第65回 卒業式例年より早く咲いた桜が門出を祝福するようなこの日、第65回卒業式が行われました。 担任の呼名に対して一人一人がしっかり返事をし、卒業証書を受け取りました。 気持ちのこもった卒業生の歌がとても感動的でした。 3年生 お茶会教科「日本語」の日本文化の授業の一環として、8名の地域の方々を講師としてお招きし、茶室でお茶会をおこないました。 お茶を点てる模範演示のあと、所作を学び、互いに一服のお茶を点てました。 3年 理科 放射線についての授業古田先生は、1975年東大工学博士、IAEA専門職員や東洋大学国際地域学部教授、日本原子力学会教育員会委員といった要職を歴任した放射線安全・被爆管理、放射線計測等の専門家です。 実験では、放射線の測定・遮蔽物や距離によって、放射線の強さがどう変化するかを測定器を使って実験を行いました。 講演では、身近にある放射線について、放射線のしくみ、放射線の人体への影響等についてお話していただきました。 また、講演では、それぞれの進路にすすむ3年生に対して「前向きにプラス思考を」「喜寿の今でも、未だに自分探しをしている。自分探しは時間がかかる。まずは自分試しを」といったエールを送って下さいました。 薬物乱用防止講演本日6校時、警察署の方をお招きし薬物乱用防止の講座をしていただきました。実際の薬物の映像を使用しながら、未成年への薬物の蔓延の状況・薬物の本当の怖さを生徒たちはしっかり心に焼き付けていました。 「1回だけなら」「少しぐらいなら」最初のそんな好奇心が薬物の地獄へのスタートラインです。1人1人が薬物に対する正しい知識を持ち、「絶対にダメ」「絶対にしない」という自分の心への宣誓の機会に今回の講座がなったことは間違いないでしょう。 2年生 職場体験 発表会職場体験(11月28日〜30日実施)について、インタビューした内容や、職場体験で学んだことなどを、写真や動画を交えて一人一人が発表しました。 緊張のなか、どの生徒もたいへんりっぱな発表でした。最後に近藤先生が講評で、「全員に拍手を送りたい」というと、見にいらしていた保護者の方が、大きくうなずきました。 可能な限り自分たちで職場をみつけ、大人の中で仕事をし、それをまとめて学年全体の場で発表する。生徒にとってとても貴重な経験であり、ひとまわり大きくなった2年生の姿を見ることが出来ました。 百人一首大会〜一学年〜「小学校のとき、学年で1位だったんですよ!」「小学校の時なんて、やってないよ〜」と、経験値は人それぞれ。それでも、大日方先生の読み上げる声が聞こえると、皆真剣な眼差しに。緊張の中に響き渡る「はいっ!」の声と、大歓声がつくる雰囲気は、鳥肌物でした。あっという間に大会は終わり、教室へ戻ってゆく生徒は皆満足そうな表情。また来年も、大盛況の大会を期待します。 三校合同学校協議会はじめに、『「世田谷教育ビジョン」第三期行動計画について』をテーマに世田谷区教育委員会事務局から2名の方を迎えて出前懇談会が開かれました。学校の安全対策や、世田谷9年教育について、保護者・地域の方から、意見が寄せられました。そのあと、なかたまの学び舎の活動および各学校の活動状況についてそれぞれの校長から報告がありました。 あいさつ運動14日の成人の日に降った雪が残る中、3学期のあいさつ運動がおこなわれました。こごえる寒さの中でも、小学校の児童・保護者、中学校の生徒の元気なあいさつで、明るい一日がはじまっています。あいさつ運動を通じて、日頃の学校生活でも自然とあいさつが出来る生徒が増えていくことを願っています。 道徳授業地区公開講座「命の尊さ・生きる・強い意志」を主題として、2校時目に各学級で道徳の公開授業、3校時目に又野亜希子氏をお迎えしての講演会が行われました。 交通事故で車いす生活を余儀なくされた体験を通して、「命の強さを信じたい」「一人一人の違いを認める人になってほしい」「人をそしてなにより自分を大切にしていってほしい。」という又野さんのメッセージが生徒に強く伝わりました。 学校公開週間・学芸発表会(展示)同時に、12日まで格技室で、学芸発表会(展示)が行われ、9日から18日まで2階渡り廊下に「なかたまの学び舎」の合同作品が展示されています。 これまでの学習成果が一堂に集められ、様々な分野の作品を展示しています。玉川小学校、中町小学校の児童の皆さんも訪れ、中学生の作品に見入っていました。 第2回 学び舎研修会なかたまの学び舎の教員が一同に集まり、第2回の学び舎研修会が行われました。 「学び舎における豊かな知力の育成に関する計画」を受けての授業実践報告を各自持ち寄り、各教科部会に分かれて話し合いを行いました。 よりよい授業をめざして実践を踏まえての有意義な話し合いとなりました。 地震予知はなぜ不可能か中央大学名誉教授・理学博士の鈴木隆介先生をお招きして、地震予知の現状に関して講演していただきました。 講演内容は、第1部「地震予知はなぜ不可能か」、第2部「私たちの通う玉川中学校付近の地形について」の2部構成で、様々な資料を活用しながらお話頂きました。 講演後の生徒アンケートでは、「地震予知が不可能だとという意見の十分な具体例を提示され、心から理解することができました。昨今、緊急地震速報を知り、それによってすぐに避難すれば良いという安心感を持っていましたが、それは気休めになっていただけかもしれません。最終的に自分を守るのは自分しかないということ、日頃の避難訓練がやはり大事なんだと真剣に取り組まなければいけないんだと思いました。」「私たちは地震について正しい知識を身につけ、間違った情報に惑わされず、地震の恐怖を忘れずにおこうと思います。」といった感想が寄せられました。 3年 ストレスマネジメント講習会「ストレスマネジメント講習会」という新しい取り組みを3年生に行いました。「ストレスマネジメント」とは「ストレスを自己管理する」こと。ストレス社会と言われる現代において、自分のストレスと上手に付き合えるスキルを身につけることはとても大切です。今回は臨床心理士の倉田知子先生をお招きして、ストレスの仕組みを学び、実際に体を動かしながらリラックス法を体験しました。少し戸惑いながらも、体を動かし始めると一つの動きをするたびに「眠くなってきた〜」と言う人も。3年生、なかなか上手に体と心をほぐすことができていたようです。感想の中に、「リラックスして」と言われるけれど、どうすればいいのか分からなかったので今日の講習を受けてよかった、という人や、今日の体験をこれからの生活で実践していきたい、という人がたくさんいました。不安やプレッシャーに負けず、ストレスを上手に発散し、心と体のバランスをとって、必要な時に自分の力を120%発揮できるようになって欲しいと思います。 2年 職場体験始まる今年は自分の意思で職場を探し、事業所と折衝するところから行っています。この体験を通して、社会人としてのマナーやルールを身につけ、子どもたち一人一人が働くことの意義を理解し、自己の生き方を考えるきっかけとなってくれればと期待しています。 朝の落ち葉はき落ち葉はきは以下の日程で行われます。 1年生 11月27日、30日 12月4日 2年生 12月5日、7日 3年生 11月28日、29日 12月6日 1年生 歯科講話本日は長年、校医としてもお世話になっている歯科医の澤先生をお招きし、歯に対する意識の向上と歯の健康について、1年生が5・6時間目に歯科の講話をしていただきました。はじめにビデオで歯の大切さを学んだ後は、実際に自分の歯を染め出し、自分が普段磨けていない部分を顎模型にチェックしました。 普段は何気なく行ってしまう歯磨き。この講話を通して、正しいブラッシング方法を知ることができたと共に、生涯を通して歯との向き合うことの大切さを再確認する貴重な機会になったのは間違いないでしょう。 玉川中学校の校長先生と語る会「玉川中学校の校長先生と語る会」が中町小学校で行われました。これは、「なかたまの学び舎」の小学校の保護者の方に、玉川中学校のことをもっと理解してもらおうとはじめたものです。玉川小学校では、6月12日(水)に実施しています。 中町小学校の保護者の方が30名ほど集まりました。遠藤校長による玉川中学校の生徒の様子や教育活動についての話のあと、生徒会役員が自分たちで作ったスライドを使って学校紹介を行いました。 深沢高校 和太鼓部深沢高校の和太鼓部を招いての訪問授業が行われました。 授業は、顧問の小藪先生の「心臓の鼓動と太鼓の鼓動が連動する響きが人を感動させる」というお話から始まりました。太鼓部の生徒の指導のもと、約40名の本校生徒が実際に演奏体験をしました。天にある太鼓を打つつもりで、腕をまっすぐあげ、振り下ろす。拍に合わせて打つだけで、一つの音楽となっていきます。 体験のあと、4曲披露していただきました。3曲目では、卒業生の宮田さんが、皆を引っ張る重要な役であるセンターを勤めました。4曲目の「勇猛心」では、東日本大震災で被害にあわれた方々への思いが込められていました。 生徒からは、「人の声や太鼓の音が体の中に響いてきて手に汗握る演奏でした。」「演奏している人たちがすごく楽しそうに打っていたのでいいなあと思いました。」「実際に体験してみて腕はもちろん辛かったけれどもっと辛かったのは足の方だった。簡単そうで一つも簡単ではなかった。」といった感想が寄せられました。 第2回 ほんわ会図書室に響く生徒たちの拍手の中、第2回ほんわ会は幕を閉じました。 今回の本の中の主人公は、宮沢賢治。日本随一の文学者の素晴らしい作品を、さらに際だたせる語りに、生徒たちは聞いていながら本の世界に引き込まれてしまいそうでした。普段、自分で本を読む時には味わうことのできない、人から伝わる「生きた言葉」を一言一言噛みしめられたのではないでしょうか。 終了後の生徒からは、「次回が楽しみ!」との声。若年層の本離れがクローズアップされ、豊かな心がどんどん削られる現代 そんな時代の中で、心温まる読書の雰囲気に何か懐かしささえ覚える、落ち着いた時間を過ごすことができていました。 ロードレース大会振り返ればロードレースの約一週間前・・・早朝にもかかわらず、校舎の周りを一生懸命走る生徒の姿が消えることはありませんでした。1年生、2年生、3年生、おのおのがさまざまな感情を心に秘め、朝練習・自主練習を積み重ね、今日の本番を迎えました。 心地よい秋晴れ、清々しい風が吹き抜ける中、遠くにそびえ立つ富士山の絶景を眺めながら、生徒は不安と期待を入り交じりながら、はやる気持ちを抑えてスタートラインに立ちました。「勝ち負けよりも大切なものがある。それは、自分のしっかり向き合って走りきること。」校長先生のこの言葉を胸に問いかけながら、みんなの待つゴールを目指してくれていました。 もちろん順位はつきます。遅い早いもあります。でもそれ以上に、誰も手を抜かず、直向きに持てる全力を出した走りは、将来つまずきそうになった時・心が折れそうになった時、それを乗り越える1歩が踏み出せる大事な土台になったのは間違いないでしょう。このロードレースで頑張れた自分に自信を持ち、これからの学校生活にも活かしてほしいものです。 最後に、生徒の皆さん、本当に今日はお疲れ様でした! |
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