日頃より本校の教育活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。令和6年度も引き続きご協力よろしくお願いいたします。

5月に入りました 〜校長から睡眠の話〜

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 昨日、世田谷区からのお知らせのとおり、残念ながら学校の臨時休業が延長になりました。みんなで学校生活を送る日を迎えるために、1人1人の頑張りで新型コロナの拡大を封じ込めましょう。
 とは言っても、いろいろ大変ですよね。先生たちも心配しています。なかでも皆さんの健康状態や生活習慣について一番気になります。「STAY HOME週間」のなかで制限はありますが、食生活、睡眠、運動などの生活リズムを整えていきましょう。

 さて、そこで今日は睡眠について。夜にぐっすり眠ることは、どの年代の人にとっても大切なことですが、成長が著しい(いちじるしい)皆さんの年頃には最も重要なことの1つ。体のためにも、学力のためにも、そして、頑張る気力のためにも質の良い睡眠を取りたいもの。
 そこで登場するのは睡眠に大きな影響を与えている2つの体内物質。睡眠や精神の安定に関係していて「幸せホルモン」とも言われる神経伝達物質の「セロトニン」。そしてもう1つは睡眠ホルモンのメラトニン。メラトニンは、起床して太陽の光など強い光を浴びると分泌が止まり、交代してセロトニンが働き始めます。セロトニンは、太陽の光以外にも、適切な栄養と運動によって作られます。さて、実はこのセロトニン、睡眠ホルモンのメラトニンの原料なのです。ということは・・・。

 分かりにくくなってしまいましたね。整理しましょう。ぐっすり眠るためには、午前中に日の光を浴び、適度な運動をして、適切な栄養(それは何かは調べてください)を取ってセロトニンを作り、夜になったら、強い光やブルーライトを浴びないようにしてメラトニンの分泌を促すことが必要、というわけです。
 寝る前に、携帯やコンピュータ、ゲーム機を長く見てしまっていると、メラトニンが作られず働かないということになります。「じゃあ、ブルーライトカットの眼鏡をかければいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、実は光は目からだけでなく、体全体で浴びているのです。

 家で過ごすことが強く求められているこの状況で、生活リズムを整えてと言われても難しいかもしれませんが、とにかく体を大切にして、この状況を乗り切りましょう。
      さぎそう学舎 世田谷区立八幡中学校 校長 山田勝基

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