4月19日 図工室より(1)

 3年生、「お花がいっぱい」の2回目。今週は、絵の具を使って色で表現しました。子どもたちには「花の気もちを想像しながら、自分の色で描こう」と伝えました。“自分の色で描く”ということは決して“色塗り”ではありません。色塗りにならないための秘訣は、必ず絵の具を混ぜることと、筆の使い方を工夫すること、です。絵の具を混ぜることで自分の色になります。自分の色で描き続けた絵は、自分らしい表現につながります。
また、筆は塗るのではなく、“自分の色”を置くような感覚で使うことで絵が生き生きとしてきます。もちろん色を置く感覚は人それぞれです。水加減を調節して、やさしくにじませたり、クレパスの線に縛られずおおざっぱに激しく描いてみたり…。
 そうやって描き進めていくうちに、それぞれの描く花が子どもたちそのものに似てくるように思えて楽しくなります。“絵の具を混ぜること”と“筆づかいを工夫すること”。小さなことですが、自分らしい絵の具の表現の基本です。(図工専科)

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