朝会の話からー丁寧に取り組むことの大切さー朝会の話(平成21年2月2日) おはようございます。 今日は皆さんが日頃取り組んでいる学習の成果である作品などについてお話したいと思います。 世田谷美術館では、1月中旬に書道や美術の作品展があり、芦花中学校からも代表の人たちの作品が展示されていました。 また、1月27日から昨日までI組の人たちの家庭科の刺繍や美術・技術の作品が展示されていました。 昨日から学芸発表会で皆さんの学習してきたものが渡り廊下や教室前・体育館通路、ミーティングルームなどに展示されています。 先生も見学させていただきました。 見学してよかったことは、世田谷美術館の展示や校内の展示で、皆さんが作品を丁寧に仕上げているということです。 上手に仕上げているものが多いということはありますが、そのことよりも丁寧に仕上げていることを先生は評価したいと思います。 丁寧に仕上げるということによさを感じるのは、そこに皆さんの心がこもっていることを感じ取るからです。 芦花中の生徒のよい点だといえます。 作品を心を込めて丁寧に仕上げることはこれからも続けて欲しいと思います。 このことは、日頃の家庭学習にも言えることです。毎日の予習・復習の家庭学習を、作品を仕上げるように丁寧に取り組んで欲しいと思います。 効率よくではないのです。丁寧に心を込めて取り組んで欲しいと思います。時間はかかりますが、皆さんが大切にしたいノートなどが後に残ると思います。その中にきっと学習する楽しみを見出すことと思います。 学芸発表会展示に出ている皆さんのよさをどうぞ日頃の家庭学習などに活用してください。 「人格の完成を目指して」〜やりぬく心〜2月の「人格の完成を目指して」のテーマ「やりぬく心」について、遠藤教諭から講話がありました。 「私は忍耐力がないと自分のことを思っています。テレビで感心した話があるのでその話をします。 ある名人にインタビュアーが『どうして名人になったのですか。』と尋ねると、名人は『不器用だからです。』と答えました。 『なぜ不器用だと名人になれるんですか。』 『器用な人は、15年から20年で一人前になってしまいます。それで、収入も考 え、転職してしまいます。私は不器用なので、20年経っても一人前になれませんで した。それで、気がつくと、年季を積んだ人がいなくなり、私だけが残ったというわ けです。』 ここ十年『継続は力なり』という言葉を、贈る言葉にしています。『不器用』だからこそ、忍耐力のなさを反省しながら、それでも続けているとそれは自分の力になっているのではないかと思うのです。」 特別支援学級I組 世田谷区連合展覧会見学 |
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