6月5日 図工室より(1)

 4年生、「木々との対話」。5月31日、3回目の緑泉公園に行きました。前回に続いて黄ボール紙にコンテで描いていきました。この日のめあては、「木の“形”より“内面”を描く」と「見えないものを描く」です。
 前者は、人で例えるとその人らしさは身体の輪郭ではなく内面に表れるように、木の外見ばかりを追うのではなく、その内面に思いを馳せて表現してみようという意味です。後者の「見えないものを描く」は、木の背景にあたる部分をどう表現するかです。例えば、風や音、涼しさや暑さ、光、木が醸し出す気配…。実際には目に映らないけれど、確実に感じるもの、また子どもたちが自由に感じ取ったものを表現してみようという意味です。
 そもそも正解のない問いですから、悩んだり考え込んだりする子どももたくさんいましたが、木との対話を重ねながら描いた“なにか”が、次回からの絵の具を使った色づかい、筆づかいに繋がるはずです。(図工専科)

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