全校朝礼(校長講話)おはようございます。 第2学期が始まり、1ヶ月が経過しました。 今はどんな感じですか。 「やっと体が慣れてきた。」 「中間考査が終わってよかった。」 「行事に向けて頑張るぞ。」 「部活動の大会や発表頑張るぞ。」 「悔いのない進路を選択するぞ。」 と前向きな気持ちの人も多いと思いますが、 「学校は楽しいけど、やっぱり朝起きるのはつらいなあ。」 「2学期長いなあ。」 などとちょっと疲れてきている人もいると思います。 そこで、ちょっと疲れてきて、ネガティブな気持ちになってしまった人にとって大切なことは、ちょっとした気持ちの「切り替え」です。 「切り替え」るには、皆さんそれぞれ自分にあった方法があるとは思いますが、代表的な方法をいくつか紹介します。 ネガティブな気持ちが続くと、心身の緊張によって前向きな考えに欠かせない酸素が脳に行き渡りにくくなります。 そんなときは、酸素の流入量を増やすことが大切になります。 つまり、1つ目は「深呼吸」です。 特に、「3・2・15」という呼吸法が良いと思います。 「3秒かけて空気を吸い、2秒間息をためて、15秒かけてゆっくり吐き出す。」 という流れを繰り返すと、肺が広がり、気分も徐々に落ち着きます。 2つ目は身近な人と話すことです。 特に、親身になってくれる相手と話をすると、共感や同情によって「自分は一人ではない。」という気持ちになり、頑張ったり、前向きになったりすることができます。 3つ目は感動することや魂を揺さぶることです。 本や音楽、映画などの作品を楽しんでみてください。特に、心を揺さぶり、涙を流すような作品がよいと思います。 泣いた後では、怒りや混乱、緊張、不安などの度合いが下がると言われています。 もちろん、まだまだ他にもありますし、最初にも言ったとおり、皆さんそれぞれの方法で構いませんので、「切り替え」を意識してください。 いつでも、どこでも、「切り替え」は大切ですね。 先週、世田谷区立中学校陸上競技大会が行われました。 出場した選手の皆さんお疲れ様でした。 すべての選手が全力を尽くし、素晴らしい活躍でした。 区陸の表彰は後日行います。 以上、お話は終わります。 第1学期終業式(校長式辞)校長式辞では、以下のような話をしました。 おはようございます。 本日は1学期の終業式です。 みなさんはどんな1学期でしたか。 2,3年生は4月6日から、1年生は4月7日から今日まででどのくらい成長できましたか。 私から見ると 体の成長はもちろんですが、学力や心もしっかりと成長しているように感じます、 それは、学校という集団生活の中で、日々様々な刺激を受けているからです。 体育祭のような大きな行事だけでなく、小さな行事、授業、定期考査、当番活動、生徒会活動、部活動など成長するチャンスがたくさんあります。 友だちと過ごす休み時間なども成長するチャンスです。 では、集団生活の中にいれば、自然と成長するのか。 もちろん、答えはNO!です。 皆さんは、その集団から様々な刺激を受けて、いろいろなことを感じ、考え、判断し、行動していますよね。 それが成長につながるのです。 夏休みは、そのまわりからの刺激が少なくなる期間になります。 この夏休みという期間は、自分自身が主体となって、成長するための刺激をつくらなければなりません。 自分自身で考え、計画を組み立てて、行動できるかが2学期以降の成長に大きくかかわってきます。 昨年度の1学期の終業式でもお話ししましたが、 「充実した夏休み」は「満足度」ではなく、「成長」なのです。 だから、夏休みの終わりごろに後悔したとしても、自分自身で考え、何かに取り組んだのなら、それが成長であり、「充実した夏休み」なのです。 では、改めて言います。 「充実した夏休みを過ごしてくださいね。」 担任の先生が心を込めて書いた所見にも、「充実した夏休み」を過ごすヒントが書かれています。 みなさんの成長に期待しています。 もう一つお話があります。 ミーティング・ルームのレースのカーテンがボロボロでした。 皆さん気付いていましたか。 本校で活動している「東深沢スポーツ・文化クラブ」の方々が新しいレースのカーテンを寄贈してくださいました。 感謝の気持ちを伝えるとともに、大切に扱ってくださいね。 お話を終わります。 2学期も皆さんの笑顔を楽しみしています。 全校朝礼(校長講話)道徳授業地区公開講座やセーフティ教室を受けて「多様性」について話しました。 おはようございます。 先週の水曜日、道徳授業地区公開講座がありました。 講師の安藤奏汰先生が分かりやすくお話をしてくださいましたね。 生徒に皆さんへの講演会のあと、 安藤先生とPTAの方々、先生たちで協議会を行いました。 その協議会の中でも、素敵なお話がたくさんありました。 その中で、「固定概念を外す。」という言葉がありました。 「確かにそうだな」と思いました。 大人になると、たくさんの知識が増える代わりに、どんどんと頭が固くなっていくような気がします。 すべての大人がそういうわけではありませんが、 自分の考え方が固定されてきてしまう人が多いような気がします。 つまり、「こうあるべき」だと決めつけてしまう。 「こうあるべき」をすべて否定するつもりはありませんが、 改めて感じたのは、やはり人に対しては、 それぞれの人の「個性や特性」を理解するということが最優先であるということです。 また、先週土曜日のセーフティ教室でも、 自分の「いいね」と他の人の「いいね」は違う。 自分の「嫌だ」と他の人の「嫌だ」は違うというお話がありました。 東深沢中学校でも「ちがいはあたり前」と言い続けてきました。 皆さんももう一度、そのことを考えてみてください。 まずは、身の回りのクラスメイトや友達について考えてみてください。 そして、人はみんなちがうという視点で、お互いを認め合ってください。 絶対にいけないことは、誰かの個性や特性を馬鹿にしたりすることです。 それは、「いじめ」です。 HIGASHIにはそんな生徒はいないと思っています。 でも、迷いが生じる時もあります。 そんな時に大切なのが「寛容な心」です。 終業式まで、残り1週間と3日です。さらによりよい人間関係をつくって1学期を終わりましょう。頑張ってください。 お話は終わります。 全校朝礼(校長講話)校長講話を紹介いたします。 おはようございます。 先週は体育祭お疲れ様でした。 皆さんの頑張りがとてもまぶしく感じました。 「共に高め合い」「共に成長する」ことができましたか。 答えは皆さんの心に中にあります。 さて、今週の水曜日からは期末考査です。 1年生にとっては初めて定期考査ですね。 定期考査は日頃の学習の成果の確認ですから、本来なら特別な準備は必要ないはずです。 とは言っても、準備しますよね。 この週末も頑張った人が多いのではないでしょうか。 頑張ろうと思っても、なかなか「やる気」が出ないときがありますよね。 やる気は、やる気を作り出すホルモンである「アドレナリン」の分泌を高めることで、生まれます。 だから、勉強をする前に、筋トレとかをすると、やる気が生まれてきます。 「でも、筋トレとかもやる気がしないのだけど。」という人のために、 次の4つを行うとアドレナリンの分泌が高まるそうです。 まずは、背筋を伸ばし、胸を張る。 次は、腕を組む。 そして、こぶしを強く握る。ふくらはぎに力を込める。 最後に、全身に力を入れる。 ほんのちょっとでも構わないですが、30秒くらいやると効果があるみたいです。 さあ試してみてください。 実はこのお話は昨年度の6月にお話しました。 「やる気」は大切なので、これからもお話しすると思います。 特に、3年生は受験勉強にも役立ててみてください。 確かに、背筋を伸ばすだけでも、少しやる気が出ますね。 以上で、お話は終わります。 全校朝礼(校長講話)校長講話を掲載します。 おはようございます。 新年度が始まって一か月がたちました。 皆さんは新しい学校生活にはもう慣れましたか。 そして、楽しんでいますか。 慣れることは良いことですが、慣れることがマイナスに影響することもあります。 気分はいつも新鮮な気持ちで頑張ってください。 逆に、慣れずに、心配なことや不安なことがある場合は、必ず先生たちに相談してくださいね。 一番話しやすいと感じている先生でかまいません。 話は変わって、 先週は生徒総会お疲れ様でした。素晴らしい会だったと思います。 その生徒総会の講評で片山先生が、リーダーとフォロアーの話をしていましたね。 良い集団作りには大切なポイントだと思います。 集団作りと言えば、いよいよ体育祭が3週間後に迫ってきました。 体育祭と言えば、勝ち負けがあり、一喜一憂する行事です。 もちろん、一喜一憂することも「心」を成長させるうえで大切なことです。 でも、本当の目的は、行事への取組・本番を通して何かが良い方向に変わることです。 その目的を達成するためには、リーダー、フォロアーも大切ですが、 やはり一人一人の自覚が大切です。 「自ら考え、判断し、行動する。」 リーダーシップ、フォロアーシップ、そして、同じ目標に対して、誰もが「自ら考え、判断し、行動する」ことができれば、すごい集団ができると思いませんか。 皆さんはHIGASHIの生徒たちです。 一人一人が意識を高く持ち、いつも言っていることですが、ワンランク上のHIGASHIをみなさんの手で創ってください。 楽しみにしています。 以上で、お話は終わります。 全校朝礼(校長講話)次のような話をしました。 おはようございます。 学校が始まって約10日間がたちました。 新しい学校、新しい学年には慣れましたか。 どの学年もとても良い立ち上がりだと各学年の先生方から聞いています。 先生もそう感じています。 東深沢中学校の開校当時のスローガンは、「みんな仲よく、礼儀の正しい学校に」でした。このスローガンの精神は今も変わっていません。 そして、このスローガンと絡めて、毎年4月の全校朝礼では、みなさんに3つお願いをしています。 さらに、本年度から一つ追加しました。 一番目は、「あいさつ」です。 あいさつを大切にして、がんばっている生徒はたくさんいます。 特に、生徒会役員や生活委員は意識が高いですね。 あいさつは人と人とのつながりの第一歩です。 あいさつ四箇条を大切に、さらに、あいさつをがんばってください。 二番目は、「自分自身を大切に」です。 これが追加した一つです。 人には必ず良いところがあります。 その自分自身の良いところに自信を持って生活してください。 二番目は、「思いやり」です。 思いやりとは、「他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち」です。 何も見返りを期待せずに、人の心から純粋にでてくる親切こそが「思いやり」です。 ぜひ、一人一人が思いやりの心を大切にして、さらに、温かいHIGASHIをつくってください。 そして、最後は、「いじめ禁止」です。 私は校長として、「いじめ」は絶対に許しません。 いじめにつながるような「いじり」や「からかい」「ちょっかい」も絶対に許しません。 スローガンの精神もありますが、学校という集団で生活する場所で大切なことは、安全で安心できる場所であるということです。 「あいさつ」「自分自身を大切に」「思いやり」「いじめ禁止」を意識して、温かく、安心できる学校をみなさんの手で創ってください。 以上でお話を終わります。 入学式(校長式辞)入学式での校長式辞です。 春の暖かさが心地よいこのよき日に、保護者の皆様や二・三年生の皆さんが見守る中で入学式が挙行できますことに、心から感謝いたします。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 皆さんの返事からは、新たな環境で頑張るぞという気合いを感じました。 皆さんは今、どうような思いを胸に抱いていますか。 「期待」ですか。 「不安」ですか。 恐らく、そんな簡単な言葉では表せない複雑な思いを抱いている人が多いと思います。 「思いを巡らす。」 つまり、それはいろいろなことを想像したり、予想したりしているということですね。 では、その想像や予想の中にある期待通りの中学校生活にするためにはどうすればいいでしょうか。 不安を取り除くためにはどうすればいいでしょうか。 これが「考える」ということです。 東深沢中学校の教育目標の一つに 「自ら考え、判断し行動できる生徒」という目標があります。 これからはVUCA(ブーカ)の時代と言われています。 聞きなれない言葉だと思いますが、 VUCA(ブーカ)とは、 Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字です。 これらの四つの要因により、現在の社会経済環境が極めて予測困難な状況に直面しているという時代認識のことです。 そのような時代を生きていくためには、「自ら考え、判断し行動できる」ことがとても大切です。 まずは、自分で「考える」です。 つい2週間前までは、最上級生として、小学校のリーダーとして考えながら、小学校を引っ張ってきた皆さんなら大丈夫です。 中学校に入学し、最下級生になり、リセットするのではなく、 そのリーダーとして、考えてきた力をさらに磨いてください。 本当は、これから義務教育を終わり社会に出ていく卒業生にお話しするような内容ですが、中学生のうちから、これからの社会のことを踏まえて「考える力」を身に付けてほしいと思ってお話ししました。 もう一つ忘れないでほしいことがあります。 これはHIGASHIの生徒として絶対に守ってほしいことです。 人はみんなちがいます。誰もがオンリーワンです。 まずは、そのオンリーワンである自分自身を好きになってください。 ま わりの人と比較したり、まわりに流されたりするのではなく、「自分はそのままの自分でいいのだ」と思ってください。 そして、次に、その「ちがい」をあたりまえのこととして受け入れてください。 誰とでも支え合い、高め合える、そんな学校、そんな世の中を、HIGASHIの生徒としてつくっていってください。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。 皆様が心から慈しみ育てられたお子様を、私ども教職員一同、心を込めて、今日から大切に教え、育ててまいります。 皆様のご支援とご協力をお願いいたします。 令和4年4月7日 みしまの森学舎 世田谷区立東深沢中学校 校長 本 田 仁 第1学期 始業式 その1(校長式辞)校長式辞もしっかりと受け止めてくれているようで頼もしく感じました。 以下は校長式辞です。 おはようございます。 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。 さあ準備をしてきましたか。 自分自身の立場や役割を「自覚」してきましたか。 まあ皆さんなら大丈夫ですね。 いよいよ新しい年度が始まりました。 新しい友だち、新しい先生方と一緒にがんばってほしいと思います。 もちろん今までの友だちや先生方との関係も大切にしてください。 本年度も「思いやりの心」と「寛容な心」を大切にしてください。 そしてもう一つ、「共感・協働」を大切にしてください。 「性別だとか、大人だとか、子どもだとか、お年寄りだとか、障害があるとか、国籍だとか、宗教だとか、そういうことでの境界線を取り払って、その人の中身を大切にして、誰とでも、あたり前のように一緒に過ごすことができる。」 そういう人になってください。 十人十色という言葉があるように、 10人の人がいたら、10個の個性や特性、価値観があります。 だから、時には、ぶつかったり、すれ違ったり、相手を理解できなかったりすることもあります。 でも、そのことすべてを理解し、受け入れることができれば、それだけ自分自身の「心の幅」が広がるのです。 「心の幅」が広がれば、自然と不安や不満も小さくなっていきます。 逆に、それを受け入れることができないでいると、自分自身も受け入れてもらえなくなっていくかもしれません。 もう一度言います。 みんなに頑張ってほしいことは「共感・協働」です。 明日、入学してくる新入生にもやさしさをもって接してあげてください。 「心の広い人」になってくださいね。 期待しています。 これでお話は終わります。 |
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