校長先生の話

2月24日(月)なのはな読書週間

 今週から3月8日(土)までの2週間は、「なのはな読書週間」です。
 本校では、6月に「あじさい読書週間」、12月に「こすもす読書週間」を設定し、今回で、本年度3回目の読書週間です。
 この1年、みなさんは、本を何冊読みましたか。心に残っている本はなんですか。たくさんの本を読んだ人、一冊の本を読むのに時間をかけていろいろなことを考えながら読んだ人。いろいろな読書の仕方があることでしょう。
 読書週間には、みなさんが、様々な本と出合えるように、図書委員会がポスターを作って本の紹介をしたり、「お話のへや」の方々が読み聞かせをしてくださったりします。
 一人ひとりの「読書カード」に、どんな本の名前が書かれるのか、みなさんが読書を通してどのようなことを考え、どのような感想をもつのか、楽しみにしています。
 読書への意欲を高めるため、このように話しました。

校長先生の話

2月10日(月) 音楽会に向けて

 今週末には、音楽会があります。今、各学年の練習が最後の仕上げの時期を迎えています。練習するたびに一つひとつ階段を上っている皆さんの姿を、とても頼もしく思っています。
 11月の80周年記念集会・記念式典に向けた練習では、最後の1週間で皆さんの力が大きく伸びました。それまで積み上げてきたことが、最後の数日で一度に花開き、満開で当日を迎えたことを思い出します。
 本日も、これから各学年の練習がありますが、一人ひとりが自分の力を存分に発揮できるよう、がんばってほしいと話しました。

校長先生の話

2月3日(月)春を迎える準備

 今日は節分、明日は立春です。寒い日が続きますが、周囲をよく見ると、校庭や街角の草木に春の訪れを感じることができます。今、しっかりと準備をしているからこそ、春にはきれいな花を咲かせるのだと思います。
 みなさんも、今、進級・進学に向けて準備をしている時です。今をどう過ごすかによって、春のスタートの様子が変わってきます。今やるべきことをしっかりと見つめ、春を迎える準備をしてほしいと話しました。

 また、今週末にはソチ五輪が開会します。選手たちは、自分が今もっているすべて力を出し切って競技に臨みます。いろいろな国の選手たちが全力を尽くす姿に、是非、エールを送ってほしいと話しました。

校長先生の話

1月27日(月) バトンゾーン

 3学期に入り、これまで学校のリーダーとして活躍してきた6年生は、来年度、最上級生になる5年生にバトンを渡す日が近づいてきました。
 リレーでは、バトンを次の走者に上手に渡せるかどうかが、レースの結果を大きく左右します。トラックには、スピードを落とさずにバトンの受け渡しができるよう、バトンゾーンが設けられています。このバトンゾーンをどう使うかが、それぞれのチームの作戦の立てどころであり、勝負どころでもあるのです。
 今、6年生と5年生は、奥沢小学校のバトンゾーンを走っています。6年生は、卒業のその日まで、5年生がバトンを受け取った後にベストの力が出せるよう、責任をもってバトンゾーンを走ってください。5年生は、6年生からのバトンをベストの状態でもらえるように、リードをとってください。そして、この姿を、4年生はしっかりと見ていてほしいと思います。1・2・3年生は、今、がんばっている音楽会の練習に全力で取り組み、数年後、高学年になった時に、学校のリーダーとして活躍できる力をしっかりと身に付けてください。
 3月までの子どもたちへの期待について、このように話しました。

第3学期始業式の話

平成26年1月8日 始業式

 新しい年がスタートしました。3学期は、新年のスタートであると同時に、1年間を締めくくる大切な学校生活のスタートです。皆さんは、今日、新たな目標をもって始業式に参列していると思います。その目標に向かって、力いっぱい進んでいきましょう。
 子どもたちに、このように話しました。私たち教職員も、3学期終了時には、子ども一人ひとりが、この1年に力いっぱいがんばったことを、胸を張って言えるよう、保護者や地域の皆様とともに歩んでまいります。

第2学期終業式の話

12月25日(水)

先日、地域の方から、本校の児童2名が荷物を持ってくれたというお話をいただきました。この方は、ご高齢で、歩行に杖が必要です。荷物が多く歩くことに困っていると、本校児童が「お荷物、お持ちしましょうか。」と声をかけてくれたとのことです。その方から、「この時の、優しい声に感動しました。それから20分くらいの道のりを、私のペースに合わせてゆっくり、ゆっくり歩いてくれました。このお子さんたちの優しさに、感謝の気持ちでいっぱいです。」とのメッセージをいただきました。

終業式では、このエピソードを紹介しました。
自分が何かをしたことで、誰かが喜んでくれる。誰かに感動を与えることができる。みなさんは、この2学期に、こういう経験を数多く積むことができたと思います。運動会、80周年記念集会、記念式典は、その一つです。自分の力を存分に発揮し、一生懸命にがんばることで、自分の力はさらに伸びていきます。そして、その姿は、周りの人の心に響きます。
2学期の始業式では、「自分の力を発揮する機会が、2学期にはたくさんあります。」と話しました。2学期の学校生活のどの場面で、自分の力を精一杯発揮することができたのかについて、振り返ってみましょう。そして、1月には、新年の目標と3学期にがんばることをしっかりと決めて、始業式を迎えてほしいと話しました。

校長先生のお話

12月9日(月) すべての人が大切な「ひとり」

 12月10日までは第65回「人権週間」です。今年の人権週間の重点目標は、「考えよう相手の気持ち、育てよう思いやりの心」です。
 そこで、お互いがかけがえのない大切な存在であることについて、すべての子どもたちと一緒に、改めて考えました。目の前にいる友達、一緒に学校で生活する仲間たち、そして、皆さん自身が大切な「ひとり」です。広い世界に、「あなた」という人は、たった一人しかいません。
 お互いを大切にし合えるあたたかいつながりをつくるためには、何が必要でしょう。あたかいいかかわりは、どのようなことから始まるのでしょう。あたたかいかかわりのスタートは「あいさつ」です。今月のテーマ「あいさつをしっかりしよう」には、こういう意味があります。
 反対に、時間をかけてつくってきた信じ合える関係が壊れてしまうのは、どのような時でしょう。その一つが「暴力」です。暴力は、一瞬で相手との関係を壊してしまいます。
 このような話を通して、一人一人を大切にし合い、みんなが安心して生活できる暴力のない学校づくりを進めていくことについて話しました。

校長先生の話

12月2日(月) 創立80周年記念式典を通して

 11月30日(土)の創立80周年記念式典には、4・5・6年生が、全児童の代表として参加しました。
 式典に参列してくださった多くのお客様から、4・5・6年生の合唱、呼びかけの声、真剣な眼差し、立ち居振る舞いについて称賛の声をいただきました。1・2・3年生に、当日の4年生以上の子どもたちのしっかりとした姿を報告しました。
 4年生が6年生と同じように歌い、同じように動くことは難しいことです。しかし、4年生は5・6年生と一体になって一生懸命に式に参加していました。6年生は、全校児童のリーダーとして、責任感に満ちた態度で式に臨み、歌声や呼びかけの声をリードしてきました。そして、その6年生を支え、フォローしたのが5年生の声であり、5年生の立ち居振る舞いです。会場の子どもたちのこの姿が、人々の心に響いたのだと思います。
 また、4・5・6年生は、常に一ランク上の出来栄えを求めて練習を続けてきました。限られた時間内で、毎時間、次の課題をはっきりさせて練習をしてきました。妥協せず、常に前を見めて当日を迎えました。このことが、最終練習日より、一ランク上の合唱・呼びかけにつながったのだと思います。
 このように話をして、子どもたちの努力を讃えました。

 自分たちが一生懸命にやり遂げたことに対して、保護者や地域のたくさんの皆様から拍手をいただいたこの経験は、一人ひとりの自信と、学校や地域に対する愛情につながっていくものと確信しています。

校長先生のお話

11月25日(月) 1・2年生「秋みつけ」でのできごとから(マナーと規律)

 先日、1・2年生と一緒に林試の森公園に「秋みつけ」に行きました。
 目黒線に乗ると、電車の中はとても混んでいました。子どもたちは、押しつぶされそうになりながらも、武蔵小山駅までの間を静かに過ごしました。その姿に、電車の中で「しっかりとしていて立派だね。」と声をかけて下さった方がいらっしゃいました。武蔵小山の駅では、きちんと並んでホームや階段を歩く姿を見て、別の方が「しっかりしていますね。」と声をかけてくださいました。駅から公園までの間にも、別の方が同じように声をかけてくださいました。帰りの電車では、「きちんと並んで電車を待つことができて、見ていて気持ちがよいですね。」と声をかけていただきました。
 1・2年生の子どもたちが、マナーを守り、規律ある行動をしたことが、それを見た人々の心を動かし、このように声をかけてくださいました。
 今週は、これまで皆で準備を進めてきた「奥沢小学校創立80周年記念集会・式典」があります。たくさんのお客様と一緒に、奥沢小学校の80歳を祝います。お客様を、元気のよいあいさつ、マナーと規律ある行動でお迎えし、みんなでこの行事を成功させようと話しました。

校長先生のお話

11月18日(月) 小学生海外派遣で学んだこと

 11月2日から9日までの1週間。本校の代表として、世田谷区小学生海外派遣団に参加した5年生児童が海外派遣で学んだことについて、全校児童に向けて報告をしました。
 派遣先であるオーストリアの学校での音楽や体育の授業への参加、様々な人との出会い、得意とするピアノの演奏を通した交流などを通して、たくさんのことを感じ、考え、学んできました。街並みや環境、人々の生活の様子から、オーストリアと日本との違いについても学ぶことができました。
 特に、現地で知り合った子どもたちに、日本から持って行った折り紙を使って「鶴」などの折り方を教えられたことは、心に残ったようです。言葉が十分に通じなくても、知っている言葉をつなげて積極的にコミュニケーションをとり、自分の気持ちを伝えられたことが、自信につながったと報告しました。
 最後に、校長から全校の児童へ、様々なことに自分から挑戦し、そこで多くの人と知り合い、あたたかいかかわりを築く経験をたくさん積んでほしいと話しました。

校長先生の話

11月11日(月) フェア

 11月は、東京都の「ふれあい月間」です。子どもたちが様々な人とふれあうことを通して、人とのあたたかいかかわり合いや、子ども自身の心をはぐくもうとする取り組みです。今日は、「人とふれあう時に、皆さんはどのようなことを大切にしていますか。」と子どもたちに問いかけました。
 人とかかわるときに大切なことの一つとして、「フェア」という言葉を改めて見つめてみました。そして、相手を尊重して公平に行動することの大切さについて話しました。
 「フェア」な人間関係は、いじめを生まない人間関係の根幹をなすものだと考えます。本校では、福祉体験、茶道体験、秋見つけ、周年行事に向けた準備などを通して、子どもたちが地域の方や縦割り班、異学年や他校の友達とかかわる機会を、数多く準備しています。様々な人とのかかわりを通して、フェアであたたかい人間関係が築けるよう、「ふれあい月間」の取り組みを進めています。

校長先生のお話

10月28日(月) きまりと公共心

 奥沢小学校では、約350人の児童が一緒に生活をしています。児童が、互いに安心して、楽しく、安全に学校生活がおくれるようにするために、奥沢小学校のきまりがあります。このきまりが守られなければ、すべての児童にとって、学校生活が安心で楽しいものにはなりません。「少しくらい、きまりを守らなくてもいいだろう。」「自分だけは、いいだろう。」という、自分勝手な判断で行動してはなりません。
 学校生活のきまりを守ろうとする規範意識と、公共の場でのルールを守ることの大切さについて話しました。

10月21日(月)校長先生のお話

一生懸命に取り組む姿

 10月18日(金)に、わかば学級、つくし学級の児童とともに、世田谷区特別支援学級連合運動会に参加しました。一人ひとりが目標をもち、ゴールを目指して最後まで全力を出し切る姿は、素晴らしいものでした。
 徒競走のスタートラインでの名前のコールに、「はい。」としっかりとこたえる声には、力強さを感じました。わかば学級とつくし学級の児童のがんばった姿を紹介しました。
 また、学校での生活のルールを守ることの大切さに触れ、規律ある生活をすることの大切さについても話しました。

校長先生のお話

9月9日(月)夏休みのがんばり

 各教室前の廊下には、夏休み中に子どもたちが作った作品や自由研究が展示されています。一つ一つから、一生懸命に取り組んだ子どもたちの姿が見えてきます。
 夏休みの学校での水泳指導に一日も欠かさず出席した子ども、東京都などの作品展やコンクールに参加して入賞した子どもなど、それぞれが興味や関心をもった場面で活躍しました。
 子どもたちの、このような努力や挑戦する姿を、全校朝会で紹介しました。

 運動会の練習が本格的にスタートします。夏休みの生活の中で得た様々な体験や思いをしっかりと心に刻み、運動会に向けて進んでいこうと話しました。

第2学期始業式の話

9月2日(月) 始業式 学校を舞台に活躍を

 2学期が始まりました。2学期のスタートにあたり、きれいな学校で子どもたちを迎えようと、教職員で各教室の床や廊下、階段にワックスをかけたり、昇降口壁面の塗り替えをしたりしました。体育館の床の工事も終了しました。登校すると同時に、数多くの子どもたちが、学校がきれいになったことに気付いた様子でした。きれいになった学校に、子どもたちの元気な姿が戻ってきました。
 2学期は、1年の中で一番長い学期であり、学ぶことも行事も最も多い時期です。自分が一番好きな教科、力を入れたい学習、がんばりたい行事は何かを考え、興味や関心にあることに、具体的な目標をもって取り組んでほしいと思います。
 一人一人が、奥沢小学校を舞台に、自分の力を発揮して存分に活躍してほしいと話しました。

校長先生の話

7月8日(月) 努力し続ける姿を応援します!

1学期の全校朝会では、目標をもつことの大切さについて話す機会を多くしました。4月以降、学校生活や地域において、運動や文化的な活動で活躍する子どもの姿が見られた時には、その都度、全校朝会で紹介してきました。
目標をもち、それを達成するまでの間には、いろいろなことがあります。調子のよい時もあれば、よくない時もあります。思い通りの活躍ができて嬉しい気持ちになったり、思うようにいかずに悔しい気持ちになったりすることもあります。そんな中で大切なのは、目標に達成に向けて努力を続けることだと思います。努力を続ける姿には、力強さを感じます。努力を続けて目標を達成た時に感じるこの上ない喜びは、次の目標をもつエネルギーになります。

自分ががんばりたいと思ったことには、目標を立てて取り組み、その達成に向けて努力を続けてほしいこと。そして、友達が努力している姿をしっかりと見つめ、応援し続けていこうと話しました。

校長先生のお話

7月1日(月) 1学期のめあての達成を

1年生は、一人ひとりが、新たにプールでの学習のめあてを立てました。一人一人の思いが実現できるように励ましていきたいと思います。4月には、全校の児童が、それぞれに1学期のめあてをきめました。「新しい友達をたくさんつくりたい。」「授業中に手を挙げて発表する。」「委員会やクラブでリーダーとなってがんばる。」など、一人ひとりが自分の思いをめあてにしました。

いよいよ7月。あと3週間で夏休みに入ります。一人ひとりが、自分のめあての達成状況を振り返り、この3週間の間に、全員が自分のめあてを達成できるようにしていこうと話しました。

校長先生のお話

6月24日(月) 「6年生 ありがとう」

 6年生の教室で、折り紙で作った紫陽花の掲示物を見つけました。よく見ると、折り紙の花弁一つひとつに、折った人の名前が書かれていました。そこには、1年生全員の名前があり、台氏には「6年生 ありがとう」の文字がありました。この作品は、1年生が、これまで自分たちを見守り、早く学校の仲間になれるようにと一緒になって行動し、支えてきてくれた6年生に、感謝の気持ちを伝えるために、全員で力を合わせて作ったものでした。
 1年生が「感謝の気持ちを伝えたい」と思ったのは、6年生が1年生に、いつもあたたかい気持ちで接してくれたからです。6年生の素晴らしさが見えてきます。そして、お世話になった人や支えてくれている人に「ありがとう」の気持ちをしっかりと伝えることができる1年生もまた、素晴らしいと思います。

 自分から人のために尽くすこと。そして、自分のために尽くし、支えてくれる人に「ありがとう」と伝えられること。こういう関係を、学校の中いっぱいに広げていきたいと話しました。

校長先生のお話

6月17日(月) 責任をもって

 先週のつくし学級の宿泊学習では、一人ひとりが自分の力を精一杯発揮し、司会や代表のあいさつ、レクリエーションの係などに取り組み、自分の役割をしっかりと果たしていました。土曜日のBOP祭では、子どもたちが様々なお店を出し、役割分担をして、自分に任された仕事に真剣に取り組みながら、お客様を迎えていました。
 どちらの行事にも共通していたことは、子どもたちが、責任をもって自分の役割を果たしたことです。子どもたちの心を育てる世田谷区の取り組みでは、6月のテーマを「責任」としています。
 一人ひとりが、集団生活の中で、自分の役割を理解して責任をもって行動することで、よりよい学校をつくっていこうと話しました。

校長先生のお話

6月10日(月) ひと言からはじまる「ふれあい」

 地域の方から寄せられた話を紹介しました。
 『先日、私が歩いていると、向こうから3・4年生くらいの奥沢小学校の子どもが来ました。一人しか通れない歩道で、その子は立ち止り、軽く頭を下げ、手をそっと前に差し出して「どうぞ。」と言い、私を先に通してくれました。とても優しいそのしぐさに、心を打たれ、あたたかい気持ちになりました。』

 偶然で一瞬のできごとですが、その方にとっては、心に残るできごとになりました。「どうぞ。」というひと言から、「ふれあい」が生まれました。

 6月は東京都の「ふれあい月間」です。心のこもった声を掛け合うことで、様々な人とのふれあいを広げていく一か月にしていきましょうと話しました。
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