卒業式を終え、令和３年度の桜町小学校の教育活動が終了しました。今年度も、９月の分散登校、３学期のオンライン学習等、感染症対策によりいろいろ制限のある中での教育活動でしたが、昨年度はできなかった宿泊行事をはじめ、多くの教育活動を工夫して実施することができました。その一つ一つの活動の中で、子供たちの頑張る姿、笑顔がたくさん見られました。また、令和３年度は、開校７０周年を記念する特別な一年でしたが、「つながり」をテーマに、多くの価値ある教育活動を実施することができました。「All for one! One for all!」学校のスローガンのように、子供も、学校も、おうちの方も、地域の方も、一つになって歩んだ心に残る素敵な１年間となりました。これも保護者、地域の皆様に、本校の教育活動にご理解ご協力をいただいたおかげです。ここに感謝申し上げます。
　令和４年度も、桜町小学校のさらなる教育活動の充実に向け、学校一丸となり頑張っていきます。今後もご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

　世田谷区立桜町小学校　校長　深尾　剛

　桜の花がほころぶ暖かい日差しの中、世田谷区立桜町小学校、第６９回卒業式を挙行いたしました。一人一人に卒業証書を手渡しましたが、凛とした立ち姿や証書を受け取る一人一人の表情から、卒業を迎えた喜びやこれから新たな世界へ旅立つ希望が感じられました。最後は、胸を張り、晴れやかな表情で退場していく卒業生の姿はとても素敵で立派でした。
　１７５名の卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。この桜町小学校で学んだことを活かし、活躍することを期待しています。いつの時も応援しています。

　修了式で、７０周年記念タイムカプセルの中に、７０周年に取り組んだ記念の品や一人一人が書いたメッセージ、学級で撮影した動画等を入れました。タイムカプセルの取組は、代表委員会が中心となって考え行いました。最後に委員長が、みんなで行った聖火リレーのトーチをタイムカプセルに入れ、ふたをしました。タイムカプセルは、８０周年に開けて、８０周年記念祝賀会・同窓会で入れたものをみんなが見られるように計画しています。次の１０年間が桜町小学校の子供たちにとって、また卒業生にとってとても素敵な１０年となるように頑張っていきましょう。

　３月２４日（木）、令和３年度の修了式が行われました。久しぶりに校庭に全児童が集まっての式となりました。
　初めに、各学年・わかくさ学級の代表に修了証を渡しました。みんなしっかりした顔つきで修了証を受け取っていました。立派でした。
　私からは、今年度の子供たちの活動を振り返るとともに、通知表の「あゆみ」について話をしました。また、６年生と５年生の引継ぎを行いました。５年生の表情は引き締まっていて、桜町小の６年生として「みんなをリードしていくぞ！」という決意が感じられました。最後に７０周年の今年度一年間、桜町小学校をリードしてくれた６年生にみんなで拍手を送りました。拍手には、みんなからの「ありがとう」「卒業おめでとう」の気持ちがこもっていました。６年生は、その拍手を受けながら凛とした立ち姿でとても素敵でした。
　３学期は、全校で集まることがずっとできませんでしたが、最後に桜町小学校の全学年がそろって一年間を終えることができたのはとても喜ばしいことでした。

　６年生は、先生や主事さん方と一緒に踊ったり、メッセージを伝えたり、お世話になった方や下学年に自分たちの思いを伝えました。どの学年も６年生のメッセージやアトラクションを見入っていましたが、特に次年度リーダーとなる５年生は真剣に受け止めていました。
　新型コロナウイルス感染症により例年とは異なる１年間でしたが、その状況下で、６年生は７０周年を迎えた桜町小学校をリードしてきました。自分たちでできることを考え、当たり前ではない日常の中でも、自分たちの役割をしっかり担いやり遂げるその姿はとても素敵でした。６年生のみなさん、最高学年として１年間ありがとうございました。

　５年生と６年生の引継ぎでは、６年生から５年生へバトンが渡されました。バトンは、６年生から５年生の各学級を聖火リレーのように経由し、５年生へ引き継がれました。

　３月１日（火）に６年生を送る会を行いました。今年度は、感染症対策を講じ、オンライン配信を活用して実施しました。
　１〜５年生は、６年生の卒業をお祝いして、お祝いの言葉やアトラクションを披露し、感謝の気持ちを表しました。どの学年も、自分たちの思いを工夫して伝えていました。６年生は、笑顔でこたえたり、真剣に見入ったり、発表が終わると拍手をしたりしていました。下学年を思う気持ちがたくさん見られました。