避難所運営訓練
夏休みも残り少なくなった20日(土)と21日(日)、一泊二日の避難所運営訓練が実施されました。災害が起き、本校が避難所となった場合、運営担当の町会は「上馬駒沢明和会」です。訓練は小泉公園に町会、消防団(13分団)、世田谷消防署、日赤、上馬まちづくりセンター、世田谷総合支所防災担当の皆さんが集合し、スタンドパイプによる放水訓練から始まりました。小泉公園でマンホールトイレの設置講習会のあと、駒沢中に移動して、校舎北側の駐車場でマンホールトイレ組み立て訓練、防災倉庫内の物品確認、灯油バーナーによる湯沸かしとアルファー米調理、発電機運転の訓練を実施。アルファー米試食を兼ねた夕食のあと、区の防災担当による、阪神淡路大震災の時の映像を使った避難所運営のやり方、留意点の説明と、宮城県に派遣された職員の現地の状況報告の講演を聞きました。宿泊訓練は、格技室と多目的室で行いました。参加者は、50名弱、宿泊体験参加者は18名でした。PTAからも8名参加していただき、炊き出し訓練で活躍しました。当日は、気温が下がり、雨も障害にならず助かりました。これで、避難所運営の見通しが立ったとの町会長の言葉がありました。
夏休みも半ばに
早いもので、夏休みも半ば近くとなりました。7月中は、面談や学習教室があり、普段と変わらないくらいたくさんの生徒が登校していましたが、今は部活動の生徒が、活動時間に合わせて入れ替わりに登校しています。このところ、にわか雨の心配があるものの、昨年にくらべて猛暑とはならず、3年生が抜けた運動部では、人数も少なくなって、1.2年生がのびのびと練習を楽しんでいます。今日は、午前中に野球部、女子バレーボール部、剣道部が、午後は男女バスケットボール部が活動しています。男子バレーボール部とサッカー部は校外で練習試合です。
本校の節電状況
大震災の直後から節電に努めてきました。廊下、階段の照明は基本的に全く使わないようにし、使用していない場所の照明はこまめに消し、冷房は28度設定厳守、などを中心に実行しています。昨年度の1時間あたりの最大電力使用量は122kwで、これが本校の契約電力となっていて、基本料金算出の基礎になっています。今年は、前年比15%減の103kwが目標です。週一回一日3回計測していますが、いつも40〜60kw位です。ところが、7月の半ばに最大使用量が107kwを記録して、目標値を超してしまいました。原因は、朝礼で体育館の照明をつけ、その後地区班会が行われ、授業より多くの教室でエアコンを使用した時に体育館の照明を消し忘れていて、1時間くらい2大電力消費の原因が同時に使われたことが原因ではないかと思われます。油断しました。それでも、四月〜七月の電気使用量は、対前年比マイナス24%ととなっています。(詳細はコチラ)
本校のエアコンは、ほとんどがガス式ですので、電気使用量は比較的少ないようです。それに対し、体育館と格技室には700Wの水銀灯が54個、蛍光灯(32w位)が約100本あり、全部つけると40kw以上になります。体育館と格技室は、夜間の施設開放で、ほぼ毎日使われています。冷暖房を使わない4月の電気使用量が前年比30%減となっているのは、4月は震災対応で夜間開放がなかったことが大きく影響しているようです。 |
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