、改良を重ねて「大蔵大根」となりました。 水分が少ないため、煮物にするのがおすすめの大根です。 【今日の給食室】 カレーライスに入れる大蔵大根は、味がなじむようにカレー粉を入れたお湯で下ゆでしているので黄色くなります。 12月8日(金)の給食有機米ごはん 牛乳 吉野汁 大根の味噌チーズグラタン 小松菜入り春雨サラダ 【一口メモ】 今日は有機米ごはんです。 有機米特有の栽培方法について紹介します。 はじめに温湯消毒です。60度のお湯に約10分浸けて、発芽時に悪影響を及ぼす菌を減少させます。温湯消毒した種で苗を作り、田植えを行います。 その後できるだけ雑草が生えないようい管理しつつ、除草を行います。 農薬は使わないので、機会除草機を使ったり、手作業で雑草を抜いたりします。 また、田んぼの中に合鴨を入れるのを合鴨農法と言います。田んぼに入れることで、田んぼの雑草や害虫を食べてくれたり、田んぼを泳いで土をかき混ぜてくれるので、光合成が抑えられ雑草が育ちにくくなり、稲に酸素を与えることができます。 【今日の給食室】 大根の味噌チーズグラタンを作っています。 大根と里芋を使って作った具にたっぷりのチーズを乗せてオーブンで焼きました! 12月7日(木)の給食米粉パン 牛乳 ホワイトシチュー コーンサラダ 【一口メモ】 米粉パンは国産の米粉と小麦由来のたんぱく質をミックスした粉で作られています。 米粉を使うことでもちもちとした食感になっています。 また今日の給食は米粉パン以外の食材も可能な限り国産のものを使うようにしました。 国産食材には輸入食材にはないメリットがたくさんあります。 国産食材を味わって食べましょう! 【今日の給食室】 ホワイトシチューの材料を炒めています。 スープを加える前にしっかりと炒めることで、具材のうま味を引き出しています。 12月6日(水)の給食豚キムチ丼 牛乳 わかめスープ 塩ナムル 【一口メモ】 韓国では誕生日にわかめスープを食べる習慣があります。 わかめに含まれる豊富な栄養素は、栄養や体力が不足している出産後の女性にとって嬉しい効果をもたらすため、韓国の女性は出産後21日間、わかめスープを毎食食べ続けるそうです。 自分を産んだ時に食べたわかめスープを誕生日に食べることで、お母さんを大事にしようとする意味があるそうです。 【今日の給食室】 わかめスープを配缶しています。 韓国ではわかめ以外の材料として牛肉が一般的ですが、給食では鶏肉を使い、野菜や豆腐を加えて具だくさんにしました! 12月5日(火)の給食麦ごはん 牛乳 生揚げのみそ汁 さばのカレー南蛮漬け 磯辺和え みかん 【一口メモ】 日本料理において海苔を使った料理のことを「磯辺」と呼びます。 磯辺に打ち寄せるわかめが連想されるからという理由でこの名前がついたそうです。 海苔の他にも、青のりを使った料理にも「磯辺」という名前がつくことがあります。 青のりを衣に混ぜた「磯辺揚げ」が有名ですね。 【今日の給食室】 粉をまぶしたさばを揚げています。 カレー南蛮漬けなので、薄力粉にカレー粉を混ぜてさばにまぶしました。 12月4日(月)の給食盛岡じゃじゃ麺 牛乳 もやしとわかめのごま醤油 がんづき 【一口メモ】 今日は岩手県の郷土料理をイメージした献立です。 盛岡じゃじゃ麺はジャージャー麺をルーツにした麺料理です。 盛岡冷麺、わんこそばとともに岩手の三大麺と称されています。 肉味噌などの具材と調味料を麺によく絡ませて食べるのがコツで、とにかくよく混ぜるのが盛岡じゃじゃ麺の正しい食べ方です。 本物のじゃじゃ麺はきしめんのような平打ち麺ですが、給食では細めのうどんを使いました。 がんづきは蒸しパンのような郷土菓子です。 その丸い形とその上に乗せられたごまが満月に向かって飛んでいる雁(がん)の群れのようであることから名前がつけられたと言われています。 【今日の給食室】 がんづきを作っているところです。 焼く前の生地は少なめですが、オーブンで焼くとふっくらと膨らみました! 12月1日(金)の給食パエリア 牛乳 ソパ・デ・アホ トルティージャ 【一口メモ】 今日はスペイン料理をイメージした献立です。 パエリアはバレンシア地方の代表料理の1つです。 パエジャラと呼ばれる専用のパエリア鍋で調理する米料理で米と水、サフランを加えて炊き上げます。 サフランは高級品なので、給食ではターメリックで代用しました。 ソパ・デ・アホはにんにくを使ったスープです。「アホ」はスペイン語でにんにくという意味になります。 トルティージャはスペイン風のオムレツです。本場のトルティージャはフライパンなどで焼くので、丸い形をしています。具材にはじゃがいもがよく使われます。 【今日の給食室】 パエリアの具とごはんを混ぜ合わせています。 具とごはんがムラなく混ざるように、また大量のごはんと具がこぼれないように丁寧に混ぜ合わせています。 11月30日(木)の給食青菜のごはん 牛乳 豚肉と大根のうま煮 大豆と小魚の甘辛揚げ 【一口メモ】 青菜のごはんには小松菜と大根の葉を使っています。 小松菜は通年出回っていますが、本来の旬は秋から冬です。 アクが少なく食べやすいため、関東では昔から冬場の野菜として特に消費が多く、お正月のお雑煮にも欠かせない食材となっています。 カルシウムを多く含み、さらに骨の形成に関わるたんぱく質を活性化させるビタミンKも多く含みます。 【今日の給食室】 豚肉と大根のうま煮がまもなく完成! 煮物や炒め物は水分が少ないので、大量の食材を混ぜ合わせるのが大変です。 |
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