第2学期 始業式おはようございます。 これまでとは違って短縮された期間でしたが、充実した夏休みを過ごすことはできましたか。 成長につながるような夏休みを過ごすことはできましたか。 タイム・マネジメントを意識して過ごしましたか。 忘れていたでしょう? でも、大丈夫です。 タイム・マネジメントは夏休みだけではなく、これからの人生でずっと大切なことですから、思い出した時から意識してください。 この2学期に皆さんに意識してほしいのは「考える」ことです。 では、次の問題を考えてみてください。 ここにA,B,Cの3つの箱があります。ある人が次のように言いました。 「AかBにチョコレートが入っているなら、BにもCにもチョコレートが入っています。」 その人は決してウソを言いません。 あなたは箱を1つだけもらえます。あなたがチョコレートを欲しいのなら、どの箱をもらうのが賢明だと思いますか。 しっかりと要点を聞き取れましたか。「聞き取る力」も大切ですよ。 と言っても、なかなか聞き取れないと思いますので、教室に掲示してもらいました。 この問題を考えるときに、「Aにチョコレートが入っていた場合は」などと組み立てて考えていきますね。これが論理的思考です。 「考える力」は、これからの世の中を生きて行く上で大切な力です。 今は、何となく流れに身を任せていれば進んでいきます。 しかし、進歩が目覚ましい今の世の中においては、考えなくてはならない場面がたくさん出てきます。その時に、よりよい方向性を導くために、日頃から「考える」癖をつけておくことが大切です。 まずは、授業中です。先生が言ったことや友だちと話し合ったことをそのまま受け止めるのではなく、「なぜ」「どうして」を常に意識しながら授業を受けてください。 もちろん、その答えを知って満足するのではなく、それを自分自身のものにしてください。 この「なぜ」「どうして」の積み重ねが将来とてつもないパワーや発想力を生み出します。 「自ら考え、判断し、行動できる生徒」と本校の教育目標にもあります。 担任の先生や教科の先生も言っているとおり、 これからは「考えること」を頑張ってほしいと思います。 世の中の状況はあまり変わりませんが、2学期も笑顔で頑張りましょう。 第1学期 終業式放送による終業式でしたが、生徒たちは「式」に臨むという態度でしっかりと聞いていました。 保護者の皆さまへ 大変な状況の中で始まり、まだ気の抜けない状況ではありますが、1学期を無事に終えることができました。 これも皆様のご理解とご協力のおかげでございます。 明日から1か月の夏休みになりますが、何か気になることがございましたら、学校へご相談ください。 月曜日からの「三者面談」もよろしくお願いいたします。 令和2年7月31日 第1学期終業式 校長の話 おはようございます。 2カ月以上遅れて始まった第1学期も今日が終業式になりました。 皆さんは、在宅学習期間や分散登校期間も含めて、よく頑張ってきたと思います。 明日から、1か月間の夏休みになります。 先生たちからは「充実した夏休みを過ごしましょう。」とか「計画的に過ごしましょう」というメッセージがあると思います。 皆さん、「タイム・マネジメント」という言葉は聞いたことがありますか。 「タイム」は時間、「マネジメント」は管理ですね。つまり、直訳すると時間管理です。 充実した日々を過ごすために大切なのが、「タイム・マネジメント」です。 タイム・マネジメントは、単なるスケジュール管理とは違います。 やるべき目標を達成するためにやるべきこと(課題など)を効率的に進め、時間を有効活用するための能力や技能のことです。 ビジネスの世界でよく使われています。 タイム・マネジメントを意識すると、やるべきことをやった上で、自分自身のために自由に使える時間が生み出せます。 皆さんで言うと、テレビを見たり、ゲームをしたり、本を読んだりなどですか。 世の中で、成功している人のほとんどがタイム・マネジメントをしっかりしています。 私の経験の中でも、タイム・マネジメントを意識した生徒が、成績が上がった上で、何かに追われることがなくなり、自分の時間がもてるようになったと言っていました。 ぜひ、これからはみなさんも「タイム・マネジメント」を意識してみてください。 特に、夏休みなどの長い休みでは、自己管理はその後の生活に影響するくらい大切ですね。自己管理は時間の管理から始まります。 また、担任の先生が心を込めて書いた所見には、充実した夏休みを過ごすためのヒントが書いてあります。 評定を見て一喜一憂するだけでなく、評定は今後の学習への取り組みの道しるべとして、所見を読んで、自分自身の課題の克服に生かしてください。 みなさんの成長に期待しています。 9月1日の皆さんの笑顔を楽しみにしています。 全校朝礼全校朝礼の校長の講話です。 おはようございます。 ある調査機関が、企業の経営者に「新入社員に求める資質」を尋ねたところ、 第1位は「コミュニケーション能力」だったそうです。 みなさんはこの結果をどう思いますか。 「コミュニケーション能力」の話はいずれしますね。 コミュニケーションの第一歩は「挨拶」です。 みなさん、気持ちよく挨拶をしていますか。 先日、東深沢中学校で他の中学校の校長先生方が集まる会議がありました。 何人かの校長先生と歩いていると、通り過ぎる生徒たちが「こんにちは」と大きな声であいさつをしていました。 校長先生たちは「東深沢中の生徒たちは気持がよいね。」と褒めてくださいました。 私はとても嬉しかったです。 さて、これはHIGASHIの伝統ですか。 それとも一部の人だけですか。 今、自分自身に聞いてみてください。 コミュニケーションとしての挨拶で大切なのは、心がこもっているかどうかです。 先週の月曜日にあいさつ運動で保護者の方々が玄関の前に立ってくださいました。 保護者の方々の挨拶には心がこもっていましたね。 「元気!」「今日もがんばってね!」という思いが込められていました。 東深沢中学校の目指す学校像に「明るい挨拶があふれる、きれいな学校」とあります。 明るい挨拶は「心がこもっている」と感じます。 この学校像を目指しましょう。 そして、この「心のこもった挨拶」をHIGASHIの伝統にしてください。 挨拶は「自ら、どこでも、何度でも」です。 「相手からしなかったからいいや」「一回したからいいや」ではなく、 挨拶は「自ら、どこでも、何度でも」です。 以上でお話は終わります。 全校朝礼(校長講話)おはようございます。 皆さん、今日まで本当によく頑張りました。 そして、今日からが始まりです。 今日からやっとクラスのみんなが揃いましたね。 初めて会う人もいるかもしれませんが、今日からはクラスメイトとして、お互いの「良さ」を認め合いながら、素晴らしいクラスを創っていってください。 もちろん、素晴らしいクラスを創るために、担任の先生も頑張ります。 学年の先生や教科の先生たちも支えてくれます。 さて、本校は昨年度、今年度と東京都の人権尊重教育推進校に指定されています。 みなさん、「人権」って何ですか。 「人権を尊重する」ってどういうことですか。 これは、わかりやすく言うと「自分の大切さとともに他人の大切さを認めること」です。 人はみんなちがいます。その「ちがい」をその人の個性や特性として理解して、支え合い、高め合って行ってください。 「ちがい」を当たり前のこととして捉えてください。 「ちがい」があるから、思いがすれ違うこともあります でも、「ちがい」を当たり前のこととして捉えていれば、必ず、誤解が解け、仲良くなります。お互いの良いところがたくさん見えてきます。 「ちがい」の分かる人になってください。 しかし、すれ違うことがあったとしても、いじめは絶対にゆるしません。 人を馬鹿にするような、いじりやからかい、ちょっかいも許しません。 いじめは犯罪であり、人権侵害です。 それを見過ごしている人も同罪です。 もう一度言います。いじめは絶対に許しません。 また、コロナウィルスにかかわることでの偏見や差別意識も持たないでください。 コロナウィルスにかかわることで、いじったり、からかったりも絶対にしてはいけません。こんなこと言わなくても皆さんならわかっていますよね。 「ちがい」を受け止め、平和で楽しいHIGASHIをみんなの手で創っていってください。みんなでワンランク上を目指しましょう。 お話を終わります。 令和2年度 入学式 校長式辞しっとりとした空気に緑の香りが漂い、初夏を感じる季節になりました。二か月遅れではございますが、保護者の皆様が見守る中で無事に入学式が挙行できますことに、心から感謝いたします。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 今、皆さんは様々な思いを胸にこの入学式を迎えていることと思います。 その中で、やはり大切にしてほしいのが「夢」を持つことです。 そして、「夢」を「夢」のままで終わらせずに、その実現に向けて努力してほしいと思います。 そのために、 まずは「やりぬく」という気持ちを忘れないでください。 勉強でも、行事でも、部活動でも、よいときもあればうまくいかないときもあります。しかし、絶対にあきらめてはいけません。つらいときこそ、夢を叶えるために、自分は「こうありたい」「こうなりたい」という前向きな気持ちを思い出し、走り続けてほしいと思います。 次に「協力」することも大切にしてください。 何かを実現するためには、誰かとの「協力」が必ず必要になってきます。これから出会う友だちや先輩、先生、さらには、地域の方々など、たくさんの人たちとの心のつながり、かかわりを大切にしてください。その出会いが、迷った時の自分を支え、後押しをしてくれます。 そして、「本気」で頑張ってください。 夢に向かっていくとき、「本気」だからこそ困難や高いハードルも現れます。でも、「本気」だからこそ乗り越えられるのです。そして、「本気」だからこそ達成感や充実感も格別のものになります。 この三年間、そして、その先も「夢」を大切にしてください。 最後に、もう一つ忘れないでほしいことがあります。人はみんなちがいます。誰もがオンリーワンです。その「ちがい」をあたりまえのこととして受け入れ、支え合い、高め合える、そんな学校、そんな世の中を、HIGASHIの生徒としてつくっていってください。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。皆様が心から慈しみ育てられたお子様を、私ども教職員一同、心を込めて、今日から大切に教え、育ててまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。 令和二年 六月七日 みしまの森学舎 世田谷区立東深沢中学校 校長 本 田 仁 5月25日web全校朝礼「おはようございます。 4月に新学期がスタートしてから約2か月がたとうとしています。 連休明けからは、週に1度の登校が続いていますが、まだまだアクティブで、コミュニカティブなHIGASHIの生徒にとっては、我慢の日々が続いているのではないでしょうか。 哲学者ニーチェの言葉に、次のような言葉があります。 「活発だからこそ退屈を感じる。」 皆さんは、感性が高く、活発な活動を求める精神を持っているからこそ、こういう時間ができると退屈を感じてしまうのです。 だからと言って、何もしなければ、何も起こりません。 起こらないどころか、むしろマイナスに向かっていきます。 こういう時を充実させてこそ人は成長するのです。 さあ、何をしますか。 学校から出された学習課題?それは自分のペースも大切にして頑張ってください。 まず、第一段階は、学校へ登校するつもりで朝起きてください。 生活のリズムを整えましょう。これができれば、第一段階はクリアです。 そして、第二段階は、毎日を「目標」または「見通し」をもって生活しましょう。 これで、第二段階クリアです。 この二段階で大丈夫です。 これができた人は確実に成長します(しています)。 来週からは学校が再開し、分散登校、そして、授業が始まる予定です。 いきなりがっちり始めると、休業日に慣れてしまった皆さんの「心」も「体」も疲れてしまうので、段階的に始めていきます。 この一週間はそのための準備だということを意識して生活してくださいね。 特に、学校が再開するにあたって、「心」と「体」の健康を維持しましょう。 また、来週、皆さんに会えるのを楽しみしています。」 画像は、本日の生徒たちの教室での様子です。 担任の先生の話をしっかりと聞いています。 1年生のみなさんへ(校長より)クラスの全員が揃うことはまだでしたが、 初めて標準服を着て登校し、初めて自分の教室に入って、担任の先生の話を聞いて、 少しは中学生になったという実感がわいてきたと思います。 そして、この期間(日々)やるべき学習課題が渡されました。 まずは、この課題を計画的に進めることが中学生としての第一歩です。 頑張ってくださいね。 そうは言っても、ちょっと難しく感じたり、やり方がわからなかったるする人もいるかもしれません。 でも、心配しなくても大丈夫です。 そういうときは、思い切って、学校へ連絡しましょう。 質問を受け付ける日時を決めています。 その教科の先生が教えてくれます。 また、学習も含めて話したいことがあるときは、遠慮せずに担任の先生へ連絡しましょう。 先生たちも皆さんからの連絡を待っています。 まずは、正しい生活リズムで、中学生として第一歩に取り組んでくださいね。 来週の月曜日に元気な笑顔を待っています。 保護者の皆様へ 本日、クラスや担任が発表になりました。 お子様のことなどでご相談などございましたら、 遠慮なく、担任へご連絡ください。 まだまだ見通しが立たない部分があり、ご不便をおかけいたします。 申し訳ございません。 ご理解とご協力をお願いいたします。 web入学式 校長式辞新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 この三月、一人一人が自分の「夢」を胸に抱いて、小学校を卒業したことでしょう。 その「夢」を今日から中学校という舞台で引き継いでいくはずでしたが、今日はそれが叶いませんでした。 しかし、正式な入学式はまだですが、新入生の皆さんはもうすでに東深沢中学校の1年生です。自信をもって、中学1年生を名乗ってください。 そして、登校はできなくても「夢」の実現に向けて努力することはできます。 それを頑張るのが「中学生」です。 難しいことを頑張る必要はありません。 焦ってたくさん頑張る必要もありません。 一日一つでもよいので、今日はこれを頑張ったということを残してください。 あともう一つ中学生として大切なのは、おうちの人を困らせないことです。 このような状況で、みんな困っているのです。 そういうことが理解できるのも「中学生」です。 最初から、かたい話ばかりになってしまいましたが、中学校はかたい場所ではありません。夢に向かって成長する場所です。 心配しないでくださいね。 先生方も職員の方々も、新入生の皆さんと会えるのを楽しみしています。 保護者の皆様、ご心配をおかけしております。 そして、なかなか学校が再開できずに申し訳ございません。 このような状況を一緒に乗り切り、皆様が慈しみ育てられたお子様を、心よりお迎えしたいと思います。 令和二年四月七日 みしまの森学舎 世田谷区立東深沢中学校 校長 本 田 仁 web始業式(校長より)4月1日付で、同じ世田谷区内の梅丘中学校から東深沢中学校に着任しました。校長の本田仁(ほんだひとし)です。皆さんと出会えることを楽しみにしていました。今日はそれが叶いませんでしたが、これからどうぞよろしくお願いします。 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。 本年度も、新しい友だち、新しい先生方と一緒にがんばってほしいと思います。 と言っても、このような状況では、実感が湧きませんね。 新しいクラスや新しい担任の先生は、正式な始業式で発表します。 また、本年度、皆さんに頑張ってほしいことなども、正式な始業式で皆さんと出会った時に直接お話しします。 皆さんは今、何をしてこの期間を過ごしていますか。 大切に過ごしていますか。 東深沢中学校の先生方、職員の方々はいつでも学校が再開できるように毎日準備をしています。 特に、先生方は皆さんに会いたいオーラを出しながら、1日でも早く再開することを願って頑張っています。 皆さんも学校の再開を心待ちにしていると思いますが、今は、この期間にできることは何か、やるべきことは何かを考えて過ごしてください。 「考える」はとても大切なことです。 そして、考え、判断し、行動し、「自分を磨いて」ください。 これまでの自分自身を振り返り、これから80歳ぐらいまでの自分の進路(生き方)を考えることも自分磨きの一つです。 どんな時でも一瞬一瞬を大切に過ごしましょう。 それでは、皆さんに会える日を楽しみにしています。 みしまの森学舎 世田谷区立東深沢中学校 校長 本田 仁 |
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