5月19日 図工室より1(5月18日の授業より)

2年生の図工、「はたらく消防の写生会」の授業でパステルを使いました。絵の具だけでなくパステルを使うことのメリットはいくつかあります。絵の具以外の描画材を取り入れることで、表現の広がりや深まりが生まれることはもちろんですが、現実的な問題として、コンクールで指定されている四つ切(約54cm×約38cm)の画用紙はかなり大きく、2年生が絵の具だけで描くことはかなり大変なので、パステルを使うことで気分転換、表現意欲が持続したらいいなという思いがあります。ですが、もっと大切なことに気づいてからパステルはすべての学年で取り入れるようにしています。それは、身体の一部である「指」を使って直接描けるということです。やさしくぼかしたり、何色も重ねて擦り込んだり…、一人一人の子どもの感覚や性格がそのまま画用紙に現れます。指や肘をパステルの粉だらけにしながら描いている時の子どもたちの表情はとても生き生きとしています。最後の仕上げの段階にパステルを使うことで、消防車の気持ち、空を流れる風の気分、太陽の明るい日差し、そんな思いを指先で感じながら表現して欲しいなと思っています。(図工専科)
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