お雑煮って・・・?
お雑煮の起源には諸説があります。「元来は武家社会における料理であり、餅や野菜、乾燥食品などを一緒に煮込んだ野戦料理」だったという説があります。また、江戸時代に尾張藩を中心に菜っ葉と餅をいれて、「「名(=菜)を持ち(=餅)上げる」という縁起担ぎをしていたという話もあるそうです。
また、丸餅を食べる地方、味噌を入れる地方、出雲地方に残る小豆を入れる地方、醤油をベースにした地方など、様々なお雑煮が存在します。 関東は「カツオ節やコンブでだしをとり、しょうゆで味付けした汁で、焼いた餅の香ばしさやだしの風味を味わうシンプルなお雑煮」だそうです。その違いをもたらしたものは何なのかしらべてみるのも面白いです。 お正月の習慣にも、まだいろいろな謎が含まれていますね。 お正月って・・・?
正月の語源を調べてみると、諸説あります。よく言われているのが「政治に専念した秦の始皇帝の誕生月を政月(せいがつ)といい、それから正月になった」という説ですが、それに異をとなえる説もいろいろあります。
また、「正しい月とは新年がはじまる最初の月と言う事。新年は、太陽が一番影を伸ばす冬至を起点として設定してきた。だから冬至から最初の新月に当たる日が何日になるかを調べ、天子が正しい月を決めた」 しかし、「周王朝時代の魯国の歴史書『春秋』に「隠公元年春王正月」というきじゅつがある。この年は紀元前722年に当たり、始皇帝より400年以上前なので、始皇帝説はおかしい」という記述もあります。 結局、今一つはっきりしません。どちらにしても、語源を調べてみるのはとても面白いことですね。 新年おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。 |
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