校長先生の話
6月2日(月) 地域の方からの手紙
地域の方から、心あたたまるお手紙をいただきましたので、紹介しました。今年2月の大雪の後、雪かきをして駐車場に集めた雪を、お年寄りの方がくずしていた時、本校の5年生(現6年生)が、「おばあちゃん。大変そうだから手伝うよ。」と言って、一緒に手伝ってくれたとのことです。ランドセルを背負っていたので、「お家の方が心配するから…。」と言ったら、その子は、一度お家に帰って、自分の雪かきを持って「これならたくさん雪がかけるよ。」といって、いつまでも手伝ってくれたとのことです。この方は、退院したばかりで体調が思わしくなく、不安な思いでいらっしゃいました。そんなときに、自分のために一生懸命に手伝ってくれるこの子の姿を見て、とてもうれしい気持ちになったとのことです。この方は、「大人でも、困っている人に声をかけることは、かなり勇気のいることなのに、このお子さんは、優しい気持ちで、自然にこのようなことをしてくれました。」と、大変喜んでいらっしゃいました。 この日の話は、全校児童がとても集中して聞いていました。相手を思いやる気持ち、声をかける勇気。この子どもの優しさあふれる行動から、たくさんのことを学ぶことができます。 鉄棒検定4年生 教育センターへ |
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