12月20日 図工室より(1)

 12月19日、4年生は世田谷美術館に行き、「美術鑑賞教室」に参加してきました。「美術鑑賞教室」とは、世田谷美術館が開館した1986年から「子どもたちにとって美術館が身近な場所に感じられるように」との願いを込めて、区内の小学校4年生全員を対象に毎年行われているものです。世田谷区教育委員会と世田谷美術館が連携し、現在まで続いているこの取り組みは全国でも珍しく、先駆的なことで有名です。
 当日、ひとりの鑑賞リーダーさんに4〜5人の子どもがついて、展示室、創作室、ライブラリー、野外彫刻など美術館を隅々までまわりました。鑑賞リーダーさんは、子どもたちとの会話を楽しみながら、感想や質問、つぶやきなどを引き出し、いつの間にか子どもたちは美術館の魅力に引き込まれているようでした。美術館をまるごと楽しんだこの日の経験は、子どもたちにとって美術館をぐっと身近な存在にさせてくれたのではないでしょうか。この日、美術館で感じたこと、発見したこと、鑑賞リーダーさんから教えてもらったことを、今度は子どもたちが“鑑賞リーダー”役になって、お家の人に美術館を案内して伝えてほしいなあと思います。
 4年生の保護者の皆さま、お時間がありましたらこの機会にぜひ世田谷美術館へ足を運んでみるのはいかがですか?この日、子どもたちが鑑賞した「ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男」展は1月27日(日)まで開催しています。(図工専科)

 上段:講堂で学芸員から鑑賞マナーなどのお話
 中段:「ブルーノ・ムナーリ」展 入口
 下段:「ブルーノ・ムナーリ」展 展示室

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