つづき〜古民家に入った子どもたち、最初の一言はなぜかみんな「いいなあ」「住んでみたいなあ」「落ち着く」でした。囲炉裏でくすぶる薪からたちのぼる煙のにおい。広々として外とつながっているような座敷のたたずまい。部屋から見える庭ののんびりとした風景。すすけて黒光りして見上げるほど高い天井。百年以上の年月を刻み、今の基準でいえば決してきれいとはいえない古ぼけた内装と調度品。しかし、それらどれもが心の安らぎを引き出しているのが不思議ですね。
子どもたちは見るもの聞くものすべてに興味を示し、本当に一生懸命調べていました。もっと時間を与えたいなあと思うほどでした。とても有意義な見学となりました。区内の施設ですので、ご家庭でも機会があったら訪ねてみてはいかがでしょうか。