第2学期終業式(校長式辞)校長式辞では、「人権」について話しました。 おはようございます。 この2学期末に3年生との校長面接を行いました。 まだ全員との面接が終わったわけではありませんが、一応一区切りつきました。 その校長面接の中で、 「友だちや周りの人とのかかわりで気を付けていることは何ですか。」 という質問項目があります。 1,2年生の皆さんはどう答えますか。 この質問と同じような質問が高校等の面接試験で聞かれるかどうかはわかりませんが、これは人権教育や道徳教育を大切にしているHIGASHIだからこそ3年生に聞いてみたいと思っている質問です。 もちろん正解は一つではありません。 質問に答えた生徒が言った言葉すべてが正解です。 人権教育には 「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることができるようになる。」 という目標があります。 他の人と接することが得意な人もあまり得意でない人もいると思いますが、大切なのは相手への思いやりの気持ちですね。 学校関係者評価アンケートの「思いやりの心や認め合う心をもって友だちや他の人と接している。」という質問項目では、約90%の皆さんが「とても思う・思う」と答えてくれました。 この結果はとても素晴らしいと思います。 でも、目指しているのは100%です。 自分の大切さとともに、他の人を思いやり、認め合う心をもった生徒で溢れている学校であれば、とてつもない安心感があり、居心地もとてもよいと思います。 皆さんの力で創っていってくださいね。 もう過ぎてしまいましたが、12月4日から12月10日までは人権週間でした。 この冬休みに、改めて自分の人権、他の人の人権について考えてみてください。 では、充実した冬休みを過ごしてください。 以上でお話を終わります。 全校朝礼(校長講話)11月に引き続き、学習に関する内容です。 おはようございます。 三者面談が終わり、もうすぐ2学期も終わりですね。 残り少ない2学期も大切にしてくださいね。 今、3年生と校長面接を行っています。 みんなしっかりとしていて、進路決定に向けて真剣に向き合っています。 さて、11月の全校朝礼では、「勉強の習慣化」に関する話をしました。 本日はその続きをお話しします。 テスト等において、よりよい成果を上げるためには、 まとめたもの等を繰り返し見る(いわゆる再読)よりも、テストや質問形式で確認した方が定着します。 これは、脳は「インプット」よりも「アウトプット」を重視しているためです。 つまり、大切なのは「思い出す」という訓練になります。 繰り返し読むことで、「理解した」という感覚になります。 この「理解した」という感覚は、「分かったことはもうよい」と知識欲を減退させ、思考停止を併発させることもあります。 「理解した」イコール「確実に思い出せる」ではありません。 あとは、睡眠も記憶を定着させるのに、大切なことです。 この話は、東京大学の「脳」を研究している教授のご講演でのお話でした。 3年生は、前回の「習慣化」と今回の「アウトプット」を意識して頑張ってください。 もちろん1,2年生も他人事ではありませんよ。 以上でお話は終わります。 |
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