１学期終業式（７月１８日）
「おはようございます。 1学期は、1年校外学習、2年移動教室、体育祭、I組の参加した連合球技大会などの行事で力を合わせることの大切さを学びました。 また、定期考査では皆さん一人一人が真剣に取り組んでいる様子を見ることができ嬉しく思いました。 先日は皆さん一人一人が先生方や友達と気持ちを通じ合わせているだろうかという調査をさせていただきました。2学期に結果は返したいと思います。多くの人が気持ちを通い合わせていることと思いますが、いろいろなことを相談できる先生を一人でももって欲しいと思います。挑戦していることをより成功させたり不安なことを解消するヒントをもらったりして、これからの中学校生活を楽しく有意義に送る上で大変大切なことです。先生方は皆さんに声もかけますし皆さんが話してくるのを待ってもいますので、まだいない人もいると思いますが、ぜひ持てるように積極的に取り組んで欲しいと思います。 最近の話で進路についてのお話をしたいと思います。 皆さんの進路については、1年生から将来の進路を考えられるように学年に即して職場訪問、職場体験学習などを行ったりしています。 先生も以前にもお話ししましたが、今の自分の目標、希望、具体的に就きたい職業などをもてるようにして欲しいと思います。それは、皆さんの学習、生活が目標をもって行動できるようになるからです。また、そのためには、自分で情報を集めたり家族の人と話したりして欲しいと思います。 先日の7月5日の土曜日には、PTA主催で進路についての説明会がありました。東京都教育委員会で進路についての仕事をされている方がおいでになり説明をしてくださりました。3年生の保護者ばかりでなく多くの保護者の方が参加されました。また、その後すぐに都立、私立の先生方をお招きして高校進学についての進路学習会が実施されましたが、その際も全学年にわたって多くの保護者の方がおいでになりました。1、2年の保護者の方たちも大変関心のあることです。この夏休みには家族と将来のことについて話したり希望する学校を見学したりするよい機会にして欲しいと思います。とくに、3年生は、大事な夏休みを有効に使って自分なりの目標を持ち学習などに具体的な行動をする機会にして欲しいと思います。 さて、今日渡される通知表には皆さんの活躍した様子や努力して欲しいことなどが書かれています。短い言葉の中に担任の先生が皆さんを見てきてのあついメッセージが込められています。十分に受け止めるとともに、ぜひ、家庭でもよく話し合ってください。 また、夏休みは、生活のリズムをつくることに注意して健康的な生活を送るようにしてください。そのためには、家庭での役割などを決めて仕事などをして欲しいと思います。 最後に、海、川、プールの水の事故や部活動など屋内外における活動による熱中症、自転車などによる交通事故には十分注意するようにしてください。特に、自分は注意していても事故に巻き込まれることもあります。その点も注意してください。 ２学期に皆さんが元気に登校することを楽しみにしています。」校長から終業式での話 学校関係者評価委員会・学校評議員会・地域運営学校検討委員会
�ヽ惺刺承聴�さんへの委嘱・紹介をしました。関係者評価委員さんは新規の方お一人以外、昨年から２年間の任期となっています。 ��関係者評価内容と今後の予定を組みました。昨年も内部評価を加味して、外部評価をまとめていただきましたが、今年度はどちらの学校も内部評価を学校評価の対象とします。２学期中に独自項目等の吟味をし、１月から評価の話し合いが持たれます。 �Ｍ菁�度地域運営学校発足に向けての検討委員会を関係者評価委員さんと学校評議員さんにお願いしました。大妻女子大学の炭谷晃男教授にご助言もいただきました。 生徒の健やかな成長は、多面的な見方や多方面からの援助が必要です。校長の相談役として、ご協力いただいています。 校舎改築に向けボーリング調査実施中
暑い中ご苦労様です。 １学期保護者会行われる。
進路学習会
教科・日本語・日本文化「きものを着てみよう」
PTA研修会
朝会の話から(連合球技大会で活躍したI組に学ぼう)
平成20年7月7日
朝会(連合球技大会で活躍したI組に学ぼう) おはようございます。 7月4日(金)は世田谷区立中学校の特別支援学級の連合球技大会がありました。 芦花中学校からは3チーム出場しました。全部で14試合あり6試合に出場しました。逆転劇もありましたが、全部に勝つことが出来ました。力が身に付いていて勝てたのですが、力が身に付いた根底にこれから話すことがあると先生は思いました。 この試合を通して、1年生から3年生全員に学んで欲しいことがいくつかあります。 第一にマナーがよいと思いました。スポーツマンは試合の前にマナーが出来ているか否かを問われます。それは、試合相手を尊重する態度でもありますが、審判の人や応援している人に見てよかったというさわやかな気持ちを与えます。 第二に、試合後にも話しましたが、キャプテンを中心としたチームのまとまりがあることです。まとまりとはキャプテンとチームの仲間が互いの言葉に信頼を寄せて反応していることです。そして、監督である先生方の指導や指示をしっかりと受け止めていることです。 第三に、チームの仲間の得点が入ったりホームランを打ったりなどの成功はたたえますが、失敗は絶対に責めることをしません。逆に、精一杯取り組んだことに「よくやった」と賞賛の声をかけたり「大丈夫だよ」とか「頑張ろう」とか声をかけます。 三つのことをお話ししましたが、とてもすばらしいことです。 今、お話ししたことは、スポーツだけではなく学級や学年の取組でも同じことが言えます。 「マナー」「リーダーを中心としたまとまり」「友達を大切に思う気持ち」を大事にして、あとわずかの1学期を過ごして欲しいと思います。 人格の完成をめざして ７月テーマ『良心』
「アメージンググレース」（大いなる恵み）という有名な賛美歌を知っていますか？ この曲のメロディーはイギリス北部のスコットランド地方の民謡が元になっていると言われています。１７世紀、多くの人がイギリスからアメリカへ移民として渡ってきた際に、人々の間で歌い継がれてきたのがこのメロディーです。 現在は、民謡としてよりもキリスト教の神を讃えるための歌、つまり賛美歌として歌われることが多くなりました。 作詞者であるジョン・ニュートンは、イギリスで１７２５年に生まれました。お母さんはとても熱心なクリスチャンで息子にも一生懸命キリスト教を教育しましたが、ジョンが７歳の時に亡くなります。成長したジョンは、船乗りとして渡り歩くうちに、黒人奴隷を輸送する奴隷商人になります。 みなさんも知ってのとおり、１８世紀のアメリカでは、アフリカ大陸から無理やりさらってきた黒人を船で運び、労働力として農場などでこき使っていました。当時の黒人の扱いは、家畜よりも劣っていました。輸送する船の狭い船室に、鎖に繋いだ奴隷を入れるだけ入れ、衛生状態は最悪でした。多くの黒人が、船の上で病気や栄養失調で亡くなり、海に捨てられました。ジョンもまたこのような扱いを当然のように行っていました。 さて、ジョンが２２歳の時、転機が訪れます。大嵐に逢って非常に危険な状態になったのです。生きるか死ぬかの瀬戸際でジョンは自分の人生を振り返ります。初めて奴隷に対して家畜以下の扱いをした時、心が痛まなかったわけではありません。しかし、良心の痛みもほんの一瞬のこと。すぐに周りに流され、いつしか心は麻痺し、そういう行いに疑問すら持たなくなっていたことを思い出したのです。今にも海に呑み込まれそうになった時、ジョンは祈りました。熱心なクリスチャンの家庭に育ちながら一度も心の底から祈ることのなかったジョンが、今までのことを悔いて、初めて祈ったということです。 その後、奇跡的に助かったジョンは、船を降り、勉学を重ね牧師になりました。心の声、良心に従ったのです。そして、「アメージンググレース」を発表しました。この曲には、奴隷貿易に手を染めてしまい多くの黒人を死なせてしまったジョンの後悔の気持ちと、立ち直らせてくれた天の恵みに対する感謝の気持ちが込められているのです。 特別支援学級Ｉ組 がんばった連合球技大会
|
|
||||||