4月24日 図工室より(1)
5年生、「いつも見ている風景を…」の授業から。今週は、学校から見える駒沢の街をスケッチしました。スケッチの際、子どもたちには縦横の長さが異なる3枚の小さな画用紙を渡しました(ただし面積はすべて同じ)。なぜ3枚の画用紙を用意したかというと、「風景をどのように切り取るか」という構図の問題を意識しながらスケッチしてほしかったからです。渡した3枚の小さな画用紙すべてにスケッチしてもいいし、どれか1枚を選んでスケッチしてもいいし、その判断は子どもたちに任せました。「構図を意識させたい」と書きましたが、なにより大切にしたかったことは、子どもたちの内面に、「どこをどのように描くか」という対象に向かう気持ちや、「ここを描きたい!」という強い思いを芽生えさせることです。図工室に戻ってきた子どもたちのスケッチをみてみると、中にはなかなか場所が決まらなかったり、描いてみたもののちょっと違ったり、思うように進まなかった子どももいたようです。でも、どこを描こうか悩みながら校内を歩き回った時間もこの授業の大切な活動です。(図工専科)
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