今日の給食 〜一口メモ〜
5月31日(火)
今日の給食は、ごはん・牛乳・四川豆腐・ナムルです。 爽やかな運動会日和を迎えました。待ちに待った運動会でみんな力いっぱい頑張ってくれることと思います。今日の四川豆腐には136丁のお豆腐を使っています。このお豆腐には、このほかに豚肉やエビも入っていますので1人分の給食を残さずに食べると33グラムのたんぱく質をとることができます。1日のたんぱく質の必要量の半分ということになります。お豆腐屋さんが、「豆腐類には防腐剤を入れてないので毎朝3時頃に起きて、その日に売る分を作ります。朝の10時頃になると疲れてひと休みしないと体がもちません。」などと言っていました。作りたてのお豆腐は、急激に10度以下に温度を下げることが食品衛生上決まっているので大量の水が必要とも話していました。多くの方たちの力の結集でいろいろな物事が成されていることを感じます。今日のピリ辛の四川豆腐も子どもたちにきっと、喜んで食べていただけることでしょう。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月27日(金)
今日の給食は、ごはん・牛乳・魚(さば)の塩焼き・じゃがいもの甘辛煮・和風サラダです。 運動会の練習で体を動かしている子どもたちには今日の話題は、少しポイントがずれているかもしれませんが、運動と関係がありますのでお知らせいたします。 多忙な毎日の生活の中では運動不足の人もいるかもしれません。運動が不足すると起こる大きな問題は、太り過ぎ。運動不足で食べたものから摂ったエネルギーの使われ方が少ないと、エネルギーの残りは脂肪となって体に溜まってしまいます。脂肪がたくさん溜まると太り過ぎ、いわゆる「肥満」の状態になります。肥満は、体にいろいろな害を与えることがあります。子どもでも血液が血管の中を流れるとき、健康な人に比べて流れにくくなったり、血液の中に良くない脂肪が増えてしまったりします。そのままにしておくと、大人でも子どもでも同じように、動脈硬化や糖尿病、高脂血症といった病気につながることもあります。肥満しているからと痩せようとして無理なダイエットをすると、体の調子をくずしたり、大人になってから骨そしょう症などになったりすることがあります。食事はきちんと食べて、体は進んで動かすことが健康の秘訣ということになります。 *動脈硬化 心臓から血液を体中に送り出す動脈が固くなってしまうこと。 *糖尿病 血液と尿に糖がたくさん含まれる病気。 *高脂血症 血液の中に脂肪がたくさん増えた状態。 *骨そしょう症 カルシウムが不足して骨がスカスカになった状態。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、わかめごはん・牛乳・ジャンボぎょうざ・春雨スープです。
最後の全体練習が終わり、楽しみにしている運動会も、もうすぐです。 体を動かすことは、骨や筋肉を動かしていることになります。骨や筋肉というのは、動かすことによって、少しずつ強くなったり、太くなったりしていきます。背が伸びることも体を動かすことと深く関係しています。運動が不足するということは、骨や筋肉をあまり動かさないということになりますので、弱い骨や筋肉になってしまいます。飛び跳ねただけなのに足をひねって捻挫してしまうということにもなりかねません。そうならないためにも、進んで体を動かしましょう。筋肉や骨は20歳頃が一番丈夫になります。鍛えていないと、その後は、少しずつ弱っていきます。将来、お年寄りになったときに、自分の力で立てなくなったり、寝たきりになったりしないように、今からいっぱい体を動かしましょう。そして、毎日の食事でバランスよく栄養をとることも体づくりには大切です。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月25日(水)
今日の給食は、ジャージャー麺・もやしのごま風味・ベイクドポテト・牛乳です。 今日も校庭では、朝から元気に子どもたちは運動会の練習を頑張っております。体力をかなり使いますのでたくさんのエネルギーが必要です。エネルギーのもとを運ぶのは、酸素や栄養分をたくさん含んだ血液です。このために心臓は拍動(ドッキン・ドッキンのこと)の回数を増やして血液を体全体に送り出します。こうして、筋肉はもちろん体中の細胞が活発に働きはじめ、使われるエネルギーの量は大きくなります。体を動かすと脳の働きもよくなると言われます。脳は、体のあちこちに命令を出します。体を動かす司令塔なのです。体のすみずみから脳にとどけられる情報によって、体の動きをコントロールしています。例えば、転びそうになった時にバランスをとったり、ボール遊びなどで相手のボールを取るかどうかを判断したりするような、何気ない自然な体の動きも脳の働きによってできるのです。体を動かせば脳の中での血流もよくなり脳は活発に働きます。当然、体も脳も疲れていますので夜は熟睡する結果になります。栄養のことを中心に毎日お知らせしていますが、今日は体の動きという点からお知らせいたしました。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月24日(火)
今日の給食は、ガーリックトースト・牛乳・ビーンズシチュー・甘夏みかんです。 このトーストの中には、バター・にんにく・粉チーズが入ってスチームオーブンで焼かれています。給食のパンの中にはどのパンにも必ず脱脂粉乳が使われていて、これにはカルウムとタンパク質の補給の意味があります。1週間に1回平均のパンのメニューはお楽しみのようで、残滓がほとんどありません。給食では、メニューによってバターを使います。ご存じの通り、バターは牛乳と食塩から作られていますが、バターには脂肪分が80%以上含まれています。エネルギーも大さじ1杯当たり90キロカロリーと多めですが、一度にたくさん食べなければ問題ありません。それよりも、ビタミンA・Eが体に与える健康面の利に意味があります。 余談になりますが、バターは夏期に搾った牛乳から作られる方がビタミン類、特にビタミンA・Eが冬期のものより2倍も多くなっています。これは、餌(主に牧草)にも関係があります。バターは冷凍が可能なので、残ったバターは切り口にラップをして冷凍しておき使う前に自然解凍すると風味豊かな味を楽しめます。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月23日(月)
今日の給食は、山菜ピラフ・中華風コーンスープ・野菜の中華風味・牛乳です。 今日の給食は1人分を残さず食べると、熱量として599キロカロリー、栄養素としてのたんぱく質を23,5グラム摂れる計算になっています。今は、朝から運動会の練習でかなりの運動量でエネルギーもたくさん使っていることでしょう。スポーツ選手になるためには、「どんな栄養をとれば良いのでしょうか。」と言う質問に国際オリンピック委員会(IOC)が発表した「スポーツ栄養に関する合意声明」には、「普通に入手できる多くの種類の食べ物から適切なエネルギーを補給していれば、トレーニングや競技に必要な糖質(炭水化物)・たんぱく質・脂肪・そのほか微量栄養素の必要量を摂ることができる。」とあります。スポーツ選手育成には、「練習」「睡眠・休養」「食事(栄養)」が三大要素と言われます。体づくりの基本になる食事には特別な食品やサプリメントはないので、毎日の食事について訓練にも似た栄養管理をしているとのことでした。勝敗をかけての体づくりとなると必死のものがあるようです。 しかし、選手ではない私たちにとっても、毎日の食事の積み重ねが長い一生の健康を守ることになるのです。皆さんも日々の食事を大事にしてください。 給食一口メモでした。 運動会練習5,6年生今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、チキンライス・牛乳・ベーコンと野菜のスープ・ぶどうゼリーです。
このところ連日、気温が上がって、子どもたちも暑さに慣れていない中、運動会の練習もきついことと思います。 今日はチキンライスです。トマトをたくさん使うイタリア料理も人気で、ご家庭でも出番が多いのではないでしょうか。給食では、米・水・酒・トマトジュース・塩・パプリカを入れてご飯を炊きます。具は、別煮で油・たまねぎ・鶏肉・にんじん・マッシュルーム・グリンピースを入れ、調味料には、塩・こしょう・トマトケチャップ・酒が入ります。最後にバターを入れ温度測定後にご飯に混ぜる方法でつくっています。トマトには、βカロテンやリコピン(赤い色素)が含まれているため血液をサラサラにしてくれるだけではなく、ガン予防にもこうかがあります。また、ペクチンも多く含まれていますので血液中のコレステロールの予防にもなります。さらに、腸の働きを活発にしてくれるなど、良いことがたくさん期待されています。トマトの加工品として、ケチャップをはじめたくさんのものが開発されています。 トマトケチャップには、トマトの栄養がそのまま入っている他に100グラム中に3グラムの食塩と酢が入っています。酢が入ることで細菌が繁殖しにくくなっています。給食ではメニューによってホールトマトを使うことがありますが、完熟のトマトをそのままつぶして缶詰にしたものです。使いやすいようにトマトジュースも入れてやわらかくして販売されています。これからの季節は生のトマトがおいしい時期をむかえます。おやつなどにもご活用ください。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月19日(木)
今日の給食は、煮込みうどん・牛乳・てんぷら(さつまいも・ししゃも)野菜のゆかりかけ・美生柑です。 草木の芽吹く今の時期は人の体も新陳代謝が盛んになるために、自律神経のバランスが乱れがちになり、睡眠の異常や動悸・イライラ・のぼせなどの体調不良が起こりやすくなります。山菜や今、旬の野菜を食べて香り・苦みを体に取り入れて、体をしっかり目覚めさせるのも健康を守る上での一つ方法かもしれませんね。今日は、数あるビタミンの中で、ビタミンB6「ビリドキシン」とも言われますが、このビタミンはたんぱく質の代謝に関係する主役的な存在のビタミンです。たんぱく質の摂取量が多い人ほど必要量も増えます。その働きは、 1.食べ物から分解されたアミノ酸を人の体に必要なたんぱく質に再合成します。 2.免疫機能を正常に保ち、アレルギーを防ぎます。 3.脂質の代謝を助けて、肝臓に脂肪がたまるのを防ぎます。 4.ホルモンのアンバランスによって起こる頭痛や腰痛の痛みを和らげます。 といったところです。 このビタミンは魚や肉などの食品に多く含まれていますが、食物繊維を多く含む食品をとることによって腸内細菌を増やし、ビタミンB6の体内合成を促すことができます。鶏のささみ、かつお、さつまいも、さんま、バナナなども含まれています。 今日の一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、子ぎつねごはん・牛乳・魚(さわら)の七味焼き・みそ汁です。
今日の子ぎつねごはんは、米・麦・水・酒・塩を入れてごはんを炊きます。混ぜる具は鶏肉・油揚げ・にんじんが入って、酒・さとう・みりん・しょうゆ・水で味付けしてあります。仕上げに、ボイルしてきざんださやいんげんを混ぜます。このごはんも人気があります。油揚げは固めの豆腐の水をきって、油で2度揚げします。油揚げには33%・がんもどきは18%・生揚げでは11%も油が含まれています。給食では、大量なお湯で油抜きをしますが、ご家庭では、キッチンペーパーに油揚げを包んで、レンジに1分かけて上から押すようにすると、周りをギトギトにすることなく油抜きができます。油揚げは冷凍保存もでき、また、保存料なども使われていない他、栄養の体への吸収率も95%と胃腸や体調の悪い人にもご利用いただけるお薦めの食品といえます。もとの大豆の脂肪は、必須脂肪酸のリノール酸・γ―リノレン酸の比率が高く、体に良い脂質といえます。今日の給食でも使っている混ぜご飯の中や、その他、みそ汁・煮物・稲荷ずしの皮などに油抜きを上手して、ご利用ください。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、ドライカレーサンド・牛乳・クリームスープ・アサパラガスのサラダです。
アスパラガス・ほうれんそう・キャベツ・そら豆・じゃがいもなどをはじめとして、春野菜のおいしい時期になりました。今日は、旬のアスパラガスをつかってサラダをつくりました。アスパラガスにはアミノ酸の一種であるアスパラギン酸が多く、新陳代謝を活発にする働きがあります。これからの時期、折に触れて利用して、疲労回復に役立ててください。その他、疲労回復によいものとして、酢・レモン・かんきつ類などに含まれるクエン酸があります。サラダなどにつかう場合には酢・油・さとう・塩・こしょう・マスタードの他にりんご・たまねぎをドレッシングの中に摩り下ろして入れると美味しいドレッシングになります。 運動会の全体練習が続きます。元気に頑張った後は、きっと疲れていることと思います。疲れをとるには、ゆっくり休養・睡眠も大切ですが、成長期には、特に食べ物に気をつかうことが大切といわれています。 給食一口メモでした。 運動会練習(3・4年生)今日の給食 〜一口メモ〜
5月16日(月)
今日の給食は、ビビンバ・牛乳・わかめスープ・メロン(アンデスメロン)です。 今日のビビンバは、お隣の国韓国の代表的な料理です。学校でつくるビビンバは、ごはんを炊いたところに具を混ぜて作ります。まず、豚肉のひき肉に油・酒・さとう・しょうゆ・しょうがを入れて炒めます。さらに、ぜんまいとたけのこは、別鍋で酒・さとう・しょうゆで煮ておきます。そして、ご飯に混ぜるのです。また、こまつなともやしは、下処理の後さっとボイルし水切りをします。その後にさとう・しょうゆ・七味唐辛子・ごま油で混ぜておきます。前にもお知らせいたしましたが、レストランなどでは、別々に味付けした食材がお皿にのってきますが、学校の給食では、食べやすいことと配食の時間を節約するため、いくつかの具はごはんの中に混ぜて配食します。そして、混ぜご飯の上に味の付いたこまつなともやしをのせて出来上がるのです。 このビビンバは、食欲のない時期にも人気のメニューです。この中でたくさんつかわれているこまつなは冬を代表する野菜の一つでしたが、今ではハウス栽培の普及で1年中生産されています。東京・千葉・埼玉・神奈川などが主な産地です。こまつなは、栄養的にもカルシウム・ビタミンC・βカロテンがおおく、アクも少ないので生で利用されているご家庭が多いようです。また、ほうれんそうの3倍のカルシウムが含まれているこまつなは、お好み焼きなどにも入れてご利用くださるといいでしょう。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、ごはん・牛乳・むろあじのメンチカツ・ゆでキャベツ・ひじきの煮つけです。
運動会を間近に控えて、子どもたちも元気に運動会の練習に励んでいます。今日は、朝の段階で湿度が68%もありました。運動会の練習で汗もたくさんかいていると思います。たくさんの水分が欲しい時期です。喉が渇いて、給食の牛乳が待ち遠しいのではないでしょうか。大人は1日に体の3分の1の水分が出入りしますが、子どもは体の2分の1の水分が出入りするというように、水分の出入りは子どもの方が多くなっています。 各家庭でも水分を取るために、ジュースやスポーツドリンクばかりではなく、麦茶や水が準備されていると思います。今日は、日本国内で生産販売されているミネラルウォーターアラカルトについてお知らせします。ほとんどのミネラルウォーターが軟水で、まろやかなクセのない味で飲みやすく、身体に吸収されやすいかたちの水となっています。日本で、生産されているミネラルウォーターは加熱されて売られています。最近では、世代によってダイエット効果を期待してミネラル分の多い硬水を選ぶ人もいるようですが、体内を循環し老廃物を体外に出すという点からは、多く飲用でき飲みやすいことなどからも軟水がおすすめようです。これからの時期は市販の飲み物などは、飲みきるか、開けたら冷蔵庫で1週間以内に飲まれた方がよいでしょう。 給食一口メモでした。 日光林間学園実踏報告運動会の練習―第1週(1・2年)お好み焼きを作っているのを表す踊りなので、ボールを作って まぜまぜ〜とか、油引く、こてっ、さして、ひっくり返して、変身……とイメージしながらの踊りです。 1・2回目の1人踊りから、第3回目では2人で組になって踊るところまで練習をしました。まだ修業は足りないのですが、来週には校庭で隊形の移動まで進む予定です。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、チーズトースト・牛乳・ミネストローネ・ごぼうチップサラダです。
昨日、調味料についてお知らせしましたが、子どもたちからも時々質問されますので、今日は塩についてお答えいたします。 学校給食で使っている塩は食塩に代表される精製塩です。食塩のよいところは、さっぱりした味でクセがなく、素材を生かすことができるほか、何の料理にも合い、値段も安く安定しています。食塩は「イオン交換膜式」という方法で海水からつくられています。現在、日本で流通している塩の種類は、日本近海からつくる国産の塩・外国などから輸入した天火塩を溶かして結晶させた再加工塩・海塩・岩塩・湖塩などがあります。塩も今ではたくさんの種類があります。子どもたちから質問があるということは、きっと、ご家庭ではいろいろな塩を使っていらっしゃるのではないかと思います。 これからも給食室にいろいろな声を聞かせてください。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、ソース焼きそば・牛乳・きゅうりの中華味・キャロットケーキです。
今日のソース焼きそばの中には、豚肉・たまねぎ・にんじん・キャベツ・もやし・にら・あおのりが入っています。味は、塩・こしょう・トンカツソース・ウスターソースです。豚肉などは調理する前に、肉の臭み消しと肉の旨みを引き出す意味も含めて、酒を振りかけてから使っています。今日の焼きそばの中に入っているたまねぎは、新たまねぎが使われています。この、新たまねぎは、たまねぎを通常より早く、収穫して乾燥させないで出荷されるものです。新たまねぎの種類も「黄たまねぎ」「白たまねぎ」がありますが、水分が多く、やわらかいために辛みが少ない分、甘味が強く感じられます。栄養価は通常のものとあまり変わりませんが、生のままでもサラダなどに手軽にご利用いただけます。この、新たまねぎは3月〜6月くらいまでの限られた期間食べることができます。すでに、店頭には出回っていますのでご紹介いたしました。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月10日(火)
今日の給食は、カレーライス・牛乳・福神漬・野菜の甘酢かけです。 今朝も給食室では、サラダ油・バター・小麦粉・カレー粉を30分位かけて炒めて、カレーのルーを作りました。カレーライスは、月に1度は必ず登場するメニユーですが、学校給食のカレーの味は独特のようです。鶏ガラでスープをとった中に、主な野菜であるたまねぎ・にんじん・じゃがいも入れてあります。「ベーコンや豚肉もとろけるようでした。」とホームページをご覧頂いている方から感想をいただいたこともあります。 その他にも、にんにくをはじめとして沢山の食材が使われていますが、この中に調味料として使われるトマトピューレがあります。トマトピューレは、完熟のトマトを3分の1位まで煮詰めて裏ごししたものです。元々は、トマトを保存するためにつくられたものですがカレーの中にも欠かせない調味料になっています。ピューレに使う原料のトマトは加工専用の品種で、濃い赤色をした完熟のトマトが使われます。トマトに含まれているたくさんのグルタミン酸が他の旨み成分といっしょになると美味しさが一層増すのです。 ピューレの他に、りんご・フルーツチャツネ・しょうが・ソース・しょうゆ・粉チーズ・塩・こしょう・白ワインなども調味料の一つと考えて使っています。 さらに、カレーの味を美味しく後押ししてくれるもの。それは、分厚い鉄釜です。余熱の必要な煮込み料理に大きな力となっています。これは学校給食ならではの物かもしれません。 給食一口メモでした。 今日の給食 〜一口メモ〜
5月9日(月)
今日の給食は、ごはん・牛乳・魚(生鮭)のみそマヨネーズ焼き・野菜のごまだれかけ・ぶどう豆です。 今日の野菜のごまだれかけの中には、白すりごまと白ごまが使われています。ごまは今健康食品として注目されていますが、ごまにも「白ごま」・「黒ごま」・「金ごま」とあります。ごまには、栄養学的に不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸・たんぱく質・ビタミンE・ビタミンB群・カルシウム・鉄・ミネラルを豊富に含んでいます。特に脂質に含まれる「ゴマリグナン」の中には、皆様がよくご存じのセサミンが多く含まれています。 セサミンには、強い抗酸化作用・肝機能の改善・悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化を防ぎ血圧を下げることなどの効果が解明されています。ごまは、少しずつ続けて食べることが理想です。ごまの皮は固いので炒ってあるものでも、食べる直前に「する」ことで体への吸収がよくなります。 また、バンバンジーソースは、練りごま・しょうゆ・酢・さとうで美味しいソースになりますが、ご家庭では、今風にラー油をお好みで加えてもよいでしょう。 給食一口メモでした。 |
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