4月17日 図工室より(1)

 5年生の最初の題材は「いつも見ている風景を…」です。1回目は、描くための道具をつくりました。近くの緑泉公園や駒沢公園で集めておいた小枝、校庭の樹木の剪定の際にもらっておいた枝を使ってペンをつくります。
 子どもたちは、持ちやすさや描きやすさを想像しながら枝を選び、小刀で丁寧に削っていきました。自然の木ですから木の種類や枝の太さ、節の有無、乾燥具合によって、当然削りやすさにも差があります。最初は、練習で使った削りやすい割り箸との違いに戸惑う子どももいましたが、小刀は3年生で一度学習しているだけあって、みんな落ち着いて、丁寧に削ることができました。
 ただ、見た目の美しさと描きやすさは別です。削ってできたペンに墨汁をつけて描いてみると、線が細すぎたり、枝の太さでペン先が見えづらかったり、試し描きをすることで気づくこともあったようです。微調整を経てできあがった木の枝のマイペン。これを使って“いつも見ている風景”を描きます。(図工専科)

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