「いじり」と「いじめ」
校長による3年生の面接練習2日目です。
3年生のみなさんには「いじめ」について必ず聞いています。今日はある生徒から、次のようなことをききました。 「『いじり』はいじめになるのか分からないが、よくないことだ。」 「いじり」とは、特定の人をしつこくかまうことなどを言います。いわゆる「いじられている人」は、決して気分がよいはずがありませんね。「いじり」からいじめへとつながることも十分に考えられます。どちらにしても、相手がいやだと思うことをしてはいけないのです。 このように、3年生のみなさんと話をしていると、いろいろなことに気付かされます。とてもよい時間です。 部活動もがんばっています写真は男子・女子バスケットボール部の練習後、玄関でミーティングをしているところです。先輩たちの「心」を受け継ぎ、夏休みの練習に汗を流しています。 さて、1学期の終わりに、出張から帰校すると、玄関で1年生の女子2名が「土用の丑の日っていつだろう。何で毎年変わるのかな。」と話していました。給食で「あなごちらし」が出た日の午後でした。私は「調べておくから。」と言って、そのままになってしまいました。 今年の土用の丑の日は、7月27日(金)です。土用は春夏秋冬の年4回ありますが、特に夏の土用を言うことが多く、夏の土用の間のうち、十二支が丑の日のことをいいます。その日になぜウナギを食べるようになったのかは諸説ありますので、調べてみてくださいね。 夏休み、初めての月曜日写真左は、3年生の補習授業のひとコマです。とても集中していて、教室に入るのを少しためらったほどでした。みんな学力の向上をめざしてがんばっています。 写真中央は、面接練習の会場(校長室)の」雰囲気です。ある生徒に「いじめをどう思いますか」と質問したら、「駒沢中学校では、校長先生が『いじめは許さない』と言ってくれたので、安心しています。」という答えが返ってきました。また、他の生徒に「大事にしている言葉は何ですか。」と質問すると、「あきらめないことです。いつも校長先生が『あきらめない心』と話をしてくれるのと同じです。」と話してくれました。みなさんよく話を聞いてくれているのだと感心し、たいへんうれしかったです。どの生徒も、身だしなみ、受け答え、立ち居振る舞い、すばらしいです。 写真右は、トイレ工事の足場です。校舎内だけではなく、外壁からも工事をします。はやく新しいトイレになるといいですね。 盆踊り大会男子バレー部、感動をありがとう心がふるえるほど感動するなんて、1年間でもそうあるものではありません。選手のみなさんを応援していて、目頭が熱くなりました。 ベンチで応援してくれた仲間たち、声がかれるほど声援を送ってくれた女子バレー部と3年生女子、保護者のみなさん、そして、指導してくださった先生方、本当にお疲れ様でした。 選手のみなさん、これまでの努力は決してむだではありません。胸を張って行きましょう。 男子バレー部都大会、2回戦快勝第2回生徒会サミット平成24年度1学期終業式以下は終業式での校長の話です。 1学期は、授業や行事でがんばるみなさんの姿をたくさん見てきました。よくがんばりましたね。 さて、明日から夏休みです。昨年まで、世田谷区の中学校は、8月25日から2学期が始まっていました。今年からは9月1日から2学期が始まるようになったので、夏休みが長くなりました。 夏休みを数えると44日間、時間に直すと1056時間になります。そのうち3分の1は睡眠時間として、704時間が起きている時間です。 704時間をどう過ごすか、それはみなさん次第です。夏休みがなぜあるかというと、暑さをしのぐことが主な目的ですが、教育という視点から考えると、ふだん学校では体験することのできないことに挑戦することだといえます。 陶淵明という昔の文学者が、「歳月、人を待たず」と言っています。時の流れは待ってくれない、だから時間をだいじにせよ、ということです。のんびりしていると、あっという間に夏休みが終わってしまいます。 毎日やること、それは勉強です。夏休みはふだんとちがい、まとめて勉強できる期間ですから、合計で150時間以上勉強してください。 そのほか、読書、音楽、絵を描くことなど、ふだん学校では体験することのできないことに挑戦してください。部活動も熱中症に注意して、がんばってください。 ただし、人間はがんばってばかりではいけません。遊びも大切です。私は小学生の息子とお台場合衆国に行ってサウザンドサニー号に乗ることと、ナルトの映画を見に行く約束をしています。 がんばることと遊ぶこと、バランスをとりながら、有意義な夏休みにしてください。2学期の始業式で元気なみなさんに会えるのを楽しみにしています。 「歳月、人を待たず」覚えておいてください。 1学期最終日の授業これまで、「授業」を中心に記事を発信してきました。学校の一日のほとんどは授業です。これからも授業を大切にする学校として、よりいっそうがんばっていきます。 もうひとつの記事のコンセプトは「季節感」です。春の花の色、夏の美しい緑など、学校で見られる四季の彩りを感じてほしいと思っています。 なお、学校主事のお二人は、毎日植栽や施設の手入れをしてくれています。目立たないところで教育環境を整備してくれている方々にも本当に感謝しています。 明日から夏休み、生徒の皆さん、また2学期に元気な顔を見せてください。 本日は終業式です。生徒にとって、意義ある1学期間であったことを願っています。 また、夏休みも充実した日々を過ごしてほしいと思います。 1日1日を大切にできる人になってほしいと思います。 写真は、昨日の大掃除の様子です。 自分たちが1学期間お世話になった校舎をきれいにしてから夏休みを迎えます。(副校長) 朝のあいさつ運動挙手して発言する授業中央の写真は、1Cの社会です。実物投影機を使って、資料集の埴輪の写真を分かりやすく提示していました。 右の写真は、中庭の「緑のカーテン」の様子です。ゴーヤが育ってきました。梅雨も明け、夏本番です。 熱中症にご注意ください駒の学び舎生活指導主任会本校と駒の学び舎各小学校の4人の生活指導主任が集まり、 1学期の様子や夏休みの過ごし方について話し合い、共通の課題の把握し、小中学校が協力して解決していく方法を話し合いました。 また、小中の交流の活性化についても話し合いました。 よりよい子どもたちを育てていくためには、小中の連携は絶対に欠かせないと思います。(副校長) 授業公開、保護者会左の写真は、3Cの社会(公民的分野)の授業です。日本国憲法の前文から、3原則を読み取る内容です。数人の保護者の方が参観してくださいました。ありがとうございました。3年生になっても、先生の発問に対して「はい」と手をあげる生徒が多くいます。見ていてとてもよい雰囲気の授業でした。 右の写真は、1Cの教科「日本語」です。インターネットからリアルタイムで情報を映しながら、授業を進めています。生徒たちはテレビの画面に吸い寄せられるように、集中して学習できていました。 保護者会全体会での校長あいさつを紹介します。 不順な天候が続ています。今日も朝起きたときには雨、学校に着いたときには晴れ、今は曇りです。九州で記録的な豪雨があり、亡くなった方、被災されたに、心からお悔やみを申し上げます。 さて、1学期、何とか終わろうとしています。修学旅行や運動会を始め、いろいろな場面で保護者の協力、支援をいただきました。ありがとうございました。 この1学期、特に力を入れて進めてきたのは授業の改善です。駒沢中は、駒沢小、弦巻小、三軒茶屋小と一緒に、ICTを活用した授業の研究をしています。配布した資料に第7回世田谷区教育フォーラムのチラシがあります。7月27日に、本校の西川先生が、教育の情報化分科会で研究の実践報告をしますので、金曜日なのでむずかしいとは思いますが、時間のある方はご来場くださるとありがたいです。なお、この研究は、来年度に駒沢中学校を会場として発表することになっりましたので、ご協力をいただきたいと思います。 それから、いじめに関する報道が大きく取り上げられています。本校では、あのような不幸なことは絶対に起こさないという考えで、いじめ防止に取り組んでいます。これまでは3年生だけでしたが、今年の夏休みは全学年で教育相談を実施します。ささいなことでもよいので、気付いたことがあれば学校に連絡していただきたく、お願いします。 夏休みは事故のないことを願っています。2学期もまたご支援、ご協力をお願いして、あいさつとします。 生徒が登校する前の教室きちんと清掃がいきとどいています。 この教室は前日の美化委員会の点検で満点でした。 生徒たちは自分たちの教室・学校をとても大切にしています。(副校長) 英語と理数の授業中央の写真は、1年生の理科です。教科書を実物投影機で大きく映して説明しています。 右の写真は、2年生の数学、少人数の授業です。デジタル教科書の問題をスクリーンに映して、繰り返しの学習をしています。少人数なので、個別指導も充実しています。 2年生英語の発表あいさつ運動あいさつについては、先日の全校朝会でお話ししたとおり、コミュニケーションの基礎・基本です。全校朝会以降、生徒の皆さんのあいさつがよりよくなったと感じています。 あいさつ運動では、先生方も生徒と同じように元気なあいさつをして、学校全体で取り組んでほしいと思います。 やはり授業が大切です中央の写真は2年生の理科です。黒板に大きく「感覚器官にはどのようなものがあるか理解する」と授業の目標が示されています。その目標を達成するために、効果的にデジタル教科書が使われていました。 右の写真は1年生の国語です。やはり「目標 職業調べへのインタビューのしかたを学ぶ」と明示されていて、インタビューを実録したDVDを見ながら気付いたことをノートにまとめる授業でした。この後は、生徒の気付いたり考えたりしたことを、実物投影機やパソコンを使ってで生徒が発表する言語活動を期待しています。 |
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