3月22日 図工室より(1)
6年生の最後の図工の授業は、世田谷美術館向井潤吉アトリエ館に行くことにしています。今年は3月12日に行ってきたのですが、例年とは少し違い、サプライズがありました。「展覧会を一からつくる」の活動でお世話になった世田谷美術館本館から3人の学芸員、約10人の鑑賞リーダーのみなさんが、駆けつけてくださったのです。
展覧会「●▲■、おもいのかたち―みえないものをみる―」での子どもたちの作品と、6年生による数々のもてなしに感激し、卒業を前に「あの駒小の6年生に会いたい」とわざわざ都合つけて参加してくださいました。 このようなつながりが生まれるきっかけは、「展覧会を一からつくる」の活動で見せた6年生の思いです。子どもたちの思いに大人が本気になり、さらにその本気を感じ取った子どもたちがそれ以上の本気を見せる。今年度の展覧会はその「おもい」がまさに「かたち」となったものでした。 さて、アトリエ館での子どもたちの様子はというと、向井さんの油絵にかなり興味深く引き込まれていたようです。立体的に盛られた油絵の具、遠くから見たときと近くから見たときの違い、実際に使用していたパレットなど…。短い時間でしたが、気に入った作品をスケッチしたり、庭で過ごしたり、アトリエ館をまるごと楽しんでいました。 子どもたちに寄り添うように、優しく、自然なコミュニケーションをとってくださった美術館学芸部、鑑賞リーダーのみなさん、ほんとうにありがとうございました。この日、向井潤吉アトリエ館で過ごした時間は、子どもたちの心にしっかりと刻まれたことと思います。(図工専科) 昨年度の活動の様子 http://school.setagaya.ed.jp/weblog/index.php?i... ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|