6/11 古典芸能鑑賞教室(6年生)まず、はじめに狂言「附子(ぶす)」の鑑賞をしました。留守中に居眠りをしないように相撲をとっているうちに、ご主人の大切な品々を壊してしまった太郎冠者と次郎冠者。二人が、「死んでお詫びをしようと猛毒の附子を食べたがまだ死ねない」と言い訳をするシーンでは、席のあちこちで子どもたちの笑い声があがっていました。 鑑賞のあとは、ワークショップです。附子の中で出てきた、太郎冠者の「扇げ 扇げ」と次郎冠者の「扇ぐぞ 扇ぐぞ」のセリフと振付を、能楽師さんのお手本に合わせて練習しました。練習の後、桜丘小6年生全員が「扇げ 扇げ」、続いて笹原小6年生全員が「扇ぐぞ 扇ぐぞ」と掛け合いを行いました。 「能」「狂言」は、室町時代から650年以上、途絶えることなく演じられてきた、日本を代表する舞台芸術です。映像で見たことがある児童は多かったものの、実際に能楽師さんが演じている舞台を見たのは初めてという児童が多かったです。本日の古典芸能鑑賞教室は、本物に触れることができる貴重な機会となりました。世田谷パブリックシアターおよび万作の会の皆様、ありがとうございました。 |
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