「子どもが自ら学び、内から育つ学校」  子ども一人ひとりが学習を自分事として捉え、学びがいや喜びを感じ、よりよく育つ学校

学校はまちがうところだ (桜町タイムより)

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 19日(月)。1年生が加わり、全校児童で初めての桜町タイムを行いました。
桜町タイムでは、6年生の代表児童が、全校児童に向かって挨拶をして始まります。今回の6年生児童もしっかり自分の役割を担っていました。
 私からは、「教室はまちがうところだ」という絵本を読み、話をしました。この絵本の作者の蒔田晋治さんは教員で、自分が中学2年生の担任をしていた時に、学級新聞で子供たちに呼びかけた詩だそうです。その中にこんな一説があります。
 まちがうことをおそれちゃいけない
 まちがったものをわらっちゃいけない
 まちがった意見をまちがった答えを
 ああじゃないかこうじゃないかと
 みんなで出しあい言いあうなかでだ
 ほんとのものを見つけていくのだ
 そうしてみんなで伸びてゆくのだ
 
 誰でも、初めから正しい答えや考えが分かっているものではありません。答えが一つだけの場合でも、その答えにたどり着く道筋がいくつもある場合があります。教室では、みんなの考えを出し合って、より正しい答えや考え、方法を見つけていくものです。また、友達の考えから考えを思いついたり、友達の考えと比較して考えを磨いたりしていくこともできます。もし間違っても誰かが直してくれます。教えてくれます。誰かは、共に学ぶ友達であり、先生です。自分を表現しなくては、主体的に参加しなくては学びは深まりません。どの子も「間違えてもいいんだ」という思いをもってくれることを願っています。そして、どの教室でも子供たちの伸びやかな意見が飛び交う、そんな活気ある授業であふれる教室にしたいと思っています。
 また、教室を学校に置き換えると「学校はまちがうところだ」となります。この土壌が醸成されると、互いに認め合い高め合う子につながりっていきます。安心してまちがうことができる学校、安心してチャレンジできる学校をめざしていきます。

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