烏山北小学校の様子をお伝えしています!

全校朝会での学校長の話

3月14日

おはようございます。
 来週の木曜日は終了式です。みなさん、昨年の4月からよく1年間頑張りましたね。あと10日、最後の踏ん張りです。そして6年生は卒業式を迎えます。卒業生は、6年間の頑張りを、歌と呼びかけ、そして卒業証書を受け取る手に込めてください。
 ところで、先週の金曜日、3月11日の小学生新聞に「災害に備える」ために「普段から準備しておくこと」という特集記事が載っていました。東日本大震災から5年がたち、もしあのような大地震が東京のすぐそばで起きたらどうするか、ということを子どもたちも真剣に考えてますか、という呼びかけだと校長先生は思っています。
地震が起きても「烏山北小学校の体育館に避難すれば大丈夫」と思っている人はいませんか?本当に多くの家が倒れる地震が起きたら、この体育館はあっという間に避難する人で埋まってしまいます。そして、この隣にある防災倉庫にある水と食料もあっという間になくなり、ほとんどの人は水も食べ物もない状態で何日も,いや何十日も過ごさなくてはなりません。
 先程の小学生新聞には「飲み水と非常食は3日分、自分で用意しましょう」と書いてありました。よく地震直後のテレビの映像を見ると、体育館でおにぎりが配られていたり、ボランティアの人が豚汁を渡したりする場面が多いので誤解している人が多いのです。あれは、あくまで被害にあった人が、何千人いう数で、助ける人が何百人もいるからできるのです。
東京の近くで大きな地震が起こったらそうはいきません。だって、世田谷区だけでも88万人が住んでいるのですから。
 ですから、まずいざという時のために、自分で用意できるものを自分で考えてすぐに持ち出せるようにしておくことが大切です。自分で自分の命や生活を守ることを「自助」といいます。これからの大災害にはこれが特に大切になります。
 さきほどの新聞記事は、校長室の外にある掲示板に張っておくのでぜひ見ておいてください。

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