第2学期 終業式 校長式辞このような状況でも、生徒たちは元気に過ごし、授業や学校行事に一生懸命に取り組んできました。 保護者の皆様のご理解とご協力に感謝いたします。 以下は校長式辞です。 おはようございます。 まずは生徒の皆さんにお礼を言いたいと思います。 創立60周年記念式典の参列態度がとても立派でした。来賓の方々からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。オンラインで参加したI組の生徒や1,2年生もきちんとした態度で参列していたと聞いています。 校長としてお礼を言います。 「ありごとうございました。」 さすが、HIGASHIの生徒たちですね。 さて、私は創立60周年記念式典の式辞で、「主体性」についてお話ししました。 今日はその続きをお話しします。 「主体性を持って行動して、これからの社会を牽引にするような人に成長してください。」と言いました。と言われても具体的にどうすれば主体性が高まるのでしょうか。 今日は3つ紹介します。 1 目的を最初に考えましょう。 「○○のため、○○をする。」 目的が明確だとやるべきことが自ずと見えてきます。そして、自分の意志で行動できるようになります。 2 自分で選択する練習をしましょう。 選択と言っても、洗う方の洗濯ではありませんよ。選ぶ方の選択です。 主体性とは、「自分で考え、その状況にあった行動を選択すること」です。 「自分で考える」は選択の練習で鍛えられます。 まずは、日々の習慣になっていることを見直し、一つ一つ選択するようにしてみてください。 3 自分の意見を持ちましょう。 3年生との校長面接を行いましたが、ある質問に対して、「自分の意見・考えを持つことが大切である。」という答えが目立った質問がありました。やはり、生徒の皆さんも自分の意見を持つことは大切であると考えているようですね。 最初は、「面白い」「嫌だ」などからでよいと思います。そこから、「なぜ面白いのか」「なぜ嫌なのか」などを掘り下げていき、友達などと意見を交換すると視野が広がっていきます。 もちろん、まだいくつもありますが、まずは、「目的」「選択」「意見」この3つを意識してみてください。 担任の先生が心を込めて書いた通知表の所見にも、それぞれの皆さんが主体的に生きるためのヒントが書いてあります。 以上でお話を終わります。 よいお年をお迎えください。 |
|