朝会では、戦場が原の名前の由来となった伝説から想像力をもつことの大切さとラムサール条約に登録された戦場が原の豊かな自然をこれからも私たちが守るらねばならない責任について話しました。

今朝もよい天気です。
木々に囲まれた宿舎の朝は、思い切り深呼吸をしたくなるすがすがしさがあります。
朝会のため、外に出てきた子が「空気が気持ちいい」とつぶやいていました。
昨夜は、ずいぶん遅くまで起きていた子もいたようですが、今朝の表情はみんな元気なようです。

さあ、就寝時間ですが…
日光初日、まだまだ寝ないんだろうな？
これからの友達とのナイショ話が楽しかったり、思い出に残ったりするんです。
体調を崩さぬ程度に、いい思い出をつくりましょう！

生活班の班長が集まり、先生からこれからの予定や確認事項について話を聞きます。
各班長は、責任をもって友達に伝えます。

夕食のあとは、日光の伝統工芸、日光彫りに挑戦します。
あらかじめ学校で考えてきた自分のデザインをに日光彫り特有の彫刻刀で表現していきます。
写真立てやミニアルバム、ペン立て、手鏡、お皿などの材料に一生懸命彫っていきます。

一人一人のお風呂の使い方も立派です。
さらにお風呂担当の子たちが、風呂桶の整理や脱衣かごのあとしまつ、忘れ物チェックなど責任感をもって取り組んでいます。

待ちに待った夕食の時間です。
みんな、元気にもりもり食べてます！
食べきれない子には、いろいろなおかずをバランスよく食べるよう声をかけています。

東照宮から徒歩5分で三日間お世話になる東観荘に到着です。
開室式では、司会の子も児童代表の子もしっかりとした態度で臨めました。
避難訓練も多くの班が私語せず、しっかり取り組めました。

家康公の墓所の入り口では、有名な左甚五郎作 眠り猫が迎えてくれます。
小雨が降り始めましたが、予定に影響はありません。
墓所までの階段の数を数えて息を切らしてお参りします。

世界遺産 日光東照宮に到着しました。
現地ガイドさんの詳しい説明を聞きながら私たち日本人が築き上げた文化に触れていきます。
陽明門は来年以降、修復に入り見られなくなるそうです。
今年の子たちは、幸運でした。

トロッコで坑内に入り

足尾銅山を
見学しました。

年代別の掘削の様子も
知ることができましたな。

足尾銅山内は
天然クーラーで
涼しかったです。

考える足尾銅山の銅採掘の様子をトロッコ列車に乗って見学する「足尾銅山観光」です。
300年以上に渡り、日本の発展を支えた足尾銅山。その影で深刻な公害被害も起こりました。
坑道の中は、ひんやりと涼しくある子は「冬は大変だっただろうね。」と往時に思いを馳せ、感想をつぶやいていました。

坑内に
トロッコ電車で移動です。

足尾に入りました。

うだるような暑さですが
風は東京より爽やかで

砂防ダムから吹く風が
涼しく感じます。

昼食をとり

今から足尾銅山です。

予定より30分ほど早く、足尾銅山親水公園に到着しました。
記念撮影をして、早速、お弁当タイムです。
どの子のお弁当もみんな美味しそう！
ロンドンオリンピックにちなんで可愛くイギリスと日本の旗を飾りに付けてもらった愛情いっぱいのお弁当もありました。

かわいいクマのぬいぐるみを音楽に合わせて回す「爆弾ゲーム」の罰ゲームは、一曲熱唱！
「ぞうさん」、「どんぐりころころ」、「校歌」、「運動会の歌」などみんなの手拍子に合わせて、罰ゲームになっちゃった子たちが熱唱しています。

バスの中では
レク係さんが考えた
レクが繰り広げられています。

はじめはクイズ。

なかなか難しいです。

（6年生 日光林間学園）

最初の休憩スポット羽生パーキングエリアに到着しました。
蒸し暑い１日ですが、みんな元気な様子です。

１号車のバスも関越道自動車道に入り、レク係によるクイズ大会が始まりました！
なかなか難しいクイズに子どもたちだけでなく、大人も頭をひねっています！

6年生の日光林間学校がスタートしました。
日光林間学校は、誰にとっても大人になっても忘れられない学校生活の思い出の一つです。
世界遺産 日光の自然と文化に触れ、友と過ごすかけがえのない二泊三日を過ごしてきます。
わずか三日間ですが、東京に戻った子どもたちの目には、見慣れた街が違ってみえるほど成長して帰ってくることと思います。