2学期始業式での話:校長

平成21年8月25日
2学期始業式での話

 おはようございます。
 まずもって、皆さんが大きな怪我や事故に遭わずにここにこうして集まることができましたことを大変嬉しく思います。このことは、皆さんが先生方や家庭の人の話を聞いて行動できた結果であると思います。
 さて、長い夏休みは、一人一人異なった生活を送ったと思いますが、自分なりに納得できる生活が送れたでしょうか。自分の生活を振り返って自分に合格点をあげられないと思う人は手を挙げてみてください。
 手の挙がっている人はずいぶんといるようですが、今日から2学期です。今日帰りましたら夏休みの反省する部分を2学期に生かせるように頑張って欲しいと思います。
 合格点があげられる人もいると思いますが、その人たちは今までの生活の流れを学校生活にも組み込んで、自分で満足できる2学期にしてください。
2学期も学芸発表会などの大きな行事があります。早速9月には1年生の校外学習、2年生の移動教室、3年生と芦花ホームの方との触れ合い給食、生徒会役員選挙、中間考査、9月14日からのあいさつキャンペーンがあります。きっと、皆さんがそれぞれの行事で主体性をもってますます活躍して成長してくれるのではないかと期待しています。頑張ってください。
そうした生活を送るためには、一つには、今学期も気持ちのよいあいさつを大事にしながら毎日の生活を元気に伸び伸びと送る皆さんでなくてはなりません。そして、第二に、まもなく7月のアンケート結果をお知らせしますが、先生方や友達との話し合いによる気持ちを通わせることを今まで以上に大事にする皆さんでなくてはならないと考えます。皆さん自身が活躍するためにも、今お話しました二つは大事にしてください。
それから、現在、仮設校舎建設に向けて取り組んでおり、通学や授業、部活動などで皆さんには迷惑をかけます。工事関係の方たちも皆さんの安全を第一に考えてくださいますが、皆さん自身も車などの事故に遭わないように十分注意してください。
それから、今日、防災についての講話があります。また、9月1日の火曜日は、防災訓練の日で、集団下校訓練が行われます。今日の話もよく聞いて欲しいですが、集団下校訓練の際は、各地域のリーダーを中心に真剣に取り組んでください。また、家庭の人とも地震の時の対応について話をしてください。

充実した生活を送るために(4月13日朝会の話から)校長

              朝会での話(4月13日):校長

 おはようございます。今は新しい学級で友達と学級作りをする計画や自分の学習を進展させる計画を立て実行に移している時期かと思います。
 多くの皆さんは、「今まで以上に勉強が分かるようになるといいなあ」「学級や学年の友達と協力して生活できるといいなあ」と思っていることと思います。
 学級や学年でのお話も行われているかと思いますが、先生も皆さんの参考になるのではないかと思われるお話をしたいと思います。
 学習は自分で行う部分が多いです。まず、授業に臨むに当たっては、入学式でもお話しましたが「何が分かって何が分からないのか」それだけでもはっきりさせて授業に臨むと学習内容の理解を皆さんに促します。
 それから友達との学習を充実させることも皆さんの学習を大きく前進させます。授業中に学習内容について発表したり説明したりして友達との会話を増やすことです。友達の考えを聞くことで自分の気付かなかったことが分かったり、自分の考えを広げたり、深めたりすることができます。
 友達との協力した取組でもあります。
 委員会や係、行事、部活動で友達と協力するには、どうすればよいのでしょう。先ほどの学習もそうですが、自分にできることは、遠慮したり面倒だからと考えたりしないで、進んで取り組むことが大切です。協力というのは、自分に都合のよいことだけを提供してもらうことではないことは皆さんもよく分かっていることと思います。できることは自分から進んでするようにしましょう。
 相手への思いやりと仕事に対する責任感が根底にあります。また、投げやりにならず自分で考え積極的に取り組み向上しようとする姿勢も必要です。
 このことは、本校の教育目標である「自ら考え、向上しようとする人」「責任感と思いやりのある人」でもあります。
 いずれにしましても、周囲の人と協力できるようになるには、日頃から気持ちを通い合わせることができるように、周囲の人とは会話をもつことが大切です。会話の入り口でもあるあいさつは特に大事にしましょう。あいさつについての話や取組は近く行われますが、日頃から大切にしてください。
 皆さんに以前お話しましたが、話し合いのできる学校を今年最も大切にしています。多くの人とたくさん話ができる環境を自分でもつくっていってください。当然、先生方も皆さんにたくさん話しかけてきますが、そうした機会を有効に使ってください。
 皆さんが充実感を感じることのできる、「一人一人にとって楽しい学校」になるように皆さんの取組と努力を期待しています。

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