第2学期始業式(校長講話)校長講話では、以下のようなお話をしました。 おはようございます。 夏休みはどうでしたか。 「充実した夏休み」になりましたか。 終業式でお話ししましたが、夏休みの充実度はこれからの日々に表れてきます。 さて、新型コロナウイルスの感染者数が増加し、緊急事態宣言がさらに延長されました。 家庭でも学校でも活動が制限されることが増え、 なんかのびのびとできないなと感じている人が多いと思います。 もちろん、皆さんだけではなく、お家の人も先生たちも同じです。 でも、こんな時だからこそ「穏やかな気持ち」を大切にしてください。 イライラしても何も変わりません。 イライラすることで、何かが良い方向に向かうのであれば、 イライラしてもよいかもしれません。 なかなかそのような場面には出会いませんね。 イライラすれば、自分自身も周りの人も嫌な思いをするだけです。 穏やかな人の特徴は、 ◎情緒的に安定している人や気持ちにムラの少ない人 ◎困った場面でも落ち着いた態度で対処できる、安定感のある人 ◎周囲の人が安心できる、落ち着いた雰囲気をつくれる人 などだと思います。 皆さんの周りにもこの様な人がいますよね。 もしかしたら、あなたがそうなのかもしれませんね。 いずれにしても、このような人が周りにたくさんいたら気持ちは落ち着きますね。 でも、穏やかな気持ちになろうと思ってもすぐにはなれないときもあります。 やはり、日頃からの意識が大切ですね。 「ネガティブな感情を感じたら、ひと呼吸おいて、感情をストレートに出さないように心がける。」 「時間にゆとりを持つようにする。」 「それくらいなら許せるという心の広さを持つ。」 「自分のことと同じくらい、相手もことも考える。」 「人に対しても、物事に対しても、良い所が見るようにする。」 などを意識していけるといいですね。 オリンピックやパラリンピックアスリートの活躍や感動を思い出して、自分も頑張ろうと思うのもよいかもしれません。 こうような状況だからこそ「穏やかな気持ち」を大切にしてください。 穏やかな気持ちで2学期を頑張りましょう。 そして、穏やかな気持ちで、コロナ禍をみんなで乗り切りましょう。 期待しています。 そして、講話に続いて、3年生の修学旅行の延期、I組の職場体験の延期について話しました。 修学旅行に関しましては、行けば思い出に残る修学旅行になるのは間違いありませんが、やはり、多くの人が「不安」を抱えている状況で、行くまでの日々を「不安」の中で過ごすよりは、受験もひと段落したあたりで、中学校生活の最後に最高の思い出をつくることを選択しました。 3月になって、新型コロナウィルスがなくなっているとは考えられませんが、現在よりも良い状況になっていることを願っています。 |
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