稽古の合間に〜夏の思い出砧中学校の自然については以前もご紹介いたしましたが、最近、クワガタやカブトムシだけでなく、都会に自然が回復しつつあるように思えます。 自分の子ども時代の記憶ですが、昭和時代の終わり頃は【光化学スモッグ注意報】も時々発令されていましたし、街中ではカブトムシを捕まえることも難しかったような覚えがあります。 多摩川の水質の回復もそうですが、まだまだ不十分でも、少しずつ人間の環境問題に対する意識が高まってきている結果かな・・とも考えています。 剣道部・社会科担当 平田正幸 3年生と卒業生の皆様へ 「はみ出す力展」への出品について
3年生と卒業生の皆様へ
昨年度の美術の授業で取り組んだ作品やその様子を「はみ出す力展」で展示する予定です。お願い文を掲載していますのでご確認のほど、お願いいたします。 「『はみ出す力展vol.3』〜図工・美術の授業展2021〜」への出品及び記録集の作成について(お願い) 剣道部 祝昇段本校剣道部からは三年生3名、卒業生1名が受審し、1名が剣道初段に、3名が剣道二段に合格しました。 昇段に驕る(おごる)ことなく、普段の生活にも有段者としての自覚を持って行動できるよう心掛けていって欲しいと思います。 剣道部顧問 平田 辻 剣道部 都大会(男子個人)結果一回戦、二回戦を勝ち上がり、三回戦まで勝ち進む、本校剣道部を代表する見事な試合ぶりでした。(東京都中学校ベスト32) 後輩たちの良き手本として、そして乗り越えるべき目標として記憶に留めて欲しいと願っています。(ハイレベルな試合の様子を動画に撮りましたので、後日、部員に今後の参考ための視聴を計画しています。) 剣道部顧問 平田 辻 授業規律確立と授業改善に向けて1学期末には、一部授業規律が成立していない状況があるとのご指摘をいただきました。授業中での冷やかしかからかい、授業を遮る私語など、教科担任によって態度が変わることが生徒からの声としても上がっています。そのため、学期末には管理職が生徒との個別面談を実施しました。単に指導するのではなく、なぜそういった行為に及ぶのか、その理由を明らかにすることで、2学期以降の改善へと結びつけていくことが目的です。 面談を通して改めて再認識したのは、授業規律の確立は教員の授業改善と平行して取り組まなければならないということです。今授業で何が話され、何をしなければならないのか、その事がわからなくなった生徒は取り残される不安を抱きます。しかしそのまま授業が進んでいくと、その不安は諦めの気持ちとなり、それが私語へとつながっていきます。また授業の内容が理解できる生徒に対して、冷やかしやからかいといった行為で自分の不満を発露させようとします。 教員から授業中に当てられる不安を訴えた生徒もいました。特にその日の日付から出席番号で当てられることで、朝から憂うつになってしまうという相談もありました。当てられて答えられなかった時の教員の態度に反発を覚えている生徒もいました。一方的に当てておいて、「こんなこともわからないのか」という指導は旧態依然とした授業です。残念ながら最先端の授業を目指す本校においても、まだ多くの課題があることが明らかになりました。最先端の授業とは、授業内容だけではなく、理解度に幅かある生徒一人ひとりに意欲を持たせ、授業に参画させていく技能です。生徒が「わからない」ことを前提にして、「わかる」ためにどう自信を持たせていくのか、声かけも含めて終業式後の職員会議で再度徹底を図りました。 生徒一人ひとりが置かれた状況を把握して、その生徒に今必要な声かけや課題の提示をしていく、そういった授業の大原則を改めて教員間で確認しています。 2学期以降も生徒や保護者の皆様のご意見をしっかりと受けとめながら、教育活動を推進してまいります。 校長 建部 豊 『富岳の眺め』 No.186【遠い日の宿題】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を選んでください。 夏休みの部活動について3年前、部活動保護者会において本校の部活動に対する厳しい声を多くいただきました。特に運動部においては学校としてのガバナンスが機能していないというご指摘がありました。その後、部活動委員会を中心として、砧中部活動としての遵守すべき統一基準を設け、各顧問の判断によるものと、事前報告・了承を必要とするものを明確にしました。またけが等の発生時における対応マニュアルの整備も進めてきました。 改善の例として熱中症対策を挙げることができます。暑さによる練習中断等の判断がそれまで各顧問判断となっていたところを、熱中症指数を基準とした学校としての判断に切り替えました。また活動中は冷房の効いた教室を確保し、適宜休憩時間を設けるようにしました。部活動の水分補給を顧問や先輩の了解を得ることにしていた部があり、それらを全廃しました。それでも慣習として先輩の了解を得ていた事例もあり、2年前には全ての部活動において部員からの聞き取りを基に、部員各自の判断で水分補給を行うよう徹底しています。 1年生の保護者の皆様には、かつての砧中部活動の慣例が未だ風評として残っていることから、初めての夏休みの活動に不安を感じられている方もおられると伺っております。ご不明な点などありましたら、各学年の部活動委員の教員まで、さらには疑問点があれば管理職までお問い合わせください。 砧中部活動委員会 夏休み中の情報提供についてありがとうございます。 砧中学校では、学校運営方針として「情報発信」を掲げています。学校でどういった教育活動が行われ、その教育活動を通してどういった成果が見込まれるのか、という視点に立った保護者や地域の皆様への説明責任は、学校運営の柱だと考えています。また学校は常に100点を目指しながらも、必ず何らかの問題が生じてきます。どんな問題が生じ、その原因が何であったのか、そしてその解決の方向性をお示しすることが、学校の透明性を担保することになると考えています。いわゆるマイナス情報の発信です。ただしマイナス情報の発信に関しましては、生徒の個人情報には最大限配慮することが大前提となっています。 夏休み中は更新回数は少なくなりますが、これまでと同様ホームページを通じて様々な情報提供・発信をさせていただきます。また夏休み中であっても全校生徒・保護者へのお知らせが必要な事項については、「すぐーる」で情報提供いたします。 夏休み中も砧中学校のホームページをご覧いただければ幸いです。 夏休みの自習スペースについてご活用ください。 尚、緊急事態宣言下となりますので、できるだけ昼食は挟まない形でお願いしたいと考えています。 学校で、お弁当持参による昼食希望のご家庭につきましては、学校までご連絡いただければ幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。 図書室(全学年・全クラス) 夏休み 月曜日〜金曜日 の9時〜12時 13時〜16時 ※以下の日付を除きます。 8月9日(月)・8月13日(金)・8月16日(月)〜8月20日(金)・8月30日(月) 視聴覚室(1年A組〜F組) 7月26日(月)〜28日(水)11時〜12時 13時〜14時 視聴覚室(2年A組〜F組) 8月2日(月)〜6日(金)11時〜12時30分 13時30分〜15時 8月23日(月)〜26日(木)10時〜12時 教務部 検校幸雄 陸上部 都大会終了感染対策と暑さ対策の両方に気を配りながらの競技は、今まで以上に繊細さや丁寧さが求められたのではないかと思います。 練習時間の短縮等、たくさんの制約があった中で迎えた都大会。顧問としては不安が拭えないままでした。 しかしそんな不安とは裏腹に、選手たちはベストパフォーマンスを発揮してくれました。 どちらの種目も見事自己ベスト更新。他校の精鋭たちに物怖じせず、自分の力を出し切ってくれました。 まだまだ記録が延ばせそうな可能性を感じさせてくれた1年生。 最上級生として、有終の美を飾ってくれた3年生。 そんな素晴らしい姿を見せてくれた選手たちには、本当に感謝です。 ありがとうございました。そして、お疲れ様。 また、生徒と同行して競技をサポートしてくださった保護者の皆様、お忙しい中にもかかわらず支えてくださり、大変にありがとうございました。 陸上競技部 黒田将也 検校幸雄 陸上部 都大会にて雲は少なく、梅雨明けを改めて感じる天気です。 気温が高いので、待機時間やアップ中も含めて熱中症に注意しながらの競技参加になりそうです。 砧中では、3年女子100m走と1年男子走幅跳に出場します。 都内の有力選手が集まる今大会。 緊張感も力に変えて、全力で望んでほしいです。 応援宜しくお願いします。 陸上競技部 黒田将也 検校幸雄 多様な進路を考えるための進路説明会についてこの取り組みは砧中学校進路指導部が新たに立ち上げた企画です。学校を休みがちであったり、集団に入ることに不安を感じたり、体調面で朝起床が困難だったりする子どもたち。それは決してその子どもの意思の弱さが原因ではなく、様々な要因によってつらい思いをしていることが近年わかってきました。それを受けて中学卒業後の進路先も多様化してくるようになりました。少人数での授業を基本とする高校、登校時間を弾力的に設定している高校、オンライン授業を中心にカリキュラムを組んでいる高校。 砧中学校では、悩みを抱えている生徒に寄り添うことができるよう、これまでも別室での学習や弾力的な登校時間、オンライン授業やロイロノートの推進などに取り組んできました。一方で保護者の皆様からは、中学卒業後の進路に対する不安の声を多くいただいておりました。今回の進路説明会はその支援の一環としての新たな企画となります。 現在は各高校と連絡調整段階にあり、まもなくご協力いただく高校が決定いたします。夏休み中となりますが、決定次第「すぐーる」にて全てのご家庭へお知らせいたします。 現時点で確定しているのは以下の通りです。 (日時) 9月11日(土)14時から1時間半程度 (場所) 砧中ランチルーム (対象) 全学年の参加を希望される保護者 (内容) 3〜4高校からの学校紹介、保護者懇談 ※ オンライン参加も計画中 なお、7月15日(木)に「すぐーる」にて、世田谷区教育委員会から同様の進路説明会(8月7日開催)の連絡もありました。お知らせの時期が重なったことは全くの偶然でしたが、現在こういった支援の重要性が全区的にも共有されている証左と考えています。両方ご参加いただくこともできます。 砧中学校の新たな進路説明会は、詳細がまとまり次第、追ってお知らせいたします。 校長 建部 豊 進路指導部 夏の風物詩。自然豊かな砧中学校少年の頃のように(?)なぜか胸がときめきました。 社会科担当 蔵部 平田 第2回学校運営委員会第1回は書面開催でしたが、今回は標準服見直しの方向性を定める重要な話し合いの場であったため、感染症対策を講じた上で、直接会合として開催しました。 まずはじめに、砧中の今後の新たな取り組みとして、ロイロノートによる健康観察推進や、学校を欠席しがちな生徒の保護者を対象とした進路説明会など新たな提案について学校からの説明を行いました。昨年度以降、管理職からのトップダウンではなく、教職員からの提案による様々な新規取り組み実施について、各委員から評価いただきました。 次に「支えるべき生徒は支える」という視点から、本校の特別支援学級と通常学級それぞれの持ち味を生かした、生徒一人ひとりの特性を踏まえた支援体制について、ご意見を伺いました。理想論だけではなく、試行錯誤の過程も報告することで、様々な立場からの助言を得ることができました。 そして最後に、標準服見直しの経緯確認と小学校保護者へのアンケートの文面検討等を行いました。来年度は現在着用している標準服の生地が値上がりするとの情報もあり、コロナ下での見直しの時期としては妥当であるとの確認がなされました。一方で在校生については買い換え時のリサイクル推奨や、新入生の新しい標準服ではブレザーのみの統一など、コスト面での最大限の配慮が必要との意見を頂戴しました。在校生にとってのメリットが何もないことは議論への参画意識も弱まるとの指摘もあり、在校生も夏のポロシャツ導入について平行して議論してほしいとの強い要望もいただきました。 予定時間を1時間近く超過するなど活発な話し合いとなりました。しかし次回は時間超過のないよう、事前の論点整理を十分に行い、効率的な会議運営を目指したいと考えています。 学校運営委員会事務局 多様な進路を考えるためにこの進路説明会は主に ○学校を休みがちの生徒 ○集団に馴染みづらい生徒 ○体調面で朝起床が困難な生徒 など その保護者の皆様を対象としています。 進路選択にあたって悩まれることも多いと思います。そこで説明会では例えば、 ○通信制高校 ○チャレンジスクール ○オンライン授業を中心とした高校 ○登校時間を弾力的に選べる高校 などの 担当者を砧中にお招きして、具体的な入試のあり方や求める生徒像等について紹介していただく予定です。 また説明会後半では、グループに分かれて保護者間での懇談の時間も設けたいと考えています。ご家庭で抱えている悩みを共有しながら、お子さまのより良き進路実現に向けての情報交換の場となるよう計画しています。3年生に限らず、全学年の保護者の皆様を対象としております。 開催日時は9月11日(土)14時より1時間30分程度を予定しています。場所は本校のランチルームです。 追って「すぐーる」にて申込み方法など詳細はお伝えいたします。 砧中進路指導部 『富岳の眺め』 No.184【眠るということ】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を選んでください。 剣道部 都大会(男子団体)結果敗戦は悔しいですが、コロナ下で練習にも制限がある中、同じ武道・スポーツに励む者達と、都大会という晴れ舞台で真剣勝負ができました。来週7月17日は個人戦があります。最後の調整をがんばりましょう。 剣道部顧問 平田 辻 不審者対応について(情報提供)生徒の下校時の段階では、該当する男性は校舎内や学校敷地内で発見されなかったため、教職員の見回りと警察のパトロールの上、予定通りの下校としました。授業中での緊急放送指示は3年前に体制を整え、これまで繰り返し不審者対応訓練として実施してきました。今回初めて実際に発報したのは、学校公開日での人の出入りが多い状況を考えての判断でした。発報後も校内は混乱することなく教育活動を行うことができました。 日頃の訓練の成果から、教職員の動きは迅速であり、また警察との連携も円滑に行うことができました。引き続き関係機関と連携し、不審者対応も含めた安全態勢を強化してまいります。 校長 建部 豊 生活指導主任 淵上 英紀 緊急事態宣言発令を受けて部活動については17時までの活動となります。土日の練習は大会等が予定されている部を中心に、短時間での練習となります。大会参加の可否は各大会主催者の判断となります。具体的には各部顧問よりお知らせいたします。 保健室を中心として行ってきた感染症対策は、これまでと大きな変更はありません。手指消毒などがマンネリ化しないよう注意喚起をしてまいります。 PTA運営委員会や学校運営委員会については、対面での会議とオンラインでの会議を併用しながら開催予定です。 明日土曜日については、引き取り訓練は下校時の混雑を避けるため見合わせましたが、I組ニュースポーツ体験、卒業生の話を聞く会、職業講話については実施いたします。保護者の皆様の参観もできます。 今般の緊急事態宣言発令に関する対応については、改めて都・区からの通知があると思われます。詳細については追ってお知らせいたします。 校長 建部 豊 引き取り訓練を見合わせます7月10日(土)はまん延防止重点措置期間にあたり、感染症防止に万全の対策を講じた上で引き取り訓練を実施することは可能です。しかし週明けから都内に緊急事態宣言が発令することになり、本日改めて実施の可否を検討しました。 本校の昇降口は混雑しやすい構造となっています。普段は下校時なども時間差を設けるなどの対策を講じています。しかし保護者と生徒が一緒に下校することになると、時間差を設けてもある程度の「密」状態は避けられません。緊急事態宣言発令直前の土曜日であることも考慮して、今回はリスク回避を優先し、実施を見合わせることとしました。なお、延期日時については現時点で未定です。学び舎の小学校へも情報提供しております。 急な見合わせのお知らせとなり、ご迷惑をおかけします。後ほど「すぐーる」でも情報提供いたします。 校長 建部 豊 生活指導主任 淵上 英紀 |
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