6/15 全校朝会(校長講話)
「はきものをそろえる」 藤本 幸邦
はきものをそろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心が乱れない だれかが乱しておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう この詩は、長野県円福寺の藤本住職さんがつくりました。 あるインタビューで藤本さんは、このように答えたそうです。 「履き物を揃える」という言葉には「自分の足元を見よ」「自分の行いを見よ」という意味と、もうひとつの深い意味があります。 人間はすべて二つでバランスをとっています。右足と左足があるから歩くことができるのです。ふたつの物がきちんとそろうことでバランスがよくなり、心が安定してくるのです。 さらにもうひとつ、この詩のよいところは「だれかが履き物を乱しておいたら、そっと揃えておいてあげよう」というところです。 誰かの履物が乱れていたら、黙って揃えてあげられるような人は、本当に思いやりのある人なのだと思います。そんな人が一人でも増えれば、東深沢小学校はもっともっとすてきになるでしょうね。 ※下の写真は、木曜日の放課後に一人で上履きを揃えていた児童を写したものです。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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