全校朝礼校長講話では、以下のような話をしました。 おはようございます。 先週、皆さんはキャリアパスポートを書いたと思いますが。 しっかりと書きましたか。 「個人として成長したこと」 「集団の一員として成長したこと」 などをしっかりと記録したと思います。 そして、大切なのがその成長した記録を振り返ることです。 この自分の「思い」や「考え」を「振り返る」ことで確実にステップアップしていくのです。 もちろん勉強も同じです。 「振り返る」ことで習得した内容が定着し、新たな「考え」や「発想」が生まれてくるのです。 話は戻りますが、先ほど「集団の一員として成長したこと」と言いましたが、 それは、これからの時代は「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」が必要であると言われているからです。 それが、これまで何回かお話ししている「人生100年時代の社会人基礎力」の3つの 能力の中の「チームで働く力」です。 先週の水曜日に、皆さんは道徳の授業で「多様な性」について学習しました。 それは、人権教育の視点もありますが、多様な人々と協働できる力を養うという視点もあります。 「チームで働く力」には、6つの能力要素があります。 「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の6つです。 皆さんは、 「発信力」・・・自分の意見をわかりやすく相手に伝える力は高まってきていますか。 「傾聴力」・・・相手の意見を丁寧に聴く力は高まってきていますか。 「柔軟性」・・・意見の違いや相手の立場を理解する力は高まってきていますか。 「状況把握力」・・・自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力は高まってきていますか。 「規律性」・・・社会のルールや人との約束を守る力はどうですか。 「ストレスコントロール力」・・・ストレスの発生源に対応する力はどうですか。 これからは、行事や学級活動、班活動、話し合い活動、部活動など集団の一員としての振り返りを行うとき、この6つの能力要素を念頭に置いて考えてみてください。 終業式まで、残り1週間と2日です。学校生活を頑張りましょう。 お話は終わります。 |
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