第1学期 始業式 その1(校長式辞)

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生徒たちはしっかりとした態度で、着任式・始業式に臨んでいました。
校長式辞もしっかりと受け止めてくれているようで頼もしく感じました。
以下は校長式辞です。

 おはようございます。
 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
 さあ準備をしてきましたか。
 自分自身の立場や役割を「自覚」してきましたか。
 まあ皆さんなら大丈夫ですね。

 いよいよ新しい年度が始まりました。
 新しい友だち、新しい先生方と一緒にがんばってほしいと思います。
 もちろん今までの友だちや先生方との関係も大切にしてください。

 本年度も「思いやりの心」と「寛容な心」を大切にしてください。
 そしてもう一つ、「共感・協働」を大切にしてください。
 「性別だとか、大人だとか、子どもだとか、お年寄りだとか、障害があるとか、国籍だとか、宗教だとか、そういうことでの境界線を取り払って、その人の中身を大切にして、誰とでも、あたり前のように一緒に過ごすことができる。」
 そういう人になってください。
 十人十色という言葉があるように、
 10人の人がいたら、10個の個性や特性、価値観があります。
 だから、時には、ぶつかったり、すれ違ったり、相手を理解できなかったりすることもあります。
 でも、そのことすべてを理解し、受け入れることができれば、それだけ自分自身の「心の幅」が広がるのです。
 「心の幅」が広がれば、自然と不安や不満も小さくなっていきます。
 逆に、それを受け入れることができないでいると、自分自身も受け入れてもらえなくなっていくかもしれません。
 もう一度言います。
 みんなに頑張ってほしいことは「共感・協働」です。
 明日、入学してくる新入生にもやさしさをもって接してあげてください。
 「心の広い人」になってくださいね。
 期待しています。
 これでお話は終わります。

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