5月29日 図工室より1

 先週の6年生、「墨のうた」の授業。前回つくった「オリジナルの筆」と「消しゴム篆刻」を用いて、墨による表現に挑戦。画仙紙という滲みやかすれを表現しやすい紙を用意しました。描くテーマは特に決めていません。はじめから頭でイメージを思い描いてから表現に臨むのではなく、さまざまな材料を組み合わせてつくったオリジナルの筆が生み出す形や線、墨の濃淡、滲みやかすれなどから想像を膨らませてながら描いてみようと提案しました。こういう活動は、気持ちの赴くまま、身体を動かしながら、とにかく“やってみる”ことに意味があります。筆と墨と戯れるように描くうちに、「なんか、いいかも」という瞬間、「できた!」という痺れるような瞬間が訪れるまで、何枚でも試してほしいなと思っています。とはいっても6年生ですから、難しく考えすぎてしまったり、何をどう表現していいのか戸惑ってしまったり、周囲の友だちが気になったり、なかなか活動に没頭できない児童もいたようです。次回、この日の表現を振り返り、もう一度取り組みます。(図工専科)
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