3年生 投げ方教室、遠くに投げよう!
ヤクルトスワローズの三輪 正義(みわ まさよし)さんにご来校いただき、投げ方教室を行いました。最初に教わったコツは3つで
1.体を横に向け、大の字に開く。 2.ボールを持つ手で耳を触る。 3.そのまま、ボールを持つ手と反対の手をパチンと合わせる。 この動きを何度か繰り返して練習し、いざボールを投げるとびっくり。きれいなフォームでボールを投げることができるようになっていました。それに加えて、足を上げる、目線で狙いを定めるといったさらなるコツを身に付けていき、最後はフライのような山なりの投げ方でボールを遠くに投げることができました。 プロの方が教えてくださる「コツ」の的確さと、何より子どもたちの吸収力に感心した1時間でした。 蹴って、打って、ボールゲーム!ボールを足で操作することは、経験の少ない子にとってとても難しいです。正確にボールを蹴るポイントを意識して運動することで、味方につながりやすくボールをコントロールできる子が徐々に出てきました。チームで練習したことをゲームで生かすのはさらに難しいですが、今後の学習で上達しそうです。 サッカーもプレルボールも、まだまだ続きます。よく弾むボールがあるご家庭は、練習も兼ねてご家族でプレーしてみるのもおすすめです。 お兄さん・お姉さんの3年生自分たちで内容や量が読み聞かせに適した本を考えて決め、役割分担を工夫し、何度も練習をして読み聞かせに臨みました。準備の甲斐もあって、読み聞かせ本番では、落ち着いて堂々と読むことができました。 あと半年もしないうちに3年生は4年生になります。ひとつ上の学年になるに相応しい、立派な姿が見られました。 カイコの糸の秘密、発見!まず、まゆがしっかりお湯に浸かるよう協力してふたを支え、しっかりとゆでます。 しばらくゆでていると、様々な変化があります。だんだんと糸のようなものがわりばしに絡みついてくることや、お湯の色が変わることなどを発見し、驚いていました。 しっかりゆでてまゆが柔らかくなったら、いざ糸取りです。糸が切れてしまっても、糸口を探し、時間いっぱい糸取りを行いました。想像していたより手応えがしっかりしていることや、一本長い糸をとるのが難しいことなど、ここでも様々な発見をしていました。取った糸と、実際の絹のさわり心地を比べる子もいました。 カイコに対し一生懸命取り組んだことは、忘れられない経験になるでしょう。 かいこにはギモンがいっぱい!
3年生から始まる学習にも、だいぶ慣れてきた子どもたち。
運動会が終わって本格的に始まったのが、「総合的な学習の時間」(以下「総合」)です。 1学期のメインテーマは「生き物を育てよう」。その中でも、地球上の人々が昔から恩恵を受けてきた「カイコ(蚕)」を育て始めました。 卵からかえったばかりの幼虫は、黒い小さな粒がモゾモゾと動いているようにしか見えませんでした。子どもたちも、「これを育てるの?」と不安顔。 それから、数週間で驚くほど大きく成長したカイコたち。1人あたり3匹ずつ分けて世話をしながら、「研究」をすることにしました。 「総合」といえば、教科書のない探究的な学習。カイコとの出会いから、まずは知りたいことを「疑問」として出しました。 ○なぜ、カイコは人間の役に立ってきたのか? ○なぜ、カイコは桑の葉しか食べないのか? ○幼虫が大きくなると、どのくらいの大きさになるのか? ○繭から糸をとるには、どのようにするのか? この疑問を解き明かし、また次のことを調べて解決、そうしてみんなで学んでいこう。ーーーこのように進めていきます。なお、週末は持ち帰って世話をしますので、ご家庭の皆様も「総合」をご一緒にお楽しみください。 発見、観察、iPad!
iPadを学習で生かす方法は様々です。
3年生では、運動会練習の様子をiPadで撮り、その動画を見て自分たちの動きを振り返りました。ダンスが揃ったときのかっこよさに気付くとともに、より完成度を高めるためにはどの部分に気をつけるかを考えることができました。 また、理科のモンシロチョウの観察でも、写真や動画を何度も繰り返し見たり、拡大して細かい部分まで観察したり、いくつかの写真を並べて見比べたりと、それぞれが関心をもったところを自由に調べていました。 iPadは使い方を理解していれば非常に便利です。子どもたちは、情報を調べる以外にも、様々な活用法があることを、体験を通して学んでいます。まだ3年生は始まったばかり。今後、さらにたくさんの技を身につけていくでしょう。 3年生! 新しいことに大ハリキリ!1年生のためにしおりを作るのは3年生の役目。それを知って張り切る子どもたちの姿はとても輝いていましたね。1年生に喜んでもらえるよう、色を重ねたり模様を工夫したりしました。「1年生を迎える会」での素敵なプレゼントになりました。 新しい理科の学習の入口。観察では、校内の生き物を“比べて”見てみました。植物の大きさや形など様々な視点で比較を行い、考えをもつことができました。 しおり作りや観察を通して、それぞれが思いやアイデアをもっていることが伝わってきました。今後は、それらをお互い伝え合いながら力を伸ばしていってくれるでしょう。 |
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