5月9日 図工室より(1)

 ゴールデンウィーク直前の4月26日の4年生の授業。学力調査、遠足などが続いたため、この日が今年度最初の授業でした。この日は「みどり図鑑」という授業を行いました。絵の具を混ぜ合わせて、さまざまな「みどり」色をつくり、図鑑のように並べて塗るのです。次回からの「木々との対話」という授業では緑泉公園に通い、木を描きますが、「木々との対話」ではどうしても“みどり”の出番が多くなります。みどりといえば絵の具セットの「みどり」(「ビリジアン」)か「きみどり」を使う子どもが多いのですが、「みどりってこんなにあるんだ!」「こんなつくり方もある!」。そんな経験を一度積むだけでも色の表現はぐっと豊かになります。
 授業の最中、「ぼくの好きなみどりはこれだ」「え?そうなの、ぼくはこっち」。そんな会話が聞こえてきました。これまで子どもたちの共通言語であった“みどり”は、この日、ひとりひとりの経験や感性にもとづく、特別な色として刻まれたことと思います。(図工専科)

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