この学校日記では、子どもたちの学校生活や本校の教育活動の様子などをお伝えします。

5/16 目の教室 在籍学級担任学習会

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日頃より、
目の教室へご理解、ご協力ありがとうございます。

先週、目の教室の児童が在籍する
各学校の担任の先生方にお集まりいただき、
見えにくさに関する理解や学級での支援・配慮についての
学習会を開きました。

講師には、
弱視児童、生徒が環境、社会の障害、障壁を越え、
よりよく生活、学習ができるようご尽力くださっている、
慶應義塾大学 経済学部教授 中野 泰志 先生をお招きし、
「弱視児の見え方と合理的配慮」をテーマにご講演いただきました。

中野先生は、自分の見え方に合わせて
PDFファイルがiPadで閲覧、作成できるUDブラウザなどのアプリや
PDF版拡大図書(iPadで見る教科書)などの研究、開発もされており、
目の教室の子どもたちも、大変お世話になっています。

具体的な内容をたくさんお話くださり、
それぞれの子どもたちの
本人にしか分からない見えにくさ、不便さ、困難さの違いなど、
礎となる内容を分かりやすくご教授いただきました。
加えて、災害に備えた学びや宿泊学習での配慮等も
知ることができました。

ご講演後は、目の教室に場所移し、
視覚補助具や学習環境等を見学いただきました。
いつもは連絡帳や電話、メールでのつながりですが、
実際にお会いし、様々な配慮についても具体的に話すことができ、
大変ありがたかったです。

お忙しい中、ご参加くださった担任の先生方、
各校で、出張にご協力くださった先生方をはじめ、
開催にご尽力くださったみなさまに感謝いたします。

目の教室の子どもたちを
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

また、今回の学習会でお伝えしたこと、
目の教室の子どもたちへの理解、支援の方策が
他の難しさを抱える児童、生徒への助けになることを
心より、願っております。

UDブラウザ(iOSアプリ)
https://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/app/UDB/

ロービジョンシミュレーター(iOSアプリ)
https://psylab.hc.keio.ac.jp/app/LowVision/

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